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![Super-Takumar 50mm F1.4 Super-Takumar 50mm F1.4](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/j0/yc/Qd/square_with_white_background_medium_j0ycQd.jpeg?1681884237)
Super-Takumar 50mm F1.4
M42マウント
オールドレンズを選ぶ際に最初の一本として、Heliosと並び有名なSuper-Takumar。その中でも人気の高いレンズの一つがSuper-Takumar 50mm F1.4です。美しいボケと黄変したレンズのレトロな写りが魅力です。そんなSuper-Takumar 50mm F1.4の特徴や作例、中古市場についてご紹介いたします。
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FUJIFILM X-T2
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オールドレンズ の代表格として愛される銘レンズ
![SONY α7C / Super-Takumar 50mm F1.4 SONY α7C / Super-Takumar 50mm F1.4](https://img.one-scene.com/uploads/image/image/GA/IJ/kh/GAIJkh.jpeg)
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55mmF1.8と並び、オールドレンズの中でも人気の高いSuper-Takumar50mm F1.4。いざ購入しようとすると疑問に思う黄色いレンズの謎や貴重とされる前期モデルについての説明を交えながら、本レンズの魅力をご紹介いたします。
1.黄変するアトムレンズ
Super-Takumar 50mm F1.4は、製造後期になってからトリウムレンズという放射性物質を使用した光学レンズが使用されるようになりました。ファンの間では別名アトムレンズと呼ばれています(人体への影響は無いとされています)。
アトムレンズは経年劣化によって黄色く変色してしまうため、写真全体が黄色いフィルターをかけたようになってしまいます。あえて黄色いまま撮影して、オールドレンズらしいレトロな雰囲気を楽しむという方も多いですが、デジタル一眼などの設定でホワイトバランスを調整することで軽減することができます。
![黄変するアトムレンズ 黄変するアトムレンズ](https://img.one-scene.com/uploads/image/image/bj/hW/j2/bjhWj2.jpeg)
2.貴重な前期モデル8枚玉
Super-Takumar50mm F1.4は、製造前期と後期で仕様されているレンズの枚数が違います。
前期のレンズは6群8枚構成なので、「8枚玉」と言われています。後期になってからは6群7枚構成になり、「7枚玉」と言われています。前期といっても販売されていたのは1年間だけなので、希少価値が高く、市場にあまり出回りません。なので、コレクターを中心に人気が高く、高値で取り引きされています。
どちらも描写力などの性能にはあまり差はなく、柔らかな独特のボケは前期でも後期でも楽しめますが、前述した通り、7枚玉は黄変があるので、クリアなそのままの写りを求める方は非アトムレンズの8枚玉がおすすめです。
3.中古市場
50年以上前に製造されていたため、状態によって価格にかなり差があります。オンラインショップでは、7枚玉(後期)のモデルは、大体10,000円前後で流通しています。良い状態のものは、20,000円以上の値が付けられていることも多いです。8枚玉(前期)に関しては、製造数が少ないので価格が少し高く、大体15,000円前後で流通しています。
個体によっては、カビが生えてたり、動作がスムーズでないものもあるので、画像をしっかり掲載しているネットショップや店舗で実物を触って確かめてから購入すると安心です。
SONY、Canon、Nikon等のカメラでの使用について
Super-TakumarはM42マウントなので、SONY、Canon、Nikon等の異なるマウントのカメラで使用する場合には、マウントアダプターが必要になります。
その時注意していただきたいのが、フランジバックです。フランジバックとは、ボディのマウント面から映像面までの距離の事です。この距離が正しく守られないと、∞マークに合わせても遠くにピントが合わないなどのズレが生じます。オールドレンズの場合は、「オールドレンズ のフランジバック = カメラ本体のマウントのフランジバック+マウントアダプターの厚み」で計算します。
ミラーレス一眼は構造上20mm前後とフランジバックが短いので、アダプターの厚みで調整しやすく、Super-Takumarとミラーレス一眼との相性は良いですが、普通の一眼レフはフランジバックが40㎜台と長いので、Super-Takumarを使うのは厳しいです。
M42マウントはメジャーなマウントであるため、SONY、Canon、Nikon等のメジャーマウントであれば、それぞれ専用のマウントアダプターが販売されていますし、マウントアダプターとセットで販売されていることもあります。
愛用者の作例
![くろみつ きなこ くろみつ きなこ](https://img.one-scene.com/uploads/photographer/photo/u6/E0/Rd/square_small_u6E0Rd.jpeg?1674886670)
くろみつ きなこ
1990年生まれ。福島県出身。アマチュアカメラマン。知人に勧められてポートレート撮影を始める。週末カメラマンとしてインスタグラムなどのSNSをメインに活動する一方で、2019年「Enjoy Portrait展」など複数の写真展で出展。2020年 雑誌「フォトテクニックデジタル」ポートレート部門で優秀賞を受賞。不定期でカメラマンやモデルの交流会を開催。
お気に入りのレンズはSuper-Takumar 50mm F1.4とSIGMA 135mm F1.8 DG HSM|Artです。スーパータクマーの良さはやはり光の演出です。代名詞とも言える夕方の撮影では、幻想的な世界を演出してくれています。
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![SONY α7R III / Super-Takumar 50mm F1.4 SONY α7R III / Super-Takumar 50mm F1.4](https://img.one-scene.com/uploads/image/image/g8/uj/HS/g8ujHS.jpeg)
![SONY α7 III / Super-Takumar 50mm F1.4 SONY α7 III / Super-Takumar 50mm F1.4](https://img.one-scene.com/uploads/image/image/c8/18/iS/c818iS.jpeg)
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ユーザーレビュー
ボケが滑らかで美しいとの評価が多く寄せられていました。また、レトロな写りが楽しめ、オールドレンズの良いところが詰まったレンズと表現する方も多かったです。
その他には、後期型のレンズはとても黄色に変色しているが、全体的に温かみのある写真が撮れるという意見も多かったです。
まとめ
オールドレンズ最初の一本目として人気の高いSuper-Takumar50mm F1.4。美しいとけるような柔らかいボケや虹色のゴーストが出やすいと人気のレンズです。特に8枚玉と言われる前期型は希少価値が高く、憧れる方も少なくありません。
ふんわりしたボケとシャープな描写力、どちらも楽しめるSuper-Takumar50mm F1.4を手に、オールドレンズをとことん楽しんでみてはいかがでしょうか。
価格情報
![Super-Takumar 50mm F1.4 Super-Takumar 50mm F1.4](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/j0/yc/Qd/square_with_white_background_medium_j0ycQd.jpeg?1681884237)
オールドレンズ > 標準
Super-Takumar 50mm F1.4
中古: 7,700円
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SONY α6000(ILCE-6000)
58,500円(定額)で買い取ります
製品情報
カテゴリ | オールドレンズ |
---|---|
メーカー | その他 |
タイプ | 標準 |
マウント | M42マウント |
Super-Takumar 50mm F1.4に関するストーリー
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