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定額買取
PENTAX KF
PENTAX Kマウント
2022/11/25発売
2022年は多くのミラーレス一眼のニューモデルが発売された一方、一眼レフはほとんど発売されませんでした。そんな中で2022年末に発売されたのがPENTAX KFです。2022年に登場した唯一とも言える一眼レフ。PENTAX KFはどのような一眼レフとなっているのでしょうか。
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本体の買取額:52,500円(定額)
著者: enoF
2022年発売としては希少な一眼レフ
2022年はCanon、Nikon、SONYが続々とミラーレスを発売した一方、その3メーカーからは一眼レフは発売されませんでした。
SONYは元々フルミラを主力機種としてきたので当然ですが、Nikonも一眼レフ撤退こそ否定したものの、「ミラーレスに開発資源を集中する」と言っているので新しい一眼レフの発売は当分先となりそうです。
Canonはフラッグシップ一眼レフからの撤退を決めており、エントリーモデル、ミドルスペックの一眼レフの開発、発売は継続すると言っているものの、数年内に撤退するものとみられています。
そんな中で、「一眼レフ事業を継続する」と宣言したPENTAX。2022年は大手メーカーの一眼レフ新発売が0となりそうなところで、年末に滑り込むように発売されたのがPENTAX KFです。
PENTAX KFはK-1やK-3といったフラッグシップモデルに対して、スタンダードモデルという位置づけですが、一眼レフの肝となるペンタプリズムにはエントリーモデルにありがちなルーフミラーなどではなく、本格的なガラスプリズムを採用し、視野率100%となっています。
ペンタプリズムに、光学ファインダーにこだわるPENTAXだけにスタンダードモデルでもここは手抜かりありません。
その他の機能的にも、イメージセンサーにはローパスレスの約2424万画素のAPS-CサイズCMOSが採用され、ローパスレスらしいくっきりとした描写が魅力です。
ボディ内手ぶれ補正機構SRも搭載されているので、イメージセンサーをずらして複数の写真から高解像度写真を生み出すリアル・レゾリューション・システムにも対応。
ローパスフィルターレスによって発生しやすいモアレや偽色もSRを利用してイメージセンサーをずらしてこれらを防ぐローパスセレクターという技術も搭載されています。
さらに、赤道儀などなくてもに星を追いかけて、星を線ではなく点で撮影してくるアストロトレーサーにも対応。またカメラボディはしっかりとシーリングされていて、防塵防滴のみならず、-10℃まで耐える耐寒仕様となっています。
フラッグシップAPS-CであるK-3と比較しても機能面的には遜色なく、贅沢なスタンダードモデルとなっています。連写速度も約6コマ/秒、ISOも102400まで対応しているのでAPS-C一眼レフでの撮影を十分に楽しめるカメラです。
PENTAX KFが発売された理由とは
PENTAX KFはK-70が部品供給不足からディスコンとなってしまったことによってリモデルされたカメラです。
そのため、ほとんどのパーツがK-70と共通で内部パーツに多少の変更はあるかもしれませんが、見てわかる大きな違いは背面液晶が約103.7万ドットにアップしたという点になります。
背面液晶はどちらもバリアングル液晶で、サイズそのものは変わっていませんが、ベゼル部分が細くなっていることでK-70とKFの違いが見て取れます。液晶が変わったせいか、重量が4gほど変わっていますが、基本的な見た目に違いはなく、肩口のモデル名のバッジでしか見分けることは難しいでしょう。
しかし、物価高騰などで販売価格は4万円ほどアップし、カメラの扱いもエントリーモデルから「スタンダードモデル」と変わっています。
確かに背面液晶がより見やすいものに代わり、同梱の充電器もUSB PD対応のD-BC186に変わったことで充電速度も改善されていそうですが、リニューアルされたモデルならまだしも、K-70 ver.2.0の様なモデルで値上げもされていると少々コスパも悪く感じてしまう場合もあります。
しかし、昨今は一眼レフの発売自体が少なく、新しく一眼レフが発売されるということ自体に大きな意味があります。KFの発売には、単に部品不足からK-70が製造できなくなったことによる苦肉の策という理由以外にも、PENTAXがこれからも一眼レフを開発、販売し続けるというユーザーへのメッセージにも感じられます。
KFの発売で、PENTAX一眼レフの流れを維持したまま、その期間でK-70の真の後継機が発売されるのではという期待感も膨らみます。
そもそもK-70自体の完成度も高く、K-70がディスコンになり、購入できないのであれば、KF単体で見れば十分にコストに見合う魅力あるカメラといえます。
豊富なカラーとキットレンズから選べるKF
PENTAXといえば豊富なカラーバリエーションからカメラを選べることも特徴ではないでしょうか。K-3 Mark IIIはJet Black Editionという、ボタンガイドやロゴマークすら真っ黒で、外装で黒以外の部分はないとも言えるデザインが話題になりました。
PENTAX KFも一般的なブラックの他に、オリーブ、ストーン、クリスタルブルー、クリスタルホワイトというカラーバリエーションがあります。
クリスタルカラーは700台限定のプレミアムモデルとなっています。オリーブ、ストーンは数量限定でPeak Designのストラップが付属するなど、色だけでなく付属品、レンズも様々に選ぶことができます。
リコーイメージングストアから購入すればキットレンズも単なる標準ズームだけでなく、高倍率ズームや単焦点など様々なバリエーションがあります。
キットレンズとしては標準ズームのsmc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WRは初心者にも優しくすぐ使えるレンズでおすすめですが、せっかくならAPS-Cの望遠に強いというメリットを活かしてHD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR REを購入することもおすすめといえます。
PENTAXのKマウントは40年以上続く歴史あるレンズマウントで、KFも最新のレンズから、AFモーターがレンズ側にない古いレンズまで対応しているので、あえて標準ズームのキットレンズは買わずに標準域はオールドレンズの単焦点で楽しむという方法も可能です。オールドレンズを使うという点でいうと、ボディ内手ぶれ補正があるというのも心強い味方といえます。
ただし、AEについては電子接点のない古いレンズには対応していないので、そういったレンズを使う場合はマニュアルでの露出設定が必要となります。
とはいえ、古いKマウントレンズがマウントアダプターなどなしに、しかも、AFモーター非搭載のAFレンズも使えるというのはPENTAX一眼レフの魅力となります。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- PENTAXの発色が好きなので一眼レフ継続は嬉しい
- カラーバリエーションがPENTAXらしくて好感
- カスタムイメージモードが増えて、好みの写真が撮りやすくなった
- K1000みたいに長く愛されるカメラになって欲しい
- やはり視野率100%の一眼レフは見やすくて撮って楽しい
KFは一眼レフ継続販売へのPENTAXの意志の現れと捉えて前向きに考えるユーザーの好評価がみられました。
■ ネガティブレビュー
- K-70で発生した絞り制御ブロックの問題が解決したのか気になる
- 半導体、部品不足で仕方ないかもだが、値上がりはやはり残念
- 充電器だけでなく、カメラ本体もUSB-Cに対応してほしかった
- K-70から名前を新しくした意味がわからない
- AF測距点は11点ではなくもう少し増やして欲しかった
やはりK-70との比較で変更点が少なく値上がりした部分をネガティブに捉えるユーザーの声がありました。
まとめ
2022年新発売としては希少な一眼レフ、PENTAX KF。
基本的にはK-70が部品不足で継続販売できなくなったことからのマイナーチェンジモデルですが、そこからは一眼レフを続けるというPENTAXの意志が感じられます。KFの存在は光学ファインダーを愛する人にとって希望とも言えるでしょう。
K-70と比べれば値上がり感がありますが、防塵防滴や視野率100%の光学ファインダーなどKFのスペックを純粋にみれば十分な価値を感じることができます。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
デジタル一眼レフ > ミドル
PENTAX KF
新品: 86,909円 / 中古: 76,800円
新品: 79,600円 / 中古: 79,600円
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製品情報
カテゴリ | デジタル一眼レフ |
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メーカー | PENTAX |
タイプ | ミドルモデル |
マウント | PENTAX Kマウント |