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定額買取
Canon EOS R50
Canon RFマウント
2023/03/17発売
誰もが待っていたカメラ。そう言えるカメラがCanon EOS R50ではないでしょうか。フィルム一眼レフ、デジタル一眼レフからずっとエントリーモデル市場の中心だったCanonから、RFマウントのエントリーモデルがようやく登場しました。ミラーレス新時代のエントリーモデルEOS R50の実力はどのようなものなのでしょう。
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ボディ ホワイトの買取額:67,200円(定額)
著者: enoF
EOS Rエントリーモデルの実力とは
CanonにはEOS Kissというブランドがあります。
EOS Kissは、一眼レフといえばプロや一部の愛好家だけが使う高性能カメラというイメージを覆し、ただ家族写真などを手軽に高画質で撮りたいという人向けに、専門的な知識がない人でも手軽に撮影できる一眼カメラという新たなブランドイメージを作り上げました。
手のひらサイズの軽量ボディに、シャッターを押すだけで理想の写真に仕上がる様々なサポート機能はカメラ初心者でも簡単に扱える一眼レフでした。一眼レフというカメラ分野の、今まで入りにくかった門戸を大きく広げ、初心者でも手にしやすいカメラというイメージを作り出したのがEOS Kissです。
今回、フルミラ用に開発されたRFマウントを採用したAPS-Cミラーレス入門機として発売されたのがCanon EOS R50。今回はKissのブランド名は採用されず、EOS R二桁機として発売されました。
しかし、全体的な性能や機能面をみると従来のEOS Kissのブランディングを継承して設計されていることは明らかで、RFシステムでは一眼レフのEFマウントやAPS-CミラーレスのEF-Mマウントで発売されていたKissブランドに代わってEOS R50がその役割を担っていくようです。
EOS R発売当初こそ、RFレンズは選択肢が少なかったものの、EOS R50発売時点で30本以上のラインナップが出揃い、当初の高価格帯のレンズだけでなく、普及価格帯のレンズも増えてきました。
EOS R50の登場で、それらのRFレンズを使ってみたいというユーザーの入り口が広がり、それによってRFシステム全体が盛り上がるといった相乗効果が出てくるでしょう。
様々な撮影アシストを活用して
一眼レフでもミラーレスでもそうですが、自分のイメージした写真に仕上げるには、露光量を計算したり、ホワイトバランスを調整したりと様々な設定をしてシャッターボタンを押す必要があります。そのためにはそれなりの知識が必要となります。
EOS Kissシリーズでもありましたが、シーンセレクトによって料理写真はより美味しく、ポートレートはより人の表情を引き立てて、スポーツ写真は決定的瞬間を押さえやすくという機能は当然EOS R50でも充実しています。
EOS Kissから踏襲されている自動で美しい写真へと設定を最適化してくれるシーンインテリジェントオートはアドバンス A+という機能が追加され、夜景や暗所などでの撮影、マクロ撮影などでよりイメージに近い写真を少ない操作で実現できるようになりました。
さらに、EOS R50ではミラーレスならではの進化したAF機能が評判となっています。フルミラでは定番の人や動物の瞳にピントを合わせ続ける瞳AF機能や、乗り物、動物を検出し、追従してピントを合わせる機能などがエントリーモデルであるEOS R50にも搭載されています。
どんなに設定がうまくいっていてもピントが合っていない写真は失敗写真です。EOS R50に搭載された最新のAFはピントがずれて失敗しやすい子供や、初心者には難しい動いている乗り物にピントを合わせた撮影など、ピント合わせが難しいシーンでもAI制御によるAFがしっかり食いついて撮影してくれます。
動きものの撮影については被写体ブレガイドという機能も追加されていて、ファインダーにガイド表示が出ることで、流し撮りがしやすくなっています。
一眼レフ時代から更に進化した撮影シーンに合わせて自動的に露出を最適化してくれる機能と、ミラーレスならではの自動的に追従してくれる高性能なAFは高画質な写真をさらに身近なものにしてくれます。
EOS R50の撮影機能は、難しいことを考えることなく、シャッターを押すとイメージに近い一眼画質の写真を得られるという初心者ライクなカメラであるといえます。
ボディ内手ぶれ補正など一部の機能はリデュース
EOS R50はフルミラ譲りのAFなど上位カメラと同等の機能が多く採用されていますが、当然ですが一部の機能は非搭載となっているものもあります。
まず目立つところでいうとボディ内手ぶれ補正は非搭載です。EOS R50では手ぶれ補正はレンズ内手ぶれ補正に頼って撮影する必要があります。APS-C用のRF-Sレンズは今のところ手ぶれ補正機能ISを搭載しているので、それによって4-5段分程度の手ぶれ補正効果を得ることができます。
一方でフルサイズ用のRFレンズの中には手ぶれ補正機能を搭載していないレンズも多いのでその点は注意が必要となります。しかし、RFマウントレンズはボディとの協調制御で高度な手ぶれ補正を得られることを狙ったレンズが多く、ズームレンズはISを搭載したものがほとんどです。
単焦点レンズは光学系をシンプルに仕上げる為やそもそも明るいので手ぶれ補正の出番が少ないことからIS非搭載となっているものがほとんどなので、単焦点レンズを使う場合にはこの点は注意する必要があります。
また、EOS R50はデジタル一眼に初挑戦する人が迷わず使えるようにという配慮や、ボディサイズが小さいということもあり、ボタン類も極力シンプルになっています。
これについては、タッチパネル式の背面液晶を活用することとなります。EOS R50ではフォーカスポイントを変更する際、背面液晶をタッチ&ドラッグすることで直感的に操作できる機能を新たに搭載しています。これによってボタンが少ないことで生まれる操作性の悪さもさほど気にならない仕様となっています。
デジタル一眼の操作になれて、より高度な撮影にトライしたいという場合も、背面液晶を利用してスムーズに操作することが可能です。
RF-S55-210mm F5-7.1 IS STMは最良の選択肢
今回、EOS R50と一緒に発表されたのがRF-S55-210mm F5-7.1 IS STMというレンズです。このレンズは、標準域の55mmから210mm、35mm換算で約365mmという焦点距離をカバーするレンズです。
EFマウントでは55-250mmというレンズがありましたが、RFマウントではテレ端が210mmと若干短くなっています。RFマウントでは標準レンズも18-45mmと、EFマウントの標準レンズである18-55mmよりもテレ端が短くなっています。これはレンズの小型化を狙ったものと考えられます。
今回の18-45mmと55-210mmでは焦点距離のつながりは悪くなりますが、RFマウントでは18-150mmというレンズもあるので、この焦点距離のつながりの悪さはそこまで大きな影響はなさそうです。
EOS R50はコンパクトさに特化したファインダーレスのミラーレスではなく、一眼レフやEOS Rシリーズのボディ形状を踏襲したデザインになっていますが、大きさは一眼レフのKissシリーズと同じく手のひらに収まるサイズ感となっています。
フルミラ用のRFレンズは、どちらかというとコンパクトというよりも光学性能を追求したものが多く、そのままカメラに装着すると持ち運びに一苦労することもありますが、このレンズなら手軽に持ち出し、望遠撮影を楽しむことができます。
愛用者のコメント
私が撮る写真のほとんどが、子供とスナップ写真です。
構えてじっくり撮る事も好きですが、日常を過ごしていて「あっ今撮りたい!」と思った瞬間に撮る事が多く、カメラは常に近くに置き、子供とのお出かけにもいつもカメラを持ち歩いています。
子連れのお出かけは荷物も多くなり、そこに重いカメラも持つとなると大変。なので私がカメラを選ぶ条件には軽量さが欠かせません。
そんな私が選んだEOSR50は、小型で軽量。画質も良くAFがとても優れていて、急いで手に取りシャッターを切ってもしっかりとピントが合っている事に感動します。バリアングル液晶で自由に角度を変え られるのも便利で楽しいです。
どこにでも持ち歩きたくなり、写真がもっと身近に気軽に感じられるお気に入りのカメラです。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 上位機種から落とし込まれたAFはエントリーモデルとは思えない性能
- ついに10万円を切ってRFマウントレンズが手に入るとは
- 連写性能がもはやエントリーモデルではない
- Kissの名前がないことがRの特別感があって逆に選びやすくなった
- 大口径RFマウントなのにKiss Mよりも軽いというのは驚き
最新機種ということで、上位機種と同等やそれ以上の機能もあり、コスパはかなり高くなっています。
■ ネガティブレビュー
- 歩きながらの動画はISなしでは撮影できない
- 価格差を考えるとEOS R10との住み分けは微妙
- ボタンが少なすぎてカメラ慣れしてる人には操作性が悪く感じそう
- RF-Sレンズの選択肢が少ないのが残念
- Kissのブランドでこれを出さなかったことに驚いた
エントリーモデルということで、操作性などコストとトレードオフされた部分がネガティブ評価になるようです。
まとめ
毎秒15コマという、一昔前の一眼レフフラッグシップ以上の連写性能。APS-Cとしては既に発売されているどのカメラよりも高性能と評価される上位機種譲りのAF。エントリーモデルとは思えない高性能でありがなら、10万円を切る価格でRFマウントカメラが手に入るという魅力。
登場当初こそRFマウントカメラはプロ向けの高級ミラーレス一眼というイメージがありましたがEOS R50の登場でグッと身近なものになりました。
かつてEOS Kissシリーズが一眼レフを身近なものにして大ヒットしたように、EOS R50もRFシステムへの入り口として人気のカメラとなりそうです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ミラーレス一眼 > エントリー
Canon EOS R50
新品: 109,471円 / 中古: 89,800円
新品: 99,899円 / 中古: 89,800円
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ボディ ホワイトの買取額:67,200円(定額)
製品情報
カテゴリ | ミラーレス一眼 |
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メーカー | Canon |
タイプ | エントリーモデル |
マウント | Canon RFマウント |