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定額買取
Nikon Z8
Nikon Zマウント
2023/05/26発売
Nikonのミラーレスカメラ「Zシリーズ」のハイエンド機、Z8を紹介しましょう。Nikonのフラッグシップ機であり、ミラーレスカメラの新機軸的位置づけにもなったZ9がリリースされてから、初めてその意匠をフィードバックしたカメラとして、リリース前から抜群の注目度を誇った一台。備わっている機能はもちろん、Z9との違いなど詳しく解説していきます。
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著者: 山添 太
Nikon最高峰性能を手軽に扱える“リトル”Z9
伝統のFマウントの歴史に終止符を打ち、イメージサークルが大きく自由度の高いZマウントを用いたNikonのミラーレスシリーズは、秀でたレンズ性能こそ高い評価を得ましたが、本体が不振で、ライバルのCanonや先駆者のSONYに大きく遅れを取る形となっていました。
そんなNikon Zマウントシリーズの旗色を大きく変えたのが、2021年にリリースされたNikon初のミラーレスカメラによるフラッグシップ機Z9でした。
フラッグシップ機らしい縦位置グリップ一体型のボディにレスポンスの良さや堅牢性といった性能、そして、これまで当たり前にあったメカシャッターをなくしてしまうというセンセーショナルさ。もはやペンタプリズムも無くなって電子制御の塊となったミラーレスカメラに、アナログなメカシャッターが備わっているという得も言えない違和感を取り除くことに成功したZ9は、カメラファンからの高い支持を得て、苛烈なシェア争いのトップシーンに再び参加することになったのでした。
そんなZ9以降初のハイエンド機としてリリースされたのが、今回紹介するZ8。メカシャッターレスを採用した新フォーマットとなるのか、また「8」という数字から、一眼レフの名機「D850」を引き継ぐ超高画素機になるのでは? といった期待が寄せられる中、Nikonが出した答えはZ9とほぼ同等の性能を盛り込んだ縦位置グリップレスカメラというもの。
とてつもない画素数を期待していた人は残念だったかもしれませんが、それでも有効画素数4571万画素と充分高画素機です。画像処理エンジン、シャッター速度、連続撮影速度など、ほとんどの機能がZ9と全く同じという贅沢仕様。むしろ、Z9よりも小さくて軽いボディに詰め込んでいるZ8のほうがある意味優れているといえるかもしれません。
約144×118.5×83mmで重さ約910gと、Z9とZ7IIの中間に位置するボリューム。Z9のような縦位置グリップ一体型は、プロユースを考えると理にかなった仕様かもしれませんが、大きくて取り回しが悪く、またカメラケースやバッグなどとフィットしづらいという面もあるので、一般ユーザーには縦位置グリップレスのほうが都合が良いでしょう。別売りでグリップが用意されているので、必要に応じて選択可能です。
また、それによってバッテリーの容量がZ9よりも少ないこともZ9との大きな違いの一つ。そのかわり、Z7などと同じ規格のEN-EL15cを採用しているため、Z7やZ6からの乗り換え、または買い足しによるバッテリーの共有も可能。安心して導入することができます。
製品 | ||
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価格 | 新品: 491,600円 中古: 471,970円 | 新品: 640,000円 中古: 520,610円 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.9mm×23.9mm) | フルサイズ(35.9×23.9mm) |
有効画素数 | 4,571万画素 | 4,571万画素 |
連続撮影速度 | 最高約120.0コマ/秒 | 最高約120.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | [パワーセーブ(静止画モード)]が[ON]の場合:約340コマ [パワーセーブ(静止画モード)]が[OFF]の場合:約330コマ | [パワーセーブ(静止画モード)]が[ON]の場合:約740コマ [パワーセーブ(静止画モード)]が[OFF]の場合:約700コマ |
重量 | 820g | 1,160g |
発売日 | 2023/05/26 | 2021/12/24 |
ポートレート撮影に有益な新機能も
Z8初搭載の新機能はいくつかありますが、トピックスは「美肌効果」ではないでしょうか。これは、モデルの肌を不自然なくなめらかに整えてくれるという優れもの。効果は三段階に分かれており、OFFにして後からNikonの現像ソフトで後付けすることも可能です。
また、肌の色味だけを調節できる機能も備わっていて、モデルの肌色を調整してより魅力的な姿にすることもできます。肌の色で印象が大きく変わるので、ポートレートを趣味にしているユーザーには嬉しい機能。ポートレートといえばCanonの十八番で、むしろリアルテイストな画作りをするNikonのカメラは男性ポートレートで真価を発揮するようなイメージが強かったように思いますが、この機能によって、今後華やかな女性ポートレート撮影においてもNikonのカメラが大いに活躍することになりそうです。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 満足度の高い最高のオールラウンダー
- Z9を除くハイエンド機の中では群をぬいてレスポンスが良い
- Z9とボタン配置が似ているので、サブ機としても使いやすい
- 4軸チルト構造の背面液晶が使いやすい。
- 多機能なのに電池の持ちが良い
中身が人気のZ9とほぼ同等ということで満足度の高いレビューが多数。電池の保ちを気にする人も多いですが、Z9と同等の機能を持ち合わせている割には良いという意見も。省電力設計も徹底したカメラのようです。
■ ネガティブレビュー
- ボディに厚みがあって、ミラーレス感が損なわれている
- シャッターの電子音が気になる
- シンクロターミナルが無い
プロ〜エントリーまで幅広いユーザーが対象となる機種なので、細かい指摘が多数。プロユースも視野に入れている機種でシンクロターミナルを無くしている点は気になるところでした。
まとめ
Z9以降の最初のハイエンド機となったZ8。決して安価ではないカメラではありますが、Nikon最高峰のスペックを体感できる1台です。本体ならびに周辺機器の価格帯でZ9を諦めていた方や、Z9ほどのボリューム感はいらないけれど、Z7IIよりも高性能で頼りになる機種を待っていた方にはまたとないカメラと言えそうです。
著者
山添 太
編集者、ライター、カメラマン。出版社在籍中にカメラの面白さに魅了され、機材の収集、撮影、自家現像や自家プリントにもトライし、カメラ関連の特集や単行本も多数手がけるまでに。現在はフリーランスとしてカメラ関連をはじめ、趣味にまつわるジャンルで多岐にわたって編集・執筆。カメラマンとしての活動も積極的に行っている。
価格情報
ミラーレス一眼 > プロ
Nikon Z8
新品: 539,000円 / 中古: 484,800円
新品: 491,600円 / 中古: 471,970円
新品: 532,860円 / 中古: 479,340円
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例えば...
FUJIFILM X-T200
57,500円(定額)で買い取ります
製品情報
カテゴリ | ミラーレス一眼 |
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メーカー | Nikon |
タイプ | プロモデル |
マウント | Nikon Zマウント |
関連製品
製品 | Nikon Z8 (本製品) | |
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価格 | 新品: 491,600円 中古: 471,970円 | 新品: 640,000円 中古: 520,610円 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.9mm×23.9mm) | フルサイズ(35.9×23.9mm) |
有効画素数 | 4,571万画素 | 4,571万画素 |
連続撮影速度 | 最高約120.0コマ/秒 | 最高約120.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | [パワーセーブ(静止画モード)]が[ON]の場合:約340コマ [パワーセーブ(静止画モード)]が[OFF]の場合:約330コマ | [パワーセーブ(静止画モード)]が[ON]の場合:約740コマ [パワーセーブ(静止画モード)]が[OFF]の場合:約700コマ |
重量 | 820g | 1,160g |
発売日 | 2023/05/26 | 2021/12/24 |