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定額買取
Nikon Z9
Nikon Zマウント
2021/12/24発売
フルミラ時代に突入してから、一眼レフ時代にあったNikon、Canon二大巨頭といった印象がなくなり、SONY、Canonに押されて影が薄くなっていたNikon。しかし、Z9の発売でNikonが一気にフルミラの話題の中心へと躍り出ています。半年以上の入荷待ちともいわれている大人気フルミラ Z9の魅力をみていきましょう。
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著者: enoF
NikonがZ9でついにフルミラの主役に
一眼レフと比べて、大口径ショートフランジバックと言われるフルミラですがその中でも、Nikonは、Canon RFマウントやSONY Eマウントよりさらに大口径ショートフランジバックとなっています。
極端な言い方をすれば、RFレンズもFEレンズもマウントアダプターでZマウントに搭載できる物理的可能性があります。
もちろん、現実的にはマウントの嵌合部や電子接点の問題もあるのでほぼ不可能となりますが、CanonやSONYでは作れないレンズ設計ができるというメリットがNikon Zマウントには間違いなくあります。実際に、Zレンズの評判は非常に高く、フルミラレンズ性能は1番という評価もよく目にします。
しかし、カメラ性能において、SONYの様に他社に先行してフルミラを発売してきた優位性や、Canonのデュアルピクセルによる高速AFなどの突き抜けた性能のものがなく、Nikonフルミラは悪くはないが魅力に欠けると言った評価もありました。
そんな中で2021年10月末に発表されたZ9の性能は、一眼レフのD一桁シリーズを彷彿とさせる、これぞフラッグシップという魅力満載のスペックとなっています。フルミラフラッグシップというと、SONYはα1、Canonはフラッグシップとは明言していないものの縦グリ一体フルミラのEOS R3があります。
Z9はEOS R3と同じ縦グリ一体型ボディで、D一桁と同じタイプの大型バッテリーを採用。縦グリ別体のα1と比較するとレンズマウント位置が縦位置撮影でもバランス良く設計されています。
そして画素数はα1の約5010万画素に迫る、4571万画素と、縦グリ一体型フルサイズとしては一眼レフもふくめてトップクラスの画素数となっています。
動画は8K30pまで対応。将来的にはファームアップで60pまで対応とも言われています。
縦グリ一体型といえば、連写性能が重要視されますが、Z 9ではメカシャッターを使わず、完全電子シャッターとし、画質を落とせば120コマ/秒まで撮影可能です。
高速シャッターで気になるのが、EVFのブラックアウトですが、Z9はReal-Live Viewfinderという、撮影処理とEVF表示処理を同時処理する技術でブラックアウトフリーとなっています。EVFの見え方も従来のZシリーズ同様に好評で、約369万ドットと他社より控えめな数字ながら、フルミラ最高と称されます。
さらに従来のNikon Zシリーズから大幅に進化したと評価されているのがAFです。Z 7IIやZ 6IIからは段違いとも言われるAF速度で、被写体検出も人や動物だけでなく、乗り物など幅広く対応したことでこちらも大きな魅力となっています。
Z9の登場で、Zレンズはさらに輝きを増し、Nikonの魅力が詰まった撮影セットが完成しました。
製品 | |||
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価格 | 新品: 640,000円 中古: 520,610円 | 新品: 801,856円 中古: 581,640円 | 新品: 649,300円 中古: 418,000円 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.9×23.9mm) | フルサイズ(35.9×24mm) | フルサイズ(36.0×24.0mm) |
有効画素数 | 4,571万画素 | 5,010万画素 | 2,410万画素 |
連続撮影速度 | 最高約120.0コマ/秒 | 最高約30.0コマ/秒 | 最高約30.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | [パワーセーブ(静止画モード)]が[ON]の場合:約740コマ [パワーセーブ(静止画モード)]が[OFF]の場合:約700コマ | 430枚 | 620枚 |
重量 | 1,160g | 652g | 1,015g |
発売日 | 2021/12/24 | 2021/03/19 | 2021/11/27 |
Z9のセンサーは自社開発!?
NikonがフルミラでSONY、キャノンに遅れをとった大きな原因にCMOSが外注であることがあげられます。
もちろん一眼レフでもイメージセンサー、CMOSは重要パーツですが、フルミラは像面位相差などAF性能とも直結するのでさらに重要なパーツとなっています。更に、昨今では裏面照射型や積層型などの、より光を取り込める新しいCMOSが開発され画質の面でも重要になっています。
今回、Z 9では新開発の積層型CMOSセンサーが採用されています。少なくとも生産は他社に外注していることは間違いありませんが、開発を完全自社でしたのか、他社との共同開発なのかは不明です。
情報としては、SONYの特許使用許諾をとっているとのことなので、積層型CMOSに関するSONYの特許を使用している可能性はあります。ただ、Z 9に採用されているCMOSはα1を凌ぐほどの性能があり、それをSONYが許したのかは疑問です。
一説では生産はSONYではない会社の可能性もあげられているので、SONYの特許を使って、自社開発した技術を合わせて他社で生産している可能性は考えられます。
Z9がメカシャッターなしの完全電子シャッターとしたのもこの新開発のCMOSが大きく寄与しています。通常、電子シャッターはメカシャッターよりも幕速が遅いので、ローリングシャッター現象が起こりやすくなります。
しかし今回のCMOSではメカシャッターの幕速に近い読み出し速度を実現したことでメカシャッターは不要となりました。他社フラッグシップに比べて価格が抑えられているのはメカシャッター非搭載にしたとが間違いなく貢献しています。
CMOS技術で遅れがちだったNikonですが、Z9では明らかに他社に匹敵する技術となっています。
野鳥のレビューがかなり多めでZ 400mm f/2.8との組み合わせが良?
Z9のレビューや作例などを見ると、目につくのが野鳥を撮影した作品の多さです。
ポートレートでは肖像権が関係してくるのでアップし辛いということもあるのでしょうが、Z 9が野鳥撮影をはじめとしたネイチャー写真家に待望されたフルミラであることも要因としてあげられそうです。
自然の中で写真を撮る場合、カメラに求められるものは何をおいても信頼性です。Z 9にはD 6などのD一桁シリーズから培った高い信頼性があります。大型バッテリーによる長時間撮影はもちろんですが、嵐の中や砂漠でも撮影できる高い防塵防滴性、多少の乱暴に扱っても問題なく作動し続ける堅牢性があります。
電子シャッターのみのZ9ですが、センサーシールドが搭載されているので、レンズ交換時にCMOSが露出しないので屋外でも積極的にレンズ交換できるということもポイントでしょう。それに加えて、Z9で大幅に進化したフルミラ史上最高クラスともいえる高い動体追尾AFが自然界での撮影をサポートしてくれます。
そんなZ9はNIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR Sとの組み合わせが注目されています。すでにショールームで触って、Z 9との可能性を高く評価する声が聞こえてきています。
テレコン内蔵で500mm F4としても使えるので、野生動物を撮影するにはもってこいの組み合わせとなりそうです。
今発注して手に入れられるのは来年!?
半導体不足による品薄というのはカメラに限った話ではありませんが、大人気カメラのZ 9には2022年1月時点で、「次に購入できるのは10月」という噂があります。集めた情報から、事実を整理すると、家電量販店で「次回の入荷予定が10月」というのが正確な情報です。
Nikonからの出荷については1月にもあり、既に予約をしている人に対しては順次手元に届いている様です。ただやはり今から予約するとなると半年以上、場合によってはそれ以上待つ可能性はあります。
昨今、カメラの製品寿命は5年、10年と長くなっています。特に、Z9のようなプロスペックのカメラは、後継機発売が予想される4年後はもちろん、それ以上長いスパンでも十分使えます。
Z9はメカシャッターを使っていないのでシャッター寿命も関係なくなり、ボディは堅牢ということで、さらに長いスパンで使うこともできそうです。発売から1年以上経って購入したとしても、性能不足を感じさせることはなく、それから先も長く使えるカメラであることは間違いなさそうです。
愛用者のコメント
五感を研ぎ澄まし、シャッターを切る。そうすればこのカメラは応えてくれると思います。
僕はカメラ歴5年くらいで趣味で写真を楽しんでいます。今までD610、D850、Z 6とニコン機ばかりを使用してきました。主に風景、野鳥、そしてたまにポートレートを撮っています。
Z 9においてはさすがプロ機だけあって描写性能、AF性能においては不満は全くありません。野鳥を撮影している際、よく言われる「背景抜け」は確かにありますが、それくらいは撮影者が簡単にフォローできます。そして機能としてプリキャプチャも備え、連写速度も充分、おまけに動画でのクロップ撮影と至れり尽せりです。
Z 400㎜、Z 800mmの組み合わせで撮影していますが、撮影者次第で野鳥の表情や色んな瞬間を撮影する事ができます。
そして風景撮影においても不満なし。Zマウントレンズの描写力と相まって表現力は無限大です。自然が見せる一瞬の表情を映し出し、感動の光景を残すことができます。天の川撮影や、ヒメボタルなどの暗所撮影の際スターライトビュー、赤文字画面などと言う機能があり特に重宝しています。他人にも迷惑をかけることなく撮影に集中できます。
マイナス10度での雪山、雨の日、猛暑と、色んな場面で一年間使用していますが機材トラブルもなく使用しています。防塵防滴は個人的には本当にありがたいです。また、バッテリー容量が大きいので予備バッテリーを一つバックに入れておけば安心して一日中撮影を楽しめます。
機能がありすぎて使いこなせていない部分も多々ありますが、撮影者の気持ちまでも写し出してくれる相棒のZ 9に感謝して、これからも色んな四季を感じる作品を撮っていければと思っています!
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- Nikonらしい無骨なデザインが好印象
- グリップは深めでホールド感良好
- 安定のボタン配置で、一眼レフからの移行でも迷わない
- D6とくらべると超軽量で持ち運びやすい
- EVFにはスペックに現れない良さがある
従来の高いハード性能はそのままに、ソフトも大きく引き上げた部分に高評価が集まっています。
■ ネガティブレビュー
- D6と比べるとAFの迷いが気になる
- シャッター音が違和感ありまくり
- バッテリーもちはこまめに電源OFFなどの工夫は必要
- 縦位置グリップが少し窮屈
- 背面はチルトじゃなくてバリアングル液晶にしてほしかった
AFで一部低評価もありますが、これはコントラストAF特有のピント付近での前後移動が原因でフルミラでは仕方ない部分とも考えられます
まとめ
Z 9の出来というのは、Nikonの企業としての将来に大きく影響するものだったと言っても過言ではないでしょう。
一眼レフからフルミラへの転換期において遅れをとった感が否めなかったNikonですが、Z 9は今までD一桁シリーズを使っていたユーザーにNikonフルミラ移行を促すだけでなく、SONYなどに流出したユーザーを呼び戻す可能性もある出来となっています。
将来的なZマウントレンズの可能性も加味すれば、Z 9は半年以上待ってでも手に入れる価値のあるカメラといえます。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ミラーレス一眼 > プロ
Nikon Z9
新品: 677,000円 / 中古: 547,980円
新品: 640,000円 / 中古: 520,610円
新品: 645,540円 / 中古: 528,740円
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例えば...
FUJIFILM X-T200
57,500円(定額)で買い取ります
製品情報
カテゴリ | ミラーレス一眼 |
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メーカー | Nikon |
タイプ | プロモデル |
マウント | Nikon Zマウント |
関連製品
製品 | Nikon Z9 (本製品) | |
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価格 | 新品: 640,000円 中古: 520,610円 | 新品: 491,600円 中古: 471,970円 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.9×23.9mm) | フルサイズ(35.9mm×23.9mm) |
有効画素数 | 4,571万画素 | 4,571万画素 |
連続撮影速度 | 最高約120.0コマ/秒 | 最高約120.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | [パワーセーブ(静止画モード)]が[ON]の場合:約740コマ [パワーセーブ(静止画モード)]が[OFF]の場合:約700コマ | [パワーセーブ(静止画モード)]が[ON]の場合:約340コマ [パワーセーブ(静止画モード)]が[OFF]の場合:約330コマ |
重量 | 1,160g | 820g |
発売日 | 2021/12/24 | 2023/05/26 |