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Canon PowerShot V1
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近年密かに復権の兆しが見えているコンパクトデジタルカメラ。複数のカメラメーカーが特徴的な機能をもったコンデジを発売したことで、その新たな価値に注目が集まっています。そんな中でCanonが2025年04月下旬に発売するコンデジがPowerShot V1。PowerShot V1の登場でCanonコンデジも再び注目を浴びることになりそうです。
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著者: enoF
Canonが作り出すコンデジの新基準
元々、コンパクトデジタルカメラはスマホカメラと一眼カメラの普及によって立ち位置が中途半端になってしまい衰退していきました。すぐに撮影できる手頃さならスマホカメラ、より高画質を求めるのであれば一眼カメラと使い分けられるようになり、コンデジの持っている強みが少なくなっていったからです。
また、スマホカメラが多眼になって広角撮影や2-3倍程度の望遠撮影も可能になるなど高性能化されたことも大きな原因となっています。
このまま淘汰されるかと思われたコンデジですが、近年、従来のコンデジの様な汎用性ではなく、特徴的な機能をもたせることでコンデジが再び注目を集めています。
2025年04月下旬に発売されるCanon PowerShot V1も特徴的な機能をもったコンデジの1つ。
Canon PowerShotといえば、2023年6月に発売されたPowerShot V10があります。PowerShot V10は動画撮影に特化した、いわゆる「Vlogカメラ」。レンズは焦点距離固定で片手に収まるコンパクトボディ、スタンド内蔵で、サッと取り出してテーブルに置いてすぐにVlog撮影を開始できる手軽さが人気のカメラです。
PowerShot V1はコンセプト的にはPowerShot V10と同じく動画撮影に強みのあるカメラですが、静止画も含めて画質をより追求した上位モデルとなるカメラ。PowerShot V10が動画撮影を強く意識し、アクションカメラに近いデザインだったことに対して、PowerShot V1はカメラ然としたオーソドックスなデザインのカメラです。
最大の特徴は1.4型CMOSという、マイクロフォーサーズよりも大きなイメージセンサーを搭載している点。従来の一般的なコンデジは大きなセンサーサイズのものでもマイクロフォーサーズより小さい1.0型が一般的となっています。1.0型でも、スマホによく搭載される1/3型や1/2.3型よりも大きなセンサーサイズですが、近年は1.0型センサーを搭載するスマホも登場しはじめ、コンデジのセンサーサイズの優位性はかなり少なくなってきていました。しかし、1.4型CMOS搭載によってPowerShot V1は明らかに画質面で優位になり、一眼カメラに近いセンサーサイズとなったことで、より一眼画質に近い撮影が可能となります。
PowerShot V1は1.4型センサーにフルサイズ換算約16-50mmのズームレンズを組み合わせたコンデジ。レンズの開放F値はF2.8と明るいので1.4型センサーの性能を十分に引き出せる非常に明るいレンズとなっています。
大型イメージセンサーが特徴のPowerShot V1はもちろん、PowerShot Vシリーズということで高い動画性能をもっています。PowerShot V10で評価の高かったマイク性能は、引き継がれており、上部の大型マイクは高い集音性があります。また、マイク部分にホットシューで固定できる風防も同梱されているのでVlog撮影では十分な音質性能となります。
画質はクロップありで4K60p、5.7Kオーバーサンプリングによる4K30pの高画質撮影が可能。冷却ファンを内蔵したことで高画質での長時間撮影に対応しています。
また、PowerShot V10は手ぶれ補正がやや弱いという指摘もありましたが、PowerShot V1では新たに「被写体追尾IS」機能を搭載し改善。光学式手ぶれ補正ISを応用した機能で、動画撮影時に選択した被写体を安定してフレーミングしながら動画撮影することができます。
AFはもちろんCanonの独自技術であるデュアルピクセルCMOS AFを搭載しており、動画、静止画ともに安定して撮影できる高性能コンデジとなっています。
冷却性能は今後のカメラ選びのキーポイント
Canon PowerShot V1の大きな特徴の1つに冷却ファンの搭載があります。カメラの冷却については、4K録画がされるようになってから頻繁に話題にあがるようになりました。
元々、静止画を撮影するスチールカメラにはビデオカメラと区別するために30分の連続録画時間制限がありましたが、一眼動画の普及でその録画時間の縛りがなくなり、次なる連続録画時の問題が「熱」になりました。
4K動画を撮影する際、扱うデータ量が大きくなるのでイメージセンサーや映像エンジンに大きな負担がかかり、発熱が大きくなることでカメラがシャットダウンしてしまうという現象が起きるようになりました。
この熱問題をいかに解決して、長時間の高画質録画を実現するかが昨今のカメラのキーポイントとなっています。Canonは既に、2024年 8月発売のフルサイズミラーレス EOS R5 Mark IIでカメラボディ内に冷却用のダクトを設けることで、この熱問題対策を実現。
PowerShot V1では冷却ファンを内蔵することで、さらに一歩進んだ冷却性能を実現しています。これによって4K30pで2時間を超える撮影を可能としています。
近年、端末の熱問題については、カメラだけでなくiPadなどのタブレット端末やスマートフォンなどでもチップセット、SoCの高性能化によって注目されています。
昨今採用される冷却方式としては、ヒートパイプやベイパーチャンバーと呼ばれる熱伝導体で映像エンジンなどで発生した熱を誘導し、そこに外気を当てて冷却するというもの。PowerShot V1ではヒートパイプで映像エンジンとイメージセンサーの熱を誘導しファンの風で外気を当てて冷却しています。
熱問題、その冷却方法についてはカメラだけでなく他のIT機器でも注目されいるので、今後はどの様な技術が登場するのか注目となります。
SONY VLOGCAM ZV-1 IIは最大のライバルか
動画性能に強みをもつコンパクトデジタルカメラといえば、その先駆者としてSONY VLOGCAMがあげられます。2023年6月に発売されたSONY VLOGCAM ZV-1 IIはCanon PowerShot V1の購入を検討するときに比較対象として真っ先にあげられるでしょう。
比較時にポイントとなるのが、ボディサイズ、イメージセンサーサイズがあげられます。
その前にまずは価格についてですが、VLOGCAM ZV-1 IIの方が約2万円ほど低価格となっていますが、どちらも10万円を超える高級コンデジということで、相対的にはその差は大きくありません。
注目の比較ポイントは、やはりPowerShot V1に搭載された1.4型のイメージセンサー。その分、カメラボディサイズも違いがあります。1.0型イメージセンサーを搭載しているVLOGCAM ZV-1 IIの方が二周りほどコンパクトな印象で重量的には100g強軽くなっています。シューティンググリップを使って片手で撮影する場合は気になる重さの差となるかもしれません。
一方でイメージセンサーの大きさの違いは、もちろん画質そのものにも差がでますし、暗所での撮影性能でも大きく差がでるポイントです。
より一眼カメラに近い画質を求めるのであれば、やはりイメージセンサーの大きさはカメラ選択において重要なポイントとなります。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- コンデジが継続的に発売されることはカメラファンとしては歓迎
- スマホにはあまりない画角なのでニーズは多い
- DPRAWとCanon Log 3で撮影できるというのは熱い
- レンズ交換はやはり手間に感じるので、1台で完結するカメラとしてはベスト
- スチル機能もしっかりしているので登山やレジャーでも活躍しそう
コンデジならでは汎用性と、かなり一眼カメラに肉薄する性能に高評価が集まっていました。
■ ネガティブレビュー
- スチルメインで考えると20mmスタートの方が使いやすいかも
- EVFが搭載されていれば文句なしだった
- 高倍率はV3として発売されるらしいので、購入はそっちを待つかも
- 純正のシューティンググリップもあればより動画撮影が捗りそう
- かつて一世を風靡したIXYの新作にも期待
PowerShot V1の進化版や、今後のさらなるコンデジや周辺機器に対する期待の声もありました。
まとめ
スマホカメラと一眼カメラに挟まれるコンパクトデジタルカメラ市場にCanonが新たに投入したカメラ、PowerShot V1。1.4型CMOSという従来のコンデジよりも大きなイメージセンサーを搭載することで、より一眼カメラに近い撮影性能をもつコンデジです。
スマホカメラにはない画質と、一眼カメラより手軽に使えるというコンデジのメリットを最大限に引き出し、コンデジに新たな魅力をもたせています。
PowerShot Vシリーズということで動画性能はもちろんですが、静止画性能も申し分なく、一眼カメラほど大げさな機材は必要ないという人には最適なカメラです。
著者

enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
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コンパクトデジタルカメラ > ハイエンド
Canon PowerShot V1
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製品情報
カテゴリ | コンパクトデジタルカメラ |
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タイプ | ハイエンド |
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