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SIGMA BF

SIGMA BF

LEICA Lマウント
2025/04/24発売

ワクワクするモノ作りを続けるSIGMA。そんなSIGMAからワクワクするカメラが新発売されます。2025年4月発売のSIGMA BF。今までにない、斬新なミラーレス一眼 SIGMA BFの魅力をみていきましょう。

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著者: enoF

SIGMAが生み出す新たな価値観

CP+2025で大注目を集めたカメラがSIGMA BFです。2025年2月24日に本社でロゴの刷新が発表され、「技術はそれ自体が芸術である」という創業者 山木道広氏の精神に立ち返るとしたSIGMA。

「技術を芸術の域に高めることで写真家に最高の製品を提供する。」という言葉とともに、新VIが発表され、同時に発表されたカメラがSIGMA BFでした。アルミ削り出しのユニボディという今までにないデザインのフルサイズミラーレス SIGMA BFはとても興味深いものであり、それが体験できるCP+2025のSIGMAブースは大盛況となりました。

そんなSIGMA BFの特徴は、先程書いた通りアルミ削り出しのユニボディであるということ。アルミ削り出しは金型を使った成形と比較して、デザイン的な自由度が高いという特徴があります。

アルミの塊であるインゴットを工作機械で削り出し加工をして成形することで継ぎ目のない一体型ボディを実現。エッジの効いたラインに、親指のホールドや、手の当たる角は絶妙な傾斜があるなど、一見すると単純なスクエア形状に見える中、細部に機能性をもたせることで美しさと実用性を兼ね揃えた機能美をみせてくれています。当然、表面にはネジ穴などはなく、ロゴやボタンなども最低限となっているのでSIGMA BFを手にすると削り出されたアルミ特有の質感がなんとも言えない心地よさを覚えます。

SIGMAといえば、似たようなスクエアデザインのフルサイズミラーレス、fpがありました。fpもファインダーなどはなく、非常にシンプルなカメラでしたが、SIGMA BFは上面はマイクホールとシャッターボタンのみで、背面も厳選されたボタンが最小限の凹凸で配置されるのみとかなり簡素化されており、BFのシンプルさは従来のカメラとは一線を画すといえます。

「BF」という名前は岡倉天心の著書『茶の本』の一節である「Beautiful Foolishness of things」からとられています。

SIGMA BFのボディは7時間以上をかけて工作機械で削り出し加工されるので1日に9台ほどしか生産できません。金型を使って成形すればその何倍も低コストで、似たようなデザインのカメラを量産することができるでしょう。しかし、金型を使えばつなぎ目のある別体をつなぎ合わせた構造になり、それによってつなぎ目が生まれ、SIGMA BFの持つ美しさは損なわれてしまいます。

「美」の追求にフォーカスし、生産性は度外視、機能性も必要最低限なものに厳選するという「愚かさ」によって生み出されたSIGMA BF。技術を芸術の域に高めようとするSIGMAの飽くなき挑戦の姿勢がSIGMA BFには詰め込まれています。

カラー展開は、アルミの質感を活かしたシルバーと、従来のレンズの色とのマッチングが良いブラックの2色展開。レンズカラーについてはIシリーズのレンズにシルバーが追加されることが発表されています。

Iシリーズのレンズは金属鏡筒のソリッドな印象が強いのでSIGMA BFとのマッチングはかなり相性が良いでしょう。

SIGMA BFの「ある」「ない」

SIGMA BFの真髄は「過激なまでのシンプルさ」。SIGMAの加工技術を芸術にまで高めて製造されたボディに搭載されたボタン類などのインターフェースは必要最低限となっています。

そのため、SIGMA BFには通常のフルサイズミラーレスと比較すると、従来同様に「あるもの」と、シンプルさを追求したために「ないもの」があります。

ボタン類は本当に最低限のものしかありません。上面にはシャッターボタンのみで、背面には電源ボタンと写真を見るプレイバックボタン。撮影設定等の変更はダイヤルボタンとそのセンターにある決定ボタンと右下のオプションボタンの3つで完結されます。

その他のインターフェースはUSB Type-Cが1つのみ。USB Type-C接続部分には蓋もなく、ここもシンプルさを引き立てています。

蓋がないということで防水性が気になるところですが、SIGMA BFは完全防水ではないものの、防塵防滴に配慮された設計となっているので、小ぶりの雨程度であれば問題なく撮影を続行できます。

ホットシューもないので外部フラッシュの接続はできず、マイクは内蔵マイクが搭載されているので、動画撮影時の音声はそれで拾います。Type-C接続がマイク入力やヘッドホン出力に対応しているので、必要な場合はType-Cを活用することになります。SDカード等の記録メディアスロットもなく、データは内蔵された230GBのメモリに保存されます。

必要最低限の機能は「ある」ので、それが「ない」からといって、撮影続行に致命的となることはありません。

しかし、デザインと引き換えに省かれている部分はあるので、他のフルサイズミラーレスと同様の使用感とまではいきません。ただ、そういった不自由を工夫して写真を撮るということは、撮影の楽しみでもあります。

SIGMA BFはカメラを手にし、シャッターボタンを押すまで、多くのわくわくを与えてくれるカメラです。

アルミ削り出し加工のカメラが作る未来

アルミ削り出し加工で斬新なデザインのSIGMA BF。このカメラを見て最初に頭に浮かんだのがAppleのiPhoneとテスラのサイバートラックが発表されたときの衝撃です。

いずれも金属の質感が全面に出され、シンプルなフォルムが印象的なデザイン。iPhoneやサイバートラック発売後の人気は言わずもがなですが、SIGMA BFもまた、それらの製品と同様に人を惹きつけるデザインがあり、人気のカメラとなることを予感させます。

ただ、SIGMA BFはその秀逸なデザインが光る一方で、少々残念であったのが、カメラ性能が「普通」で収まってしまっている点です。iPhoneは他のスマホにはない軽快な操作感があり、サイバートラックは他の車にはない頑丈さという特徴がありました。

SIGMAといえば、ここ数年ずっと噂に挙げられているフォビオンセンサーがあります。フォビオンセンサーは過去にSIGMAのみがカメラに搭載した独自技術ですが、一般的に使われているベイヤーセンサーカメラに比べるとデータ量が大きく画素数が上がると処理に時間がかかるというデメリットがあり、SIGMAでも最新のカメラには採用されていません。

しかし、3つのセンサーから映像エンジンの計算を経て1画素が生み出されるベイヤーセンサーと比較して、単一セル内に入った光のみで1画素を計測できるフォビオンセンサーはより豊かなグラデーションを再現できます。SIGMAはフォビオンセンサーについては継続的に開発しているということで、今後はフォビオンセンサーを搭載した、外見も中身も全く新しいカメラの登場にも期待が高まります。

ユーザーレビュー

■ ポジティブレビュー

  • 万能ハイスペックではないが、このカメラが出てきたことはカメラ市場にとって意味のあること
  • 個性に全振りした感がSIGMAらしさを感じさせる
  • シンプルなカメラは普段カメラを使わない新しいユーザーを開拓する助けになりそう
  • 各所に工夫をこらしてあり、グリップ感は予想以上に高い
  • 単焦点レンズを1つ装着して持ち歩きたくなるカメラ

斬新なデザインが他社のカメラにはない大きな個性となり高評価が集まっています。

■ ネガティブレビュー

  • スペックを追い求めてカメラを買う層にとっては世界線が違うカメラ
  • UIがシンプル過ぎて便利さがない点が残念
  • 趣味性の高いカメラと考えると価格は高すぎる
  • せっかくならBFに合う新レンズも欲しかった
  • 実用性を考えるのであればもう少し高い機能性がほしいところ

注目を集めるカメラですが、性能的にニーズの高いカメラになるかというと疑問があるようです。

まとめ

ハイスペックな万能カメラに高解像レンズと、カメラ技術、レンズ技術が高水準になったからこそ、そこにハッキリとした個性が見えにくくなっているカメラシーン。そんな中登場したSIGMA BFはSIGMAだから作れる個性に全振りしたようなカメラです。

大量生産には向かないアルミ削り出し加工のボディは、ほとんど凹凸もなく、ラバーも貼っていない金属むき出しで、各所に施されたローレット加工や、面取り部分、親指のホールドが絶妙な感触をもたらします。

カメラという実用製品を芸術品の域に高め、手にする人に、従来のカメラとは違う、特別な高揚感を与えてくれるカメラがSIGMA BFです。

著者

enoF

enoF

大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。

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ミラーレス一眼 > ハイアマチュア

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カテゴリミラーレス一眼
メーカーSIGMA
タイプハイアマチュアモデル
マウントLEICA Lマウント

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