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![SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Art [ニコンF用] SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Art [ニコンF用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/sN/X1/IF/square_with_white_background_medium_sNX1IF.jpg?1790818152)
SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Art [ニコンF用]
Nikon Fマウント
2018/06/08発売
SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Art [ニコンF用]は、105mmの中望遠域でF1.4を実現したフルサイズ対応の大口径単焦点レンズです。FLDガラス3枚、SLDガラス2枚を含む12群17枚の光学系を採用し、最短撮影距離は1m。約1,645gの大型設計と引き換えに、105mm F1.4という光学スペックを成立させたArtラインの一本です。
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本体の買取額:126,000円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
105mmでF1.4を成立させた「BOKEH-MASTER」
SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Artは、105mmという中望遠域で開放F1.4を実現したフルサイズ対応の大口径単焦点レンズです。SIGMAはArtラインのフルサイズ用F1.4レンズとして最長焦点距離となる本レンズを「BOKEH-MASTER」と位置づけ、ピント面の解像性能だけでなく、アウトフォーカス部分まで含めた描写を設計テーマとしました。
105mmという焦点距離は、85mmより画角を絞りながら、135mmほど撮影距離を必要としない中望遠域です。そこへF1.4を組み合わせることで、被写体との距離を取りながら浅い被写界深度を利用できます。
一方、その光学性能を成立させるためにサイズを抑えることは優先されていません。105mm径のフィルターと三脚座を必要とするほど大型化しており、携帯性とのバランスではなく、105mm F1.4というスペックを追求したことがこのレンズの出発点です。
特徴①|12群17枚の光学系で105mm F1.4を成立させる
光学系は12群17枚で、FLDガラス3枚、SLDガラス2枚、非球面レンズ1枚を採用しています。単焦点レンズとしては多い17枚のレンズを用い、大口径中望遠で問題になりやすい色収差を補正する設計です。
焦点距離は105mm、開放F値はF1.4、最小絞りはF16。画角は23.3度で、絞り羽根には9枚の円形絞りを採用しています。
SIGMAが本レンズで重視したのは、単純に背景を大きくぼかすことだけではありません。F1.4でピントを合わせた部分の解像性能を確保しながら、前後のアウトフォーカス部分まで含めて画面を構成できるレンズを目指しています。
最短撮影距離は100cm、最大撮影倍率は1:8.3です。近接撮影を得意とするレンズではなく、ある程度被写体との距離を取りながら、105mmの画角とF1.4の浅い被写界深度を利用することに重点を置いた設計です。
特徴②|105mm径フィルターと三脚座が示すサイズを許容した設計
本レンズを特徴づけるもう一つの要素が、その大きさです。最大径は115.9mm、フィルター径は105mmに達し、一眼レフ用仕様では約1.6kg級の重量があります。
一般的な中望遠単焦点とは異なり、着脱可能な三脚座TS-111が標準で付属します。三脚や一脚を使用する場合にレンズ側を支持できる構造となっており、このレンズが最初から重量を許容して設計されていることが分かります。
鏡筒には防塵・防滴に配慮した構造を採用し、最前面のレンズには撥水防汚コーティングを施しています。AF駆動にはHSMを搭載し、フルタイムマニュアルフォーカスにも対応します。
一方、レンズ内手ブレ補正機構はありません。約1.6kgの105mmを手持ちする場合には、F1.4の明るさを活かしてシャッタースピードを確保するか、一脚などを組み合わせるかまで含めて運用を考えたいレンズです。
購入前に知っておきたいこと|ニコンF用は電磁絞りを採用
ニコンFマウント用は電磁絞りを採用しています。カメラからの信号によってレンズ側で絞りを制御する方式のため、古いFマウントボディでは機能に制限が生じます。
SIGMAは使用可能なニコンボディを個別に案内しており、一部の旧世代ボディではレンズファームウェアの更新が必要です。対応リストに含まれないカメラやフィルム一眼レフでは使用できないため、中古購入時には「ニコンFマウントだから装着できれば使える」と考えず、使用するボディとの互換性を確認する必要があります。
ニコンZシリーズについても、SIGMAが対応を確認している組み合わせではマウントアダプターFTZを介して使用できます。Fマウント一眼レフからZシリーズへ移行する場合にも使える可能性がありますが、後発機を含むすべてのZボディへの対応を一括して保証するものではないため、使用する機種ごとの対応確認が必要です。
105mm F1.4という光学スペックだけでなく、約1.6kg級の重量と電磁絞りによるボディ互換性まで確認したうえで選ぶことが重要なレンズです。
NIKKOR 105mm F1.4E・SIGMA 135mm F1.8との違い|3本の大口径中望遠を比較
ニコンFマウントで本レンズを検討するなら、まず直接比較したいのがAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDです。焦点距離と開放F値が同じ105mm F1.4で、どちらもAFと電磁絞りを採用したフルサイズ対応レンズのため、実際の購入候補として競合します。
| 製品 | |||
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 105 | 105mm | 135mm |
| F値 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 | F1.8〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 100.0cm | 100.0cm | 87.5cm |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 9枚 |
| 重量 | 1,645g | 985g | 1,130g |
| 発売日 | 2018/06/08 | 2016/08/26 | 2017/04/07 |
NIKKORは9群14枚、最短撮影距離1m、82mmフィルター、重量約985gです。SIGMAも最短撮影距離は1mですが、12群17枚、105mmフィルターという大規模な光学系を採用し、重量は約1.6kg級に達します。同じ105mm F1.4でも、SIGMAはサイズと重量を許容して光学系を大型化したことが大きな違いです。
もう一つ比較したいのが、同じSIGMA Artラインの135mm F1.8 DG HSMです。こちらは10群13枚、最短撮影距離87.5cm、最大撮影倍率1:5、82mmフィルターで、重量は約1,130g。105mm F1.4より30mm長い焦点距離を持つ一方、開放F値はF1.8となります。
3本を並べると、それぞれの選択理由が見えやすくなります。105mm F1.4という画角と明るさを維持しながら携帯性も重視するならNIKKOR 105mm F1.4E ED、より長い焦点距離と軽量性、近距離性能を重視するならSIGMA 135mm F1.8 Artが比較候補になります。
SIGMA 105mm F1.4 Artを選ぶ理由は、その中間を取ることではありません。105mm F1.4という条件を維持したうえで、105mm径フィルターと約1.6kg級のサイズまで許容したSIGMAの光学設計を選ぶことにあります。NIKKORという同スペックの直接競合が存在するからこそ、この割り切りが本レンズ最大の特徴として見えてきます。
どんな撮影に向く?|105mm F1.4を最優先できる撮影へ
SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Artが向いているのは、人物撮影をはじめ、被写体との距離を取りながら浅い被写界深度を積極的に使いたい撮影です。105mmの中望遠とF1.4を組み合わせることで、画角とピント範囲の両方から主題を整理できます。
F1.4の明るさは背景をぼかすためだけのものではありません。光量が限られる環境ではISO感度を抑えたり、より速いシャッタースピードを選択したりする余地にもつながります。
一方、約1.6kg級の重量、105mm径フィルター、手ブレ補正非搭載という条件は明確なTrade-offです。同じ105mm F1.4でも軽量性を求めるならNIKKOR 105mm F1.4E EDがあり、焦点距離を135mmまで伸ばせるならSIGMA 135mm F1.8 Artもあります。
だからこそ、このレンズを選ぶ基準は明確です。105mm F1.4を使えるだけではなく、そのためにSIGMAが採用した大型の光学系まで含めて選びたいかどうか。携帯性より105mm F1.4の光学設計を優先できる撮影者に向けたArtです。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
ECサイトの販売情報
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本体の買取額:126,000円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | SIGMA |
| タイプ | 中望遠 |
| マウント | Nikon Fマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Art [ニコンF用] (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 105 | 135mm | 100 | 135mm | 85 | 100 |
| F値 | F1.4〜16.0 | F2.0〜22.0 | F1.4〜16.0 | F1.8〜16.0 | F1.4〜16.0 | F2.0〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 100.0cm | 80.0cm | 100.0cm | 87.5cm | 85.0cm | 44.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 |
| 重量 | 1,645g | 958g | 1,336g | 1,130g | 1,140g | 700g |
| 発売日 | 2018/06/08 | 2017/11/22 | 2019/06/12 | 2017/04/07 | 2016/11/30 | 2016/06/29 |
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