
Nikon AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VR
Nikon Fマウント
2007/11/15発売
Nikon AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VRは、400mm F2.8の大口径にVRとナノクリスタルコートを組み合わせたFマウント用の超望遠単焦点レンズです。EDレンズ3枚を採用した11群14枚の光学系とSWMによるAFを備え、スポーツなど遠距離の動体撮影に対応。約4620gという重量と引き換えに、400mmでF2.8の光量を得られることがこのレンズの本質です。
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本体の買取額:241,500円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
VRを搭載した400mm F2.8のGタイプ世代
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VRは、2007年に登場したFマウント用の超望遠単焦点レンズです。400mmという焦点距離で開放F2.8を実現し、スポーツや野生動物など、離れた被写体を高速シャッターで捉える撮影を想定しています。
FXフォーマットでの画角は6度10分、DXフォーマットでは4度となり、35mm判換算600mm相当の画角になります。400mm F2.8は単に遠くを大きく写すレンズではなく、超望遠域でF2.8の光量を確保できることに大きな意味があります。
この世代ではVRに加えてナノクリスタルコートを採用。AF-S、フォーカスプリセット、フォーカスリミッターなども備え、400mm F2.8をデジタル一眼レフ時代の動体撮影へ対応させたモデルです。
特徴①|400mmでF2.8を確保する11群14枚の光学系
光学系は11群14枚で、EDレンズ3枚を採用し、これとは別に保護ガラス1枚を備えています。ナノクリスタルコートも採用し、色収差だけでなく逆光時のゴーストやフレアの低減も図っています。
最短撮影距離はAF時2.9mで、最大撮影倍率は1/6.3倍、約0.16倍です。MFでは2.8mまで近づくことができ、最大撮影倍率は1/6.1倍となります。
AFにはSWMを採用し、IF方式によってフォーカシング時にもレンズ全長は変化しません。フォーカスリミッターはFULLと∞〜6mを切り替えられ、遠距離の被写体を追う際には不要な近距離側へのフォーカス移動を抑えられます。
最大径159.5mm、全長368mm、重量は約4620gです。このサイズと重量は明確なTrade-offですが、400mmでF2.8を確保するための大口径光学系そのものが、このレンズを選ぶ理由でもあります。
特徴②|3.0段VRとフォーカスプリセットで動体撮影を支える
本レンズはVRを搭載し、CIPA規格準拠で3.0段の手ブレ補正効果を持ちます。VRモードはNORMALとTRIPODの2種類で、三脚使用時の微細な振動を検出して補正する機能も備えています。
400mmではわずかな振動もファインダー内で大きく見えるため、VRは低速シャッターだけでなく、狭い画角の中で被写体を捉え続けるうえでも意味があります。約4.6kgという重量を考えても、一脚や三脚を使用した撮影との組み合わせが基本になります。
また、あらかじめ記憶させたピント位置へ戻せるフォーカスプリセット機能を搭載しています。被写体が現れる場所をある程度予測できるスポーツや野生動物の撮影では、AFだけに頼らず特定距離へ素早くフォーカスを戻すことができます。
フォーカスモードにはM/Aに加えてA/Mも用意されています。AF中にフォーカスリングへ触れた際のMFへの切り替わり方を撮影方法に合わせて選べるなど、プロフェッショナル向け超望遠として操作系まで作り込まれています。
購入前に知っておきたいこと|約4.6kgの重量とGタイプの互換性
中古で本レンズを選ぶ際、最初に確認したいのが約4620gという重量です。カメラを装着すればシステム全体では5kgを超えるため、レンズ単体の携帯性だけでなく、一脚や三脚、雲台まで含めた運用を考える必要があります。
一方、本レンズはCPU内蔵GタイプのAF-Sレンズです。後継400mm F2.8E FL ED VRのような電磁絞りではなく、機械連動式の自動絞りを採用しています。Eタイプに対応しない世代のFマウントボディまで含めてシステムを組む場合には、この違いが重要になります。
AF-S TELECONVERTER TC-14E IIIにも対応し、装着時は560mm F4になります。1.4倍テレコンを使用してもF4を維持できることは、400mm F2.8という明るさを起点にするメリットのひとつです。
ZシリーズではFTZ/FTZ IIを介してAFを利用できます。AF-S Gタイプなので、ボディ駆動式の旧AF NIKKORとは異なり、Zシリーズへ移行した場合にもAFレンズとして使えることは中古で選ぶ際の重要なポイントです。
後継400mm F2.8E FLとの違い|約820gの軽量化が運用を変えた
直接の後継となるAF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VRも、焦点距離と開放F値は400mm F2.8です。しかし、後継では蛍石レンズ2枚の採用によって重量が大きく変わりました。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 400 | 400 |
| F値 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 290.0cm | 260.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 |
| 重量 | 4,620g | 3,800g |
| 発売日 | 2007/11/15 | 2014/08/28 |
本レンズはEDレンズ3枚を採用した11群14枚で約4620g。それに対して後継FL型は蛍石レンズ2枚とEDレンズ2枚を採用した12群16枚で、重量は約3800gです。400mm F2.8を維持したまま約820g、約18%軽量化されています。
後継では最短撮影距離も2.9mから2.6mへ短縮され、VRは3.0段から4.0段へ向上。NORMAL/TRIPODからNORMAL/SPORTへ変更され、絞りもGタイプから電磁絞りのEタイプへ移行しました。AF速度と精度についても、ニコンは従来型から向上したと説明しています。
つまりFL型への進化は、単純な光学性能の更新だけではありません。約820gの軽量化、SPORT VR、電磁絞り、AF性能の改善によって、400mm F2.8を動く被写体へ振り続けるための運用性能が大きく更新されています。
本レンズのCurrent Valueは後継より軽いことでも、新しい機能を持つことでもありません。400mm F2.8、AF-S、VRという撮影能力を備えながら、電磁絞り以前のGタイプとして使えることが、後継FL型とは異なる選択理由になります。
どんな撮影に向く?|重量より400mm F2.8の光量を優先する撮影へ
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VRが向いているのは、スポーツや野生動物など、離れた被写体を高速シャッターで捉えながらF2.8の光量を必要とする撮影です。400mm F2.8なら、同じISO感度でF4より1段速いシャッターを選べます。
1.4倍テレコンバーターを装着しても560mm F4となるため、より長い焦点距離が必要な場面でも明るさを確保できます。DXフォーマットなら単体でも600mm相当の画角となり、撮影位置から距離のある被写体をさらに大きく捉えられます。
一方、約4620gという重量は、このレンズを選ぶうえで避けて通れない条件です。長時間レンズを振り続ける撮影なら約820g軽い後継FL型の差は大きく、一脚や三脚を使わず機動性を優先する撮影では別の焦点距離や開放F値も検討対象になります。
このレンズを中古で選ぶ判断軸は明快です。約4.6kgを支持できる撮影環境があり、その重量と引き換えに400mm F2.8の光量を必要とするかどうか。そこが一致する撮影では、VR、AF-S、ナノクリスタルコートを備えたGタイプ世代の400mm F2.8という価値が残っています。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:241,500円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Nikon |
| タイプ | 望遠 |
| マウント | Nikon Fマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Nikon AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VR (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 400 | 500mm | 600mm | 500mm | 300 | 400 |
| F値 | F2.8〜22.0 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 290.0cm | 460.0cm | 500.0cm | 400.0cm | 230.0cm | 260.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 |
| 重量 | 4,620g | 3,430g | 5,060g | 3,880g | 2,900g | 3,800g |
| 発売日 | 2007/11/15 | 2007/09/08 | 2008/01/30 | 2008/01/30 | 2010/01/29 | 2014/08/28 |
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