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中一光学 SPEEDMASTER 85mm F1.2 [ペンタックスK用]
PENTAX Kマウント
2016/12/16発売
中一光学 SPEEDMASTER 85mm F1.2は、35mmフルサイズに対応するペンタックスKマウント用の大口径中望遠単焦点レンズです。85mmの焦点距離にF1.2の明るさを組み合わせたMFレンズで、約920gの金属製ボディや無段階式の絞りリングを採用し、AFの利便性よりも大口径85mmならではの撮影表現を重視した設計となっています。
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本体の買取額:16,500円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
ペンタックスKマウントで使える85mm F1.2の大口径MFレンズ
中一光学 SPEEDMASTER 85mm F1.2は、35mmフルサイズに対応する85mm F1.2の大口径単焦点レンズです。2015年にキヤノンEF、ニコンF、ソニーE用が国内発売された後、ペンタックスKマウント用が2016年12月にラインナップへ追加されました。
85mmはフルサイズで人物をある程度離れた位置から捉えやすい中望遠域で、そこにF1.2という大口径を組み合わせていることが本レンズの核となる特徴です。ピント合わせはMFのみで、約920gという重量も含め、軽快さやAFの速さではなく、85mm F1.2という光学的な条件をKマウントで使うことを優先したレンズです。
特徴①|85mm F1.2で被写界深度を積極的にコントロールする
レンズ構成は6群9枚で、EDレンズ2枚と高屈折低分散ガラスレンズ4枚を採用しています。開放F値はF1.2、最小絞りはF16で、絞り羽根は11枚です。
85mmという中望遠の焦点距離とF1.2の組み合わせでは、同じ撮影距離でより暗いF値を使用する場合に比べて被写界深度を浅くできます。人物撮影などで背景との分離を大きく取りたい場合だけでなく、ピントを置く範囲そのものを構図の一部として積極的にコントロールしたい撮影に向いた仕様です。
その一方、F1.2では被写界深度が浅くなるため、正確なピント合わせの難度も上がります。本レンズはAFを搭載していないため、F1.2の明るさは単純なメリットではなく、MFでピントを追い込む操作まで含めて使う性格のレンズと考える必要があります。
特徴②|920gの金属製ボディと、撮影者が直接操作するMF設計
ペンタックスKマウント用は最大径約83mm、全長94mm、重量約920gで、フィルター径は77mmです。外装の大部分に金属を使用し、マウントには真鍮製バヨネットマウントを採用するなど、大口径の光学系を支える堅牢性を意識した構造になっています。
ピントリングに加えて絞りリングもレンズ側で操作し、絞りリングにはクリックストップのない無段階式を採用しています。絞り値を段階的に切り替える一般的な一眼レフ用レンズとは操作感が異なり、撮影者がレンズを直接操作して絞りとピントを決めていく設計です。
約920gという重量は85mm単焦点として軽量とはいえません。F1.2という大口径を得る代わりにサイズと重量が増しているため、携行性を優先する場合よりも、この明るさそのものを撮影に必要とする場合に選択理由が明確になります。
購入前に知っておきたいこと|MFと最短撮影距離1mをどう考えるか
本レンズで最も確認しておきたいのはMF専用であることです。特にF1.2の開放付近ではピントを合わせる範囲が狭くなるため、動きの速い被写体をAFで追い続けるような撮影とは性格が異なります。
最短撮影距離も1mで、最大撮影倍率は0.09倍です。被写体へ近づいて大きく写す近接撮影を得意とするレンズではなく、ある程度の撮影距離を取ったうえで85mmの中望遠画角とF1.2の明るさを利用することが基本になります。
また、電子制御を前提とした一般的な純正Kマウントレンズとは操作方法が異なります。使用するカメラによっては「レンズなしレリーズ」に相当する設定が必要になるため、ボディ側の設定を確認してから使用する必要があります。
KマウントでF1.2を選ぶこと自体が、このレンズの存在理由
SPEEDMASTER 85mm F1.2は、軽さやAF性能を競うタイプの85mmレンズではありません。920gという重量、MF専用、最短撮影距離1mという制約がある一方で、それらと引き換えに85mm F1.2という仕様をペンタックスKマウントで実現しています。
F1.4とF1.2の差だけで撮れる写真が決まるわけではありませんが、同じ焦点距離、撮影距離などの条件で比較すれば、F1.2ではF1.4より浅い被写界深度を選択できます。絞り込んで使うこともできるため、F1.2は常に使うための設定というより、必要なときに選択できる表現領域を広げるものと考えると本レンズの位置づけが分かりやすくなります。
後発のミラーレス用レンズへ置き換えて考えるのではなく、Kマウントの一眼レフシステムで85mm F1.2を直接使えること自体に製品固有の価値があります。AFや小型軽量性を優先する85mmとは、レンズ選びの基準そのものが異なります。
どんな撮影に向く?|時間をかけて85mm F1.2のピントを作りたい人へ
本レンズの特徴を活かしやすいのは、人物撮影などで被写体との距離を確保しながら、中望遠と大口径を組み合わせて被写界深度をコントロールしたい撮影です。11枚羽根の絞りとF1.2からF16までの絞り範囲を持ち、開放だけに限定せず撮影意図に応じて絞りを選択できます。
一方、MF専用で約920gあり、最短撮影距離も1mです。軽量なレンズをつけて歩き回るスナップや、AFで動く人物を素早く捉えることを優先するなら、本レンズとは異なる設計の85mmが適しています。
SPEEDMASTER 85mm F1.2を選ぶ理由は、利便性を広く揃えているからではありません。85mm F1.2という明確な光学仕様をKマウントで使い、MFでピントを決めながら撮影すること。その撮影方法まで含めて選ぶ、大口径中望遠レンズです。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
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本体の買取額:16,500円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | 中一光学 |
| タイプ | 中望遠 |
| マウント | PENTAX Kマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() 中一光学 SPEEDMASTER 85mm F1.2 [ペンタックスK用] (本製品) | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 85mm | 50mm(35mm判換算:76.5mm相当) | 70mm(35mm判換算:107mm相当) | 77mm(35mm判換算: 118mm相当) | 50mm(35mm判換算:76.5mm相当) |
| F値 | F1.2〜16.0 | F1.4〜16.0 | F2.4〜22.0 | F1.8〜22.0 | F1.8〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 100.0cm | 40.0cm | 70.0cm | 70.0cm | 45.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 11枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 7枚 |
| 重量 | 920g | 910g | 131g | 270g | 122g |
| 発売日 | 2016/12/16 | 2018/07/20 | 2013/09/20 | 2021/04/28 | 2012/07/20 |
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