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定額買取
PENTAX HD PENTAX-FA 50mmF1.4
PENTAX Kマウント
2023/06/09発売
PENTAXが1991年発売のレンズをリニューアルしました。HD PENTAX-FA 50mmF1.4。長年人気のレンズを、最新のコーティング技術でリニューアルしたレンズです。新設計ではなく、あえてリニューアルとしたこのレンズはどのような特徴のレンズとなっているのでしょう。
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本体の買取額:28,900円(定額)
歴史あるPENTAX 50mm F1.4の新たな1本
PENTAXの50mm F1.4という単焦点レンズは歴史のあるレンズです。50mmの単焦点レンズといえば、いわゆる「撒き餌レンズ」をはじめ、人の目に近い画角の標準レンズとして使用頻度も高く、人気もあるレンズです。
しかし、フィルム一眼レフ初期の時代は、一眼レフのフランジバックの長さがネックとなり、50mmでF1.4という明るいレンズを作ることは難しく、55mmに伸ばして明るい大口径レンズを作ったりしていました。
その後、1960年代に入り、高屈折ガラスが普及したことで50mmでも明るいレンズが作れるようになりました。最初に実現したのはNikonで1962年にでした。そして、それに続いて発売されたのがPENTAXの「Super Takumar 50mm F1.4」です。
PENTAXの50mm F1.4はその後、新しいコーティング技術を使ったsmc Takumarへと進化し、社名が旭光学工業からPENTAXへと代わったことで、smc PENTAXと代わっていきました。
非常に面白いのが、設計変更はありますが6枚のレンズが対称型に配置されたダブルガウスが基本設計となっていることです。初代のみ8枚でしたが、その後はずっと6群7枚のレンズ構成となっています。
今回新たに発売されたHD PENTAX-FA 50mmF1.4も6群7枚のレンズ構成。そのレンズ設計は1984年に発売されたものから引き継いでいます。1984年に発売されたsmc PENTAX-Aは、オートフォーカス対応となり、1991年にデザイン変更されてsmc PENTAX-FA50mmF1.4として発売されました。
それから約30年。smc PENTAX-FA50mmF1.4は2023年4月まで販売し続けられ、息の長いレンズとなりました。smc PENTAX-FA50mmF1.4の販売終了に合わせて、リニューアルされたレンズとして発表されたのがHD PENTAX-FA 50mmF1.4です。
30年後のリニューアルの理由とは
smc PENTAX-FA50mmF1.4はフィルム一眼レフ用のレンズとして発売されました。そんなレンズが長らく発売され続けたことは大きく2つの理由があります。
それはsmc PENTAX-FA50mmF1.4がフルサイズ用のレンズであり、PENTAXは2016年までデジタルフルサイズ一眼を発売していませんでした。そのため、フルサイズ用レンズが出揃うまでに時間がかかったということがあります。
もう一つは、PENTAXの一眼がボディ駆動のAFなど古いレンズにも対応し続けているということもあります。
1991年発売のレンズは、オールドレンズとまではいきませんが、最新のレンズの様なカリカリの描写はなく、柔らかい描写が特徴のレンズです。PENTAX一眼の特徴でもあるカスタムイメージを使うと、smc PENTAX-FA50mmF1.4の柔らかい描写をオールドレンズの様に仕上げることができます。
HD PENTAX-FA 50mmF1.4は、そんなsmc PENTAX-FA50mmF1.4を最新のコーティング技術でリニューアルしたレンズです。
HDとsmcの違いとは
smc PENTAX-FA50mmF1.4のリニューアルではHD PENTAX-FA 50mmF1.4と同時にsmc PENTAX-FA 50mmF1.4 Classicというレンズも発表されました。
これらのレンズの違いはsmcとHDというレンズコーティング技術の違いです。PENTAXは1970年代にそれまで2層構造だったレンズコーティングを最大7層構造とするマルチコーティング技術、smcによってレンズを革新的に進歩させました。
そのsmcをさらに進化させたのがHDコーティングです。HDコーティングはsmcよりも反射率が低いだけでなく、色による反射率のばらつきも抑えられています。
HDコーティングを使うことでsmcよりもフレアやゴーストを抑えやすく、逆光に強いレンズとなっています。また、色による反射率のばらつきも少ないことから、パープルフリンジや色収差も抑えられた、現代のデジタル一眼にふさわしいレンズとなっています。
長年愛された50mm F1.4をデジタル一眼にあわせて進化させたレンズがHD PENTAX-FA 50mmF1.4です。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 長く使ったFA50がそろそろ不具合が出てきたのでリニューアルは助かる
- PENTAXらしい、解像度至上主義に一石を投じるレンズ
- 円形絞りで綺麗な丸ボケが出る
- FA28mmもHDしてほしくなる性能
- PENTAX K-3 Mark III Monochromeとの組み合わせも試したい
PENTAXらしいという、人気レンズのリニューアルに高評価が集まっています。
■ ネガティブレビュー
- クラシカルな50mm単焦点と考えると少々価格が高く感じる
- PENTAXにはリニューアルだけでなく新製品にも期待する
- 35mmフィルムカメラの発売に期待したくなる
- レンズフードは別売りのねじ込み式
- 90年代がオールドレンズとなっていることがなんとも・・・
リニューアルレンズに対する評価の違いがネガティブになる場合もあるようです。
まとめ
長く愛されたレンズのリニューアル。フィルム時代からレンズマウントの互換性を維持してカメラボディを開発してきたPENTAXだからこそ出来たことと言えます。
最新のミラーレスのカリカリの高解像写真も一眼カメラの魅力ですが、そのカメラとレンズでしか描けないような個性あふれる描写もまた、写真の楽しみ方の1つです。
HD PENTAX-FA 50mmF1.4は、PENTAXを愛するペンタキシアンが歓喜するような、古き良きPENTAXの特徴と、PENTAXの最新技術を融合させたレンズとなっています。
価格情報
単焦点レンズ > 標準
PENTAX HD PENTAX-FA 50mmF1.4
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本体の買取額:28,900円(定額)
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | PENTAX |
タイプ | 標準 |
マウント | PENTAX Kマウント |
関連製品
製品 | PENTAX HD PENTAX-FA 50mmF1.4 (本製品) | |
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価格 | 新品: 44,218円 中古: 19,620円 | 新品: 48,255円 中古: 11,800円 |
焦点距離 | 50mm | 50mm |
F値 | F1.4〜22.0 | F1.4〜22.0 |
最短撮影距離 | 45.0cm | 45.0cm |
絞り羽根枚数 | 8枚 | 8枚 |
重量 | 223g | 216g |
発売日 | 2023/06/09 | 2023/06/09 |