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定額買取

Panasonic LUMIX G99M2(G99 II)
マイクロフォーサーズマウント
2022/10/20発売
PanasonicのLUMIX G99IIは、マイクロフォーサーズセンサーを搭載したGシリーズの中級機にあたり、前機種のG99Dから小規模ながら必要なアップデートでより使い勝手の良い仕様に。価格高騰の傾向に抗っている比較的リーズナブルな価格設定にも注目です。
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ボディの買取額:76,700円(定額)
著者: 山添 太
長期運用も視野に入れられる最適格カメラ
Gシリーズ初の二桁機として2019年に登場したG99は、G9 Proの兄弟機として同等のセンサーを搭載した廉価機。廉価機といってもシャッタースピードが1/8000→1/4000などといった、一般的な使用方法では必要にして十分なものに留まっており、背面液晶に至ってはG9 Proよりも良い約124万ドットモニターを採用しています。にもかかわらず、G99の需要がそこまで高まることがなかったのは、突出したものがない凡庸感という極めて中級機らしい特徴が、その時のマーケットにそこまでマッチしていなかったからと予想します。
それでも愛用者からの評価は高く、3年後にはマイナーチェンジ版のG99Dがリリースされ、さらに3年後の2025年に今回紹介するG99IIが登場することとなります。
G99IIにおいても革新的な変更などは行われないマイナーチェンジに留まる内容にはなっているものの、USB Type-Cを採用したことは非常に大きく、他の最新カメラと同じ仕様となることでコネクターが共有でき、サブ機としても導入しやすくなりました。USB Type-Cでは給電も可能なので、電源のあるところではバッテリーをあまり気にせずに撮影を行うことはできます。
また、センサーにおいては有効画素数約2030万画素で前機種と同等に留まり、G9 PRO IIの約2521万画素を受け継ぐことはなかったのですが、Live MOSセンサーからCMOSセンサーへと変更されているため、画作りは違うものに。ヴィーナスエンジンと光学ローパスフィルターレス設計によって抜けが良く高精細な写真を撮ることができます。シャッタースピードや連射性能も前機種から据え置きですが、要求のシビアな撮影を行わない限りは問題ないでしょう。
防水、防塵性能も搭載され堅牢性も確保。必要なときにすぐに使える安心感も担保された優等生といった印象です。
製品 | ||
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価格 | 新品: 96,447円 中古: 94,930円 | 新品: 92,500円 中古: 55,800円 |
センサーサイズ | 4/3型Live MOSセンサー | 4/3型Live MOS センサー |
有効画素数 | 2,030万画素 | 2,030万画素 |
連続撮影速度 | 最高約75.0コマ/秒 | 最高約9.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | 290枚 | 290枚 |
重量 | 481g | 484g |
発売日 | 2022/10/20 | 2019/05/23 |
ビギナーに扱いやすい仕様を強化
EVFの仕様については前機種から据え置きの約236万ドット有機ELを採用しているのですが、背面液晶に関してはG9 PRO IIと同じ約184万ドットのフリーアングルモニターを採用しています。これは画像確認時における視認性はもちろん、ファインダーを覗いた撮影よりもスマホ撮影に慣れているであろうビギナーに向けたものと想像され、非常に好感が持てます。
5軸5段のボディー内手ぶれ補正も搭載されているので、カメラ固定が不安定な背面液晶撮影でもブレが起きにくく、想定に近い画作りを実現することができるでしょう。また、今となっては珍しくなってしまった内蔵フラッシュが搭載されているので、咄嗟の補助光としても重宝します。
十分な撮影機能と最高クラスの背面液晶を搭載していながら、新品で本体のみ10万円を切る価格は、昨今のカメラ市場の高騰ぶりを考えると比較的リーズナブル。そういったところもビギナー向けを視野にいれた対応といえるでしょう。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 安心して使える中級機で日常使いにもピッタリ
- 据え置きの部分も多いがもともと性能として十分で不満を感じない
- 貴重な内蔵ストロボ付き
- グリップ性が良かったり、堅牢性を感じるなど作りが良い
- USB TypeCが採用されたのはとてもありがたい
カメラに限らず端子がUSB-Cになっているものが増えてきているので、非常にいいアップデートという声が多数。内蔵ストロボに関しても、明るいシチュエーションでできる影を緩和したり、アイキャッチを入れたりするのにカメラだけで行えるので、やっぱり便利という声も。
■ ネガティブレビュー
- G99から買い替える理由が少ない
- センサーのゴミを除去するスーパーソニックウェーブフィルタが採用されていない
ビギナー向けを考慮しているのなら高性能なスーパーソニックウェーブフィルタは確かにほしいところですが、コスト高を考えると致し方なし。本機にはセンターシフト式のものが搭載されています。
まとめ
より洗練さが際立ったLUMIX・Gシリーズの中級機G99 II。この下位機種のG100DもG99 IIにかなり近い内容のカメラで迷うところですが、若干の撮影性能差や操作性の良さを考えると、本格的なスチール撮影を視野に入れている人にはG99 IIがオススメ。はじめての本格一眼カメラとして、MFTセンサーの特性を活かすためのサブ機としていかがでしょうか。
著者

山添 太
編集者、ライター、カメラマン。出版社在籍中にカメラの面白さに魅了され、機材の収集、撮影、自家現像や自家プリントにもトライし、カメラ関連の特集や単行本も多数手がけるまでに。現在はフリーランスとしてカメラ関連をはじめ、趣味にまつわるジャンルで多岐にわたって編集・執筆。カメラマンとしての活動も積極的に行っている。
価格情報

ミラーレス一眼 > ミドル
Panasonic LUMIX G99M2(G99 II)
新品: 98,683円 / 中古: 94,930円
新品: 96,447円 / 中古: 94,930円
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ボディの買取額:76,700円(定額)
製品情報
カテゴリ | ミラーレス一眼 |
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メーカー | Panasonic |
タイプ | ミドルモデル |
マウント | マイクロフォーサーズマウント |
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