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Panasonic LUMIX DC-S1R

Panasonic LUMIX DC-S1R

Panasonicが2019年にフルサイズ規格へと参入する際にS1とともにリリースしたS1R。「R」が示すとおり高画素機ということでS1との大きな棲み分けがされているわけですが、細かい部分での仕様の違いもあって、用途に合わせて吟味する必要がありそうです。詳しく解説していきます。

ミラーレス一眼 / Panasonic / ハイアマチュア
新品:
378,000円〜(20)
中古:
194,800円〜(26)

スチール写真における高画質の限界を追求したフラッグシップ機

Panasonic LUMIX DC-S1R
出典:instagram(@teiku15m)
Panasonic LUMIX DC-S1R
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Panasonic LUMIX DC-S1R
出典:instagram(@teiku15m)
Panasonic LUMIX DC-S1R / LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
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Panasonic LUMIX DC-S1R / LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
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Panasonic LUMIX DC-S1R
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群雄割拠のフルサイズシーンへと参入するにあたって、標準画素機のS1と高画素機のS1Rを一挙にリリースしたPanasonic。S1Rの画素数は約4730万画素。当時の高画素機としては最高峰のスペックを有し、センサーをシフトさせて撮影したものを合成して高解像撮影を行うハイレゾモードを使えば、約1億8700万画素相当の高解像写真を生成可能です。

加えて、Panasonicにはマイクロフォーサーズ規格で長年培ってきた卓越した絵作りがあります。それをフルサイズ規格かつ最高峰の高画素のもとに実現できるというだけでも、非常に魅力的です。

デジタルカメラにおいて画素数はスペックの基準になっていて、どのメーカーも高画素機をリリースし需要を集めています。そんな状況下で標準画素機と高画素機を同時リリースすると、高画素機にばかり注目が集まってしまいそうですが、S1とS1Rでは画素数以外に明確な棲み分けが行われています。それは動画機能です。

S1が4K/60Pを約30分、4K/30Pにいたっては無制限で撮影できるのに対してS1Rはそれぞれ15分の制限付き。記録規格やHDMIの出力についてもS1の方が機能が揃っています。つまり、動画機能を多少制限したぶんスチール撮影を重視したのがS1Rということ。動画も同時に楽しみたい人はS1を、最大約1億8700万画素を使いこなして景色やポートレートなどのスチール撮影を楽しみたい人はS1Rを選ぶと良さそうです。
製品

Panasonic LUMIX DC-S1

Panasonic LUMIX DC-S1R

価格新品:213,000円〜
中古:140,980円〜
新品:378,000円〜
中古:194,800円〜
センサーサイズフルサイズ(35.6mm×23.8mm)フルサイズ(36.0mm×24.0mm)
有効画素数2,420万画素4,730万画素
連続撮影速度最高約9.0コマ/秒最高約9.0コマ/秒
4K対応
手ブレ補正
防塵・防滴
撮影可能枚数380枚360枚
重量899g898g
発売年月2019年03月2019年03月
 

プロユースを視野に入れた搭載機能と堅牢なカメラ構造


手触れ補正はレンズ内手ぶれ補正との組み合わせで最大6段、メカシャッタによる連写性能は秒間9コマ(AF/AE追従で6コマ)で4K PHOTO秒間60コマ、6K PHOTO秒間30コマを実現。もちろん防塵防滴・耐低温性能が搭載されているなどの基本スペックはS1とS1Rで共通しています。カメラの形やEVF&背面液晶の構造なども一緒です。

画素数が少ない分、S1の方が高感度に強いというアドバンテージがありますが一段分の差。S1Rも常用感度は25600まで推奨していて、それ以上の高感度での撮影はたとえS1を使っていても行うことはごく稀。基本は上げてもISO6400くらいまでと考えればさして大きな差とは言えないでしょう。
 

ユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー
  • 手振れ補正が非常に強力
  • EVFが非常に見やすくて綺麗
  • 高画素機なのに高感度撮影でクリアな写真が撮れる
  • センサーにゴミがつきにくい
  • レンズ群が魅力的で、それを理由に導入できる
EVFの評判がとにかくいいですね。手ぶれ補正が強力なのもブレが出やすい高画素機には嬉しい性能。またミラーレスタイプのフルサイズ機につきまとうゴミ付着問題が起きにくいのもポイントです。


■ ネガティブレビュー
  • スイッチ類の感触がフラッグシップ機としては若干チープか
  • 動画撮影を考慮するとバッテリーがあまり保たない
  • ハイレゾモードの写真は美しいがデータが重すぎて扱いにくい
  • 大きくて重たい
高画素化で大きな枷になるのがデータの重さ。記録メディアは大容量で読み込みスピードが速い高価なものを選ぶ必要がありますし、PCのスペックも必要です。ハイレゾモードの写真にはそれが顕著に現れるようです。
 

まとめ


S1RはPanasonicのフルサイズ規格を牽引するフラッグシップ機です。双璧をなすS1とは一部の機能で棲み分けがされていますが、基本構造や性能は同じなので両機を併用するという運用の仕方もお勧めです。

Lマウントアライアンスの関係でレンズラインナップも期待大。S1RとS1でスチールと動画全方位をカバーするシステムを組んでみてはいかがでしょう。
レンズマウント
レンズマウントLEICA Lマウント
撮像素子
センサーサイズフルサイズ(36.0mm×24.0mm)
有効画素数4,730万画素
ダスト低減機能
映像エンジンヴィーナスエンジン
画像記録
記録媒体

XQDカード
SDカード
SDHCカード
SDXCカード

スロット数

ダブルスロット
XQDカード/SDカード

記録画素数

[4:3]設定時:
7440×5584(L)、5296×3968(M)、3792×2848(S) 、4992×3744(6KPHOTO)、3328×2496(4KPHOTO)、14880×11168(XL)※3、5760 x 4320(HLG PHOTO/8K-Res.)、2880 x 2160(HLG PHOTO/4K-Res.)

画像ファイル

JPEG/RAW

動画
4K対応
記録サイズ

3840 × 2160(4K):59.94p
1920 × 1080(FHD):59.94p

記録形式

AVCHD/AVCHD Progressive/MPEG4-AVC/MP4(H.264)

ライブビュー
フォーカス映像検出によるTTL方式(コントラストAF)、[AFS(シングル)] / [AFC(コンティニュアス)] / [MF](フォーカスレバー切換え)
シャッター
シャッター速度1/16000~60秒
連続撮影速度最高約9.0コマ/秒
露出制御
測光方式/測光分割数1728分割測光、マルチ測光/中央重点測光/スポット測光/ハイライト重点測光
ISO感度100〜25,600
AF
測距点最大225点
ファインダー
視野率100%
倍率約0.78倍
ストロボ
内蔵ストロボ-
液晶モニター
サイズ3.2型(インチ) 210万ドット
可動式3軸チルト液晶
I/F
インターフェース

USB3.1 Type C、HDMI

無線LAN
Wi-Fi機能
ネットワーク
NFC-
Bluetooth
防塵・防滴
防塵・防滴
手ブレ
手ブレ補正機構
GPS
GPS-
電源
撮影可能枚数(ファインダー)

360枚

撮影可能枚数(ライブビュー)

380枚

動画撮影可能時間

[モニター時]
約75分(DC-S1RM付属レンズ24-105mm使用時、AVCHD(FHD/60p)、SDメモリーカード使用)
[ファインダー時]
約70分(DC-S1RM付属レンズ24-105mm使用時、AVCHD(FHD/60p)、SDメモリーカード使用)

USB充電
使用電池バッテリーパック(付属、7.4V)
サイズ・重量
サイズ幅 約148.9mm x 高さ 約110mm x 奥行 約96.7mm
重量898g
発売日
発売日2019年03月23日