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定額買取
PENTAX K-1 Mark II
PENTAX Kマウント
2018/04/20発売
光学ファインダーにこだわり続けるメーカー、PENTAX。一眼カメラ大手各社がミラーレスへと移行していく中、一眼レフでいくと声高らかに宣言したPENTAX。そんなメーカーが発売しているフルサイズ一眼レフとはどのような性能なのでしょう。光学ファインダーにこだわって作られたPENTAX K-1 Mark IIの魅力をみていきましょう。
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本体の買取額:117,600円(定額)
著者: enoF
光学ファインダーを愛するメーカー
2020年にPENTAXが発表した動画「これからのPENTAXカメラが大切にしていくこと」の中では光学ファインダーに対する強いこだわりを語っていました。Canon、Nikon、SONYの大手一眼メーカーがフルミラをメインとして新型カメラ開発を進める中、PENTAXは一眼レフに未来を創ると宣言しました。
ミラーレスは、ミラーがないことでカメラを小型化出来ることや、常にイメージセンサーに被写体を捉えているので複雑な被写体検出AFが可能となるなどのメリットがあります。一方で、ミラーレスはファインダー像が液晶なので、被写体の実像を肉眼で見ながら撮影するということができません。
PENTAXは液晶で処理された被写体ではなく、光学的に直接ファインダーで被写体を見ながらシャッターを押すという撮影体験を大切にしたいと発表しました。
そんなPENTAXの思いが詰まったフルサイズ一眼レフがPENTAX K-1 Mark IIです。
PENTAX K-1シリーズは2016年に初代K-1が発売されました。大きなペンタプリズムと厚みのあるカメラボディが特徴で、その他にもPENTAXらしい独特の機能が組み込まれています。Mark IIは2018年に発売され、主に映像エンジンなどソフトウェア面での性能アップが図られたマイナーチェンジモデルとも言えます。
PENTAXフラッグシップであるK-1シリーズをより熟成された正常進化モデルがMark IIです。
名玉を堪能する
PENTAXが愛される理由にKマウントレンズの名玉が堪能できるというポイントがあります。
Kマウントは、1975年に登場したマウントで、PENTAX以外の会社でも開発可能なユニバーサルマウントです。それ故、PENTAX以外のメーカーにも採用され、個性豊かなレンズが揃っています。長年のPENTAXユーザーの手にはKマウントの名玉が並ぶレンズ資産があるのです。
もちろん、それらのレンズはマウントアダプターを介すれば他社フルミラでも使用できますが、せっかくならアダプターを介さずに使いたいという思いをもつカメラマンもいるでしょう。
ならば選択すべきカメラはPENTAX K-1 Mark IIとなります。PENTAX K-1の登場はそんなカメラマンの声に応えて開発されたもので、その後継機となったのがPENTAX K-1 Mark IIです。smc-PENTAX-M 50mm F1.4などのオールドレンズの素晴らしい発色や独特なボケ味を堪能するならPENTAX K-1 Mark IIは一番の選択肢となります。
屋外撮影に強い機能性
屋内外、様々な環境で様々なレンズを駆使して撮影するのが一眼カメラの醍醐味です。特に環境をコントロールしにくく、過酷な環境となりやすい屋外で撮影するにはカメラの性能が求められます。
PENTAX K-1 Mark IIは高剛性のマグネシウム合金で作られたシェル構造で作られたカメラボディ各所にシーリングを施し、高い防塵防滴性と信頼性を確保しています。防塵防滴のみならず、-10℃でも動作保証されていたり、暗所撮影用に各所にライトが搭載されいたりとアウトドアでの撮影サポート機能が充実しています。
さらに注目したいのが、一眼レフとしては珍しくボディ内手ぶれ補正機能があるところです。ボディ内手ぶれ補正は、フルミラではお馴染みの機能ですが、光学ファインダー像にボディ内手ぶれ補正効果が反映されない一眼レフではあまり採用されなかった機能です。
ボディ内手ぶれ補正が採用されたことで、PENTAX K-1 Mark IIは最大5段分の手ぶれ補正効果が得られ、複数の写真から高解像度写真を生み出すリアル・レゾリューション・システムも手持ちで撮影できる様になりました。
また、ボディ内手ぶれ補正は星空撮影で、地球の自転の影響から長秒露光時に星が線状に流れてしまう現象を抑制するアストロトレーサー機能を搭載することもできる様になりました。GPSで星空の動きを計測し、それに合わせてイメージセンサーをシフトさせることで、赤道儀などを使わずに星を点で撮影することができます。
他にも、従来のバリアングル液晶やチルトシフト液晶とは全く違うフレキシブルチルト式液晶モニターを搭載していることも大きな特徴です。フレキシブルチルト式液晶モニターは4本のアームに依って液晶が支えられていて、背面液晶を光軸上においたままチルト液晶よりも自由な角度で撮影が可能となります。これはハイアングルやローアングルなどより自由なアングルでの撮影が可能な上、レンズを通った被写体をダイレクトに感じられるPENTAXらしい機能と言えます。
「PENTAX K-1」アップグレードサービスとどっちが得か
PENTAX K-1の後継機として発売されたPENTAX K-1 Mark IIですが、実はイメージセンサーはSONY性の同一のもので、ハード的には大きく進化したポイントはありません。リアル・レゾリューション・システムIIや高ISOに対応するために映像エンジンは刷新されていますが、言葉を返すと基盤さえ変えれば初代PENTAX K-1はMark IIと同等の性能にすることができます。
実際に、PENTAXはそのサービスをアップグレードサービスとして実施しており、5万円ほどで基盤を変更してMark IIへとアップグレードできます。進化の著しいフルミラでは世代毎に進化した部品も多く、基盤だけでなくEVF液晶やメカシャッター、コンパクトになったボディすら変更されています。
一方、熟成が進んだ一眼レフでは世代間の変更点が少ないのでこのサービスが可能となります。K-1からMark IIは2年という短いスパンで発売されたことから考えてもK-1がまだシャッター回数がさほど多くなければアップグレードで十分という見方もできます。
愛用者のコメント
友人から譲ってもらった機種がペンタックスだった為、その流れでペンタです。
ミラーレス全盛期にレフ機ってどうなのと思われている通り、発売から5年経過しており性能面では他社より格段に劣ります。バッファが弱いのでRAW+で連写ができない、書き込みが遅い、フルサイズレンズ選択肢が少ない、AFが弱いなどいろいろあります。
が、所有欲を満たしてくれます。自分はシルバーモデルを使用しており、一人で撮影に行く時はこのカメラを持つとわくわくします。シャッターを押した感があります。光学ファインダーが見やすいです。防水です。この性能でこの価格は安いと思います。
これからペンタを買おうと思われている方、他社より苦労は多いですが、日本に残った唯一のレフ機メーカー。ナンバーワンよりオンリーワン。人とはちょっと違うカメラを使いたい方、光学ファインダーでじっくり写真を撮りたい方、ペンタックス機で撮影の苦労を楽しんでみませんか?
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 三脚禁止の観光スポットも多いので手持ちリアレゾはかなり魅力
- 高感度におけるダイナミックレンジに大きな改善がみられる
- K-1 シルバーリミテッドをMark IIにアップグレードできるのは熱い
- K-3からK-3IIの進化と同様でPENTAXユーザー的には同様の流れと感じる
- ボディ内手ぶれ補正があるフルサイズ一眼レフとしては現状唯一無二で魅力的
リアレゾやアップグレード、PENTAXオリジナルの機能がファンの心をつかんでいます。
■ ネガティブレビュー
- 手持ちのリアレゾはやはり解像感が落ちる
- 連写速度がフラッグシップとしては物足りない
- 一眼レフなのでしかたないが、もう少しコンパクトにしてほしい
- 高ISOになるとノイズが目立つ
- ミラーショックが大きいので撮影時には注意が必要
フルサイズフラッグシップとしてはもう少し熟成を求める声も多く聞こえます。
まとめ
PENTAXのデジタルフルサイズ一眼レフ第二弾となるPENTAX K-1 Mark II。
フィルム全盛時代に積み上げられたKマウントの名玉たちを35mmフルサイズで堪能するのであれば、このカメラは必須といえます。大きなペンタプリズムに、リアレゾやフレキシブルチルト式液晶モニターなどPENTAXらしい設計思想で作られています。
King-of-S.L.R.として、PENTAXの一眼レフは他社に負けない光を見せてくれています。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
デジタル一眼レフ > ハイアマチュア
PENTAX K-1 Mark II
新品: 182,927円 / 中古: 155,800円
新品: 197,986円 / 中古: 145,720円
新品: 197,986円 / 中古: 148,000円
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本体の買取額:117,600円(定額)
製品情報
カテゴリ | デジタル一眼レフ |
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メーカー | PENTAX |
タイプ | ハイアマチュアモデル |
マウント | PENTAX Kマウント |
関連製品
製品 | PENTAX K-1 Mark II (本製品) | ||
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価格 | 新品: 182,927円 中古: 145,720円 | 新品: 302,413円 中古: 235,730円 | 新品: 257,800円 中古: 163,900円 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.9mm×24mm) | APS-C(23.3mm×15.5mm) | APS-C(23.3 × 15.5mm) |
有効画素数 | 3,640万画素 | 2,573万画素 | 2,573万画素 |
連続撮影速度 | 最高約4.4コマ/秒 | 最高約12.0コマ/秒 | 最高約12.0コマ/秒 |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | 670 | 800枚 | 800 |
重量 | 925g | 735g | 735g |
発売日 | 2018/04/20 | 2023/04/28 | 2021/04/23 |