
Panasonic LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.
マイクロフォーサーズマウント
2009/04/24発売
LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 ASPH.は、35mm判換算14-28mm相当をズーム全域F4でカバーするマイクロフォーサーズ用超広角ズームです。広角端では114度の画角を持ちながら、全長83.1mm・重量約300gという小型軽量設計を実現。マイクロフォーサーズの初期に登場し、一眼レフ時代には大型化しやすかった14mm相当の超広角ズームを小さく持ち歩けるようにした一本です。
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本体の買取額:33,480円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
14mm相当の超広角ズームを300gまで小型化
LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 ASPH.は、マイクロフォーサーズ規格に準拠した超広角ズームレンズです。実焦点距離7-14mm、35mm判換算では14-28mm相当となり、広角端では114度の画角をカバーします。
発売されたのは2009年。LUMIX G1によってマイクロフォーサーズがスタートした直後の時期に登場し、当時のマイクロフォーサーズでは貴重だった本格的な超広角域を担いました。
特徴的なのは、14mm相当という非常に広い画角を持ちながら、最大径70mm、全長83.1mm、重量約300gに抑えられていることです。ミラーレス専用規格の短いフランジバックを生かし、一眼レフ用では大型化しやすかった超広角ズームを小型なシステムへ落とし込んだレンズです。
特徴①|14mm相当・114度から28mm相当までをF4通しでカバー
焦点距離は7-14mmで、35mm判換算では14-28mm相当です。7mm側では対角線画角114度となり、風景や建築、室内などで広大な範囲を一枚に収められます。
14mm側までズームすれば28mm相当となるため、極端な超広角だけに用途が限定されるわけではありません。広い空間を強調する14mm相当から、スナップにも取り入れやすい28mm相当まで、構図に合わせて画角を変化させられます。
開放F値はズーム全域F4です。焦点距離を変えても開放F値が変化しないため、ズーム操作によって露出条件が変わりにくいことも特徴です。
特徴②|4枚のEDレンズと2枚の非球面レンズを使った12群16枚構成
光学系は12群16枚で、そのうち4枚がEDレンズ、2枚が非球面レンズです。合計6枚の特殊レンズを使用した構成で、Panasonicは超広角域で問題になりやすい色収差やディストーションの補正を意図した設計としています。
14mm相当まで広がる画角を実現しながら、レンズ自体は最大径70mm、全長83.1mmです。特殊レンズを積極的に利用することで、超広角ズームに必要な光学性能と小型化を両立する設計が採られています。
絞りは7枚羽根の円形虹彩絞りを採用。最小絞りはF22で、最短撮影距離は焦点距離にかかわらず25cmです。
特徴③|固定式フードまで含めて全長83.1mm
前玉は大きく湾曲しており、その周囲を固定式の花形フードが覆う構造です。全長83.1mmというメーカー公称値も、この固定フード先端からマウント基準面までを測定した値です。
ズーム操作では前玉がフード内部で前後し、フードそのものが伸縮することはありません。超広角レンズの前玉を保護しながら、コンパクトな鏡筒へ7-14mmのズーム機構を収めています。
一方、この構造のため一般的なねじ込み式フィルターには対応していません。風景撮影でNDフィルターやPLフィルターを多用する場合は、通常のフィルター径を持つ広角レンズとは運用方法が異なる点を確認しておく必要があります。
25cmまで寄って、超広角の遠近感を利用できる
最短撮影距離はズーム全域25cmで、最大撮影倍率は0.08倍です。35mm判換算の最大撮影倍率では0.15倍相当となります。
撮影倍率そのものはマクロレンズのように高くありませんが、14mm相当の超広角では被写体へ近づくことで、手前を大きく、背景を小さく見せる強い遠近感を構図へ取り入れられます。
広大な景色を遠くから収めるだけでなく、前景となる被写体へ接近しながら背景まで大きく写し込むことも超広角レンズの使い方です。25cmという最短撮影距離は、そうした構図を作るためにも利用できます。
手ブレ補正は非搭載|ボディ側の機能と組み合わせる
本レンズには光学式手ブレ補正機構を搭載していません。Panasonicの公式仕様でもOptical Image Stabilizerは非搭載とされています。
広角レンズは望遠レンズに比べて手ブレの影響が画面上で目立ちにくい一方、暗所でシャッタースピードを落とす場合には手ブレ補正の有無が撮影条件に影響します。ボディ内手ブレ補正を利用したい場合は、組み合わせるマイクロフォーサーズボディ側の対応を確認する必要があります。
また、防塵・防滴を明示したレンズではありません。後年のLUMIX Gシリーズには耐候性を備えた広角ズームも登場しているため、屋外での使用条件を重視する場合は世代による違いを把握しておきたいところです。
後発の8-18mmとは異なる「14mm相当」という価値
後年のPanasonicには、LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH.という広角ズームも登場しました。こちらは35mm判換算16-36mm相当で、広角端は本レンズより2mm相当狭い一方、望遠側を36mm相当まで拡大しています。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 7-14mm(35mm判換算:14-28mm相当) | 8-18mm(35mm判換算:16-36mm相当) |
| F値 | F4.0〜22.0 | F2.8〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 25.0cm | 23.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 300g | 315g |
| 発売日 | 2009/04/24 | 2017/05/25 |
7-14mm F4は14-28mm相当なので、より超広角側へ焦点域を振った設計です。特に14mm相当と16mm相当では、数字上はわずか2mmの差ですが、超広角域では写り込む範囲の差が大きくなります。
一方、8-18mmは67mm径のねじ込み式フィルター、防塵・防滴構造にも対応しています。フィルター運用や望遠側の使いやすさを重視する8-18mmに対し、7-14mm F4は14mm相当まで広がる画角と300gという小型軽量性が特徴です。
どんな撮影に向く?|14mm相当を小さなシステムで持ち歩きたい人へ
LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 ASPH.の製品固有の価値は、14mm相当という本格的な超広角域を約300gのレンズで持ち歩けることです。風景や建築、室内はもちろん、強い遠近感を生かした写真表現にも利用できます。
ズーム全域F4で、7mmから14mmまで露出条件を変えずに使える一方、レンズ内手ブレ補正や一般的なねじ込み式フィルターには対応しません。機能を幅広く盛り込むというより、14mm相当から始まる超広角ズームを小型化することに強く価値を置いた設計です。
マイクロフォーサーズが登場して間もない2009年に、14-28mm相当・F4を300gで実現したこと自体がこのレンズの大きな意味でした。超広角撮影のために大きなレンズを持ち歩くという、それまでの常識を変える方向性を早い段階で示した一本です。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:33,480円(定額)
製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Panasonic |
| タイプ | 広角 |
| マウント | マイクロフォーサーズマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Panasonic LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH. (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 7-14mm(35mm判換算:14-28mm相当) | 9-18mm | 7-14mm(35mm判換算:14-28mm相当) | 8-18mm(35mm判換算:16-36mm相当) | 8-25(35mm判換算:16-50mm相当) | 9-18mm(35mm判換算:18-36mm相当) |
| F値 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 25.0cm | 25.0cm | 20.0cm | 23.0cm | 23.0cm | 25.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 300g | 155g | 534g | 315g | 411g | 154g |
| 発売日 | 2009/04/24 | 2010/04/23 | 2015/06/26 | 2017/05/25 | 2021/06/25 | 2024/02/23 |





















