
Panasonic LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.
マイクロフォーサーズマウント
2014/10/23発売
Panasonic LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.は、35mm判換算70-200mm相当をカバーしながら、約135gに抑えられたマイクロフォーサーズ用望遠ズームレンズです。沈胴機構によって収納時の全長は約50mmまで小さくなり、光学式手ブレ補正MEGA O.I.S.も搭載。望遠域を必要なときだけ使える、小型軽量システムを組みやすいレンズです。
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著者: ONE SCENE 編集部
70-200mm相当を約135gで持ち歩ける望遠ズーム
Panasonic LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.は、マイクロフォーサーズ用の望遠ズームレンズです。焦点距離は35-100mmで、35mm判換算では70-200mm相当をカバーします。
70-200mm相当という焦点域は、ポートレートから風景の切り取り、少し離れた被写体まで幅広く使える一方、一般的にはレンズが大きくなりやすい望遠域でもあります。
このレンズが特徴的なのは、その焦点域を沈胴時全長約50mm、質量約135gまで小型軽量化したことです。
開放F値はF4.0-5.6で、大口径望遠ズームのような明るさを追求したレンズではありません。その代わり、必要なときに70-200mm相当を使える望遠ズームを、普段から無理なく持ち歩けるサイズへまとめています。
特徴① 沈胴時約50mm・135gまで小さくなる
携帯時には沈胴機構によって鏡筒を収納でき、全長は約50mm。最大径も約55.5mmで、質量は約135gです。
このサイズは単に「小さなレンズ」というだけでなく、望遠ズームの持ち方を変えます。標準ズームに加えて望遠ズームもバッグへ入れておきたい場面でも、追加する機材の大きさや重さを抑えられます。
小型ボディと組み合わせれば、標準域と70-200mm相当の望遠域を複数の小さなレンズで分担する構成も作れます。
一方、撮影時には沈胴状態から鏡筒を繰り出して使用します。収納時の約50mmという数字は撮影時の全長ではないため、購入時にはこの点を理解しておきたいところです。
特徴② 70-200mm相当とMEGA O.I.S.を小さな鏡筒に搭載
焦点距離は35-100mmで、35mm判換算70-200mm相当。広角側でもすでに中望遠域から始まり、ズームすることで200mm相当まで被写体を引き寄せられます。
ポートレートで少し距離を取って人物を捉えたり、風景の一部分を切り取ったり、旅行先で近づきにくい被写体を撮ったりと、標準ズームでは届きにくい範囲を補うレンズとして使えます。
レンズ内には光学式手ブレ補正MEGA O.I.S.を搭載しています。望遠側ほど画角が狭くなり、手持ち撮影では小さな揺れも画面上で大きく見えやすくなるため、レンズ側に手ブレ補正を備えていることには意味があります。
O.I.S.の物理スイッチはレンズに搭載されておらず、対応するLUMIXボディではカメラ側から手ブレ補正を設定します。
また、2020年に公開されたファームウェアによって、対応するLUMIXボディとの組み合わせではDual I.S.2も利用できるようになりました。使用する場合はレンズを対応ファームウェアへ更新しておく必要があります。
特徴③ 小型化だけで終わらせない9群12枚の光学設計
レンズ構成は9群12枚で、そのうち非球面レンズ1枚とEDレンズ2枚を採用しています。絞りは7枚羽根の円形虹彩絞りで、最小絞りはF22です。
最短撮影距離はズーム全域で0.9m、最大撮影倍率は0.11倍。35mm判換算では0.22倍相当となります。
AFにはインナーフォーカス方式とステッピングモーターを採用。対応ボディでは最大240fpsのセンサー駆動に対応し、LUMIXの高速・高精度コントラストAFを利用できるよう設計されています。
フィルター径も46mmと小さく、レンズ本体だけでなくフィルターを含めたシステムもコンパクトにまとめやすい設計です。
このレンズでは、光学性能のためにサイズを拡大するのではなく、望遠ズームとして必要な構成を約135gの鏡筒へ収めること自体が設計上の重要なテーマになっています。
35-100mm F2.8との違い|明るさより携帯性を優先する
同じLUMIXには、35-100mmという焦点距離をカバーする上位の大口径ズームも存在します。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 35-100 mm(35mm判換算: 70mm~200mm) | 35-100mm(35mm判換算:70-200mm相当) |
| F値 | F4.0〜22.0 | F2.8〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 90.0cm | 85.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 135g | 357g |
| 発売日 | 2014/10/23 | 2017/03/10 |
LUMIX G X VARIO 35-100mm / F2.8 II / POWER O.I.S.は、35-100mmのズーム全域でF2.8を使用できるレンズです。一方、こちらの35-100mm F4.0-5.6は広角端F4.0、望遠端F5.6となります。
F2.8モデルは約357g、最大径約67.4mm、全長約99.9mm。それに対してF4.0-5.6は約135g、最大径約55.5mm、沈胴時全長約50mmです。
つまり、この2本は焦点距離こそ同じですが、どちらが上位かというだけで選ぶレンズではありません。
暗い場所でのシャッター速度や被写界深度のコントロールを重視するならF2.8が有利です。一方、F4.0-5.6は開放F値を抑えることで、70-200mm相当の望遠域を大幅に小さく軽く持ち歩けることに価値があります。
必要なのは「70-200mm相当をどれだけ高性能にするか」なのか、それとも「70-200mm相当をどれだけ気軽に持ち出せるか」なのか。この優先順位によって、同じ35-100mmでも選ぶレンズが変わります。
どんな撮影に向く?|望遠レンズを持ち歩く負担を減らしたい人へ
このレンズが向いているのは、70-200mm相当の望遠域は欲しいけれど、そのためにカメラシステムを大きくしたくない場合です。
旅行や街歩きでは、標準ズームだけでは少し遠い被写体を撮りたくなる場面があります。約135gであれば、使うかどうか分からない日でもバッグへ追加しやすく、必要なときだけ70-200mm相当を使うという運用ができます。
小型のLUMIXボディと組み合わせてシステム全体を軽くする使い方とも相性がよく、マイクロフォーサーズの小型軽量という特徴を望遠域まで維持しやすいレンズです。
一方、F4.0-5.6なので、暗い環境で高速シャッターを使いたい撮影や、F2.8の明るさを活かした撮影を優先する場合には35-100mm F2.8系も比較対象になります。さらに200mm相当より長い望遠域が必要なら、45-150mmや45-175mmなど別の望遠ズームを検討する意味があります。
70-200mm相当という実用的な望遠域を、沈胴時約50mm・約135gで持ち歩く。性能を増やすのではなく、望遠ズームを持ち出す負担そのものを小さくしたことが、この35-100mm F4.0-5.6の特徴です。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
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製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Panasonic |
| タイプ | 望遠 |
| マウント | マイクロフォーサーズマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Panasonic LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S. (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 35-100 mm(35mm判換算: 70mm~200mm) | 40-150mm(35mm判換算:80-300mm相当) | 40-150mm | 100-400mm(35mm判換算:200-800mm相当) | 75-300mm(35mm判換算:150-600mm相当) | 45-150 mm(35mm判換算:90mm~300mm相当) |
| F値 | F4.0〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 | F4.0〜22.0 | F4.8〜22.0 | F4.0〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 90.0cm | 70.0cm | 70.0cm | 130.0cm | 90.0cm | 90.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 135g | 760g | 760g | 985g | 423g | 200g |
| 発売日 | 2014/10/23 | 2014/11/29 | 2014/11/29 | 2016/03/10 | 2013/03/01 | 2012/09/13 |
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