
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
マイクロフォーサーズマウント
2011/09/03発売
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rは、35mm判換算80-300mm相当をカバーしながら、重量190gに抑えたマイクロフォーサーズ用望遠ズームレンズです。高速・静音AFを実現するMSC機構を備え、運動会や旅行など、望遠レンズを身軽に持ち歩きたい場面に対応。「R」は光学性能の変更ではなく「Refine」を意味し、従来モデルの性能を受け継ぎながら外観デザインを刷新したモデルです。
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著者: ONE SCENE 編集部
80-300mm相当をわずか190gで持ち歩く望遠ズーム
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rは、マイクロフォーサーズ用の望遠ズームレンズです。焦点距離40-150mmは35mm判換算80-300mm相当となり、中望遠から本格的な望遠域までを一本でカバーします。
このレンズの特徴を端的に表しているのが、190gという重量です。最大径63.5mm、全長83mmというコンパクトな鏡筒に80-300mm相当の撮影範囲を収めています。
望遠レンズは焦点距離が長くなるほどシステム全体が大きくなりやすいカテゴリーです。本レンズでは開放F値をF4.0-5.6とすることで、小型軽量なマイクロフォーサーズシステムとのバランスを優先しています。
遠くの被写体を大きく撮りたい。しかし、そのために大きな望遠レンズを常に持ち歩きたくはない。そんな使い方に応えることが、このレンズの基本的な役割です。
特徴① 80mm相当から300mm相当までを一本でカバー
広角端40mmは35mm判換算80mm相当、望遠端150mmは300mm相当です。
80mm相当では人物などを少し離れた位置から捉えやすく、そこからズームすることで、運動会やスポーツ、動物など距離のある被写体を大きく引き寄せられます。
メーカー自身も本レンズを「運動会に最適な小型軽量望遠ズーム」と位置づけています。標準ズームでは届きにくいところから始まり、300mm相当まで伸ばせるため、標準ズームの次に加える望遠レンズとして分かりやすい焦点域です。
レンズ構成は10群13枚で、EDレンズ1枚とHRレンズ1枚などを採用。色収差を抑える設計に加え、レンズ全面にはマルチコーティングが施されています。
特徴② 300mm相当まで届いて190gという軽さ
40-150mm F4.0-5.6 Rの大きな価値は、焦点距離そのものよりも、それを190gで実現していることにあります。
全長は83mm、最大径は63.5mm。フィルター径も58mmに抑えられています。
たとえば運動会であれば、望遠レンズを使う時間以外にもカメラを持って移動したり、標準ズームと交換したりすることがあります。旅行でも「使うか分からないけれど望遠も持っていきたい」という場面があります。
そうした用途では、最高性能だけでなく「バッグへ追加しても負担になりにくいこと」自体がレンズの性能になります。
80-300mm相当という望遠域を必要なときだけ使えるよう、普段は小さく軽く持ち運ぶ。この考え方は、小型なカメラとレンズでシステムを構成できるマイクロフォーサーズとの相性がいい部分です。
特徴③ MSC機構で静止画だけでなく動画のAFにも対応
AFには、オリンパスのMSC(Movie & Still Compatible)機構を採用しています。
MSCは静止画と動画の双方を意識したAF機構で、本レンズでは高速かつ静かなオートフォーカスを実現しています。
特に動画では、AF駆動音が大きいとカメラの内蔵マイクに動作音が入り込む場合があります。MSCではAFの静音性にも配慮することで、望遠域を使った動画撮影にも対応しています。
レンズ内手ブレ補正は搭載されていません。オリンパスのボディ内手ブレ補正を備えたカメラと組み合わせる場合は、カメラ側の補正機構を利用する構成です。
従来型との違い|「R」は光学性能ではなくRefine
製品名の末尾に付く「R」は、このレンズを理解するうえで少し注意したい部分です。
先代には「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」という、Rの付かないモデルがあります。
一般的には後継レンズになると光学系やAF性能などが更新されることがありますが、40-150mm F4.0-5.6 Rについてメーカーは、従来モデルの性能をそのままに、新しい外観デザインを採用したモデルと説明しています。「R」は「Refine」を意味します。
実際、両モデルとも40-150mm F4.0-5.6、10群13枚、最短撮影距離0.9m、最大撮影倍率0.16倍、7枚円形絞り、58mmフィルター、63.5×83mm、190gという主要仕様は共通です。
つまりR型を「旧型より光学性能を高めた40-150mm」と捉えるのは適切ではありません。
むしろ、80-300mm相当を190gで実現するという基本設計はそのままに、PENシリーズなど当時のマイクロフォーサーズボディに合わせて外観をRefineしたモデルと考える方が、この製品の成り立ちを正確に捉えられます。
どんな撮影に向く?|望遠を「必要か分からなくても持っていける」
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rが活きるのは、望遠域を使いたい一方で、撮影機材を大きく重くしたくない場合です。
80-300mm相当をカバーするため、運動会や屋外イベント、旅行、動物など、標準ズームでは届かない被写体に対応できます。それでいて190gなので、望遠撮影が主目的ではない日にもバッグへ追加しやすいレンズです。
一方、開放F値はF4.0-5.6で、レンズ内手ブレ補正や防塵・防滴構造も備えていません。暗い場所で高速シャッターを使う撮影や、厳しい環境での撮影を重視するなら、より明るいPROシリーズなどが比較対象になります。
このレンズが優先しているのは、望遠撮影のためにシステムを大型化することではありません。
標準ズームでは届かない300mm相当までの画角を、190gという小さな追加負担で持ち歩けるようにする。M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rは、マイクロフォーサーズの「システム全体を小さくできる」という特徴が、そのまま形になった望遠ズームです。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
販売中の中古商品
ECサイトの販売情報
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製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | OLYMPUS |
| タイプ | 望遠 |
| マウント | マイクロフォーサーズマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 40-150mm(35mm判換算: 80〜300mm相当) | 45-175mm | 100-300mm(35mm判換算:200-600mm相当) | 45-150 mm(35mm判換算:90mm~300mm相当) | 75-300mm(35mm判換算:150-600mm相当) | 35-100 mm(35mm判換算: 70mm~200mm) |
| F値 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 | F4.8〜22.0 | F4.0〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 90.0cm | 90.0cm | 150.0cm | 90.0cm | 90.0cm | 90.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 190g | 210g | 520g | 200g | 423g | 135g |
| 発売日 | 2011/09/03 | 2011/10/13 | 2010/10/29 | 2012/09/13 | 2013/03/01 | 2014/10/23 |
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