
Panasonic LUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.
マイクロフォーサーズマウント
2012/09/13発売
LUMIX G VARIO 45-150mm F4.0-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.は、35mm判換算90-300mm相当をカバーしながら、全長約73mm・重量約200gに収めたマイクロフォーサーズ用望遠ズームです。レンズ内手ブレ補正MEGA O.I.S.とステッピングモーターによるAFも搭載。標準ズームに望遠域を追加してもシステムを大きく重くしないことに価値を置いた一本です。
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著者: ONE SCENE 編集部
300mm相当まで届く望遠ズームが200g
LUMIX G VARIO 45-150mm F4.0-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.は、マイクロフォーサーズ規格に準拠した望遠ズームです。実焦点距離45-150mm、35mm判換算では90-300mm相当をカバーします。
このレンズを特徴づけているのは、300mm相当まで届くことだけではありません。最大径62mm、全長約73mm、重量約200gという小型軽量設計で、標準ズームに望遠レンズを追加しても機材全体を大きくしにくいことがポイントです。
入力されたJAN 4549077412096は、2015年にラインアップされたマットブラックのH-FS45150-KAに該当します。光学仕様は2012年に登場したH-FS45150を継承しており、45-150mm F4-5.6という基本設計は共通です。
特徴①|90mm相当から300mm相当までを小さな一本に
焦点距離45-150mmは、35mm判換算で90-300mm相当です。人物を少し離れた位置から捉えられる中望遠域から、スポーツや動物などを引き寄せられる300mm相当までを一本でカバーします。
広角や標準域を含む高倍率ズームではなく、標準ズームの先にある望遠域を担当するレンズです。14-42mmなどの標準ズームと組み合わせれば、レンズ交換式カメラの基本的な撮影域を2本に分けながら、望遠側を300mm相当まで伸ばせます。
その望遠ズームが約200gなので、使うか分からない日にもバッグへ追加しやすいことが本レンズの強みです。望遠性能そのものを最大化するのではなく、「望遠レンズを持っていく負担を小さくする」というマイクロフォーサーズらしい設計になっています。
特徴②|全長73mm・200gに収めた9群12枚の光学系
光学系は9群12枚で、非球面レンズとUHR(Ultra High Refractive Index)レンズを採用しています。Panasonicは高屈折率の光学材料を利用することで、小型化と画面全体の描写性能の両立を図った設計としています。
最大径は62mm、全長は約73mm。フィルター径も52mmで、300mm相当までカバーする望遠ズームとしてコンパクトにまとめられています。
開放F値は45mm側でF4、150mm側でF5.6です。F2.8通しの大口径望遠ズームのような明るさを狙うのではなく、F4-5.6とすることで200gという携行性を成立させています。
特徴③|MEGA O.I.S.をレンズ側に搭載
レンズ内には光学式手ブレ補正MEGA O.I.S.を搭載しています。ジャイロセンサーで検出したブレに合わせてレンズ側で補正するため、300mm相当までズームした際にも手ブレを抑えるために利用できます。
レンズ側で光学補正するため、補正された像をファインダーやモニターで確認しながら構図を決められることも特徴です。画角が狭くなる望遠域では小さなカメラの動きも構図の揺れとして現れやすいため、撮影時のフレーミングにも意味を持つ機能です。
さらに後年のファームウェアアップデートでは、対応するLUMIXボディとのDual I.S.にも対応しました。発売時のMEGA O.I.S.だけで完結せず、後から登場したボディ内手ブレ補正との協調制御へ対応しています。
ステッピングモーターで静止画と動画のAFに対応
AF駆動にはスクリュー一体型ステッピングモーターを採用しています。モーターシャフトと一体になったスクリューでフォーカスレンズを直接駆動し、中継ギアやカムを介さない構造です。
Panasonicはこの方式によって、高精度で静かなAF駆動を実現したとしています。静止画だけでなく、撮影中もフォーカス動作が発生する動画での使用も考慮された設計です。
最短撮影距離はズーム全域90cmで、最大撮影倍率は0.17倍。35mm判換算では0.35倍相当となるため、遠くの被写体だけでなく、望遠側を利用して花や小物などを大きく切り取る撮影にも利用できます。
45-200mmではなく45-150mmにする意味
同じLUMIX Gシリーズには45-200mmクラスの望遠ズームも存在します。45-200mmなら35mm判換算400mm相当まで届くため、望遠端の長さだけを比較すれば45-150mmより有利です。
一方、45-150mmは全長約73mm・約200gです。望遠端を300mm相当までに抑える代わりに、カメラバッグへ追加する負担を非常に小さくしています。
野鳥や航空機など400mm相当以上の到達力を優先するなら、より長い望遠ズームを選ぶ意味があります。反対に、旅行、子どもの行事、街歩きなどで「標準ズームでは足りないときの望遠」を軽く追加したいなら、45-150mmの設計意図が生きてきます。
購入前に確認したいこと|防塵・防滴を前提にしない
本レンズについて、Panasonicの公式仕様では防塵・防滴構造が明示されていません。屋外で使う機会の多い望遠ズームですが、防塵・防滴を明示した後年のLUMIXレンズと同じ耐候性を前提にはできません。
また、開放F値はF4-5.6なので、暗い環境で高速シャッターを維持することを優先した大口径望遠ズームとは性格が異なります。MEGA O.I.S.はカメラの揺れを補正する機能であり、動いている被写体そのものを止めるものではないため、スポーツなどでは必要なシャッタースピードとのバランスを考える必要があります。
小型軽量化と引き換えに、明るさや超望遠域をどこまで必要とするか。このトレードオフが、本レンズを選ぶうえでのポイントです。
どんな撮影に向く?|望遠を「念のため持っていく」ができるレンズ
LUMIX G VARIO 45-150mm F4.0-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.の製品固有の価値は、90-300mm相当という実用的な望遠域を約200gで追加できることです。標準ズームでは届かない被写体のために望遠レンズを用意しながら、機材全体を大きく重くしません。
より長い焦点距離や大口径を求めれば、ほかの望遠ズームという選択肢があります。しかし、それらの性能が必要になるか分からない撮影でも、200gならバッグへ加えるハードルは低くなります。
「望遠レンズを使うために機材を増やす」のではなく、「小さなシステムのまま300mm相当まで撮れるようにする」。その考え方が、45-150mm F4-5.6の役割を最もよく表しています。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
販売中の中古商品
ECサイトの販売情報
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製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Panasonic |
| タイプ | 望遠 |
| マウント | マイクロフォーサーズマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Panasonic LUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S. (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 45-150 mm(35mm判換算:90mm~300mm相当) | 75-300mm(35mm判換算:150-600mm相当) | 45-175mm | 40-150mm(35mm判換算: 80〜300mm相当) | 100-300mm(35mm判換算:200-600mm相当) | 35-100 mm(35mm判換算: 70mm~200mm) |
| F値 | F4.0〜22.0 | F4.8〜22.0 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 90.0cm | 90.0cm | 90.0cm | 90.0cm | 150.0cm | 90.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 200g | 423g | 210g | 190g | 520g | 135g |
| 発売日 | 2012/09/13 | 2013/03/01 | 2011/10/13 | 2011/09/03 | 2010/10/29 | 2014/10/23 |






















