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FUJIFILM 写ルンです

FUJIFILM 写ルンです

1986年に誕生し、多くの人にカメラを身近な存在にしてくれた伝説の使い捨てカメラ「写ルンです」。スマホが普及して誰でも写真を撮ることが当たり前になった今だからこそ、自分だけのとっておきの1枚が写せる「写ルンです」が再注目されています。今回は、作例や使い方、現像の仕方までを丁寧にご紹介いたします。

フィルムカメラ / FUJIFILM / コンパクトカメラ
新品:
250円〜(237)
中古:
1,120円〜(4)

再び注目を集める「写ルンです」の魅力とは


1986年の発売から30年以上が経過した今、再び注目を集める「FUJIFILM 写ルンです」。背景にはInstagramなどのSNSの普及はもちろんありますが、デジタルでは表現できない色合いやレトロ感など、再燃の理由が確かにあります。まずは、そんな写ルンですの魅力をご紹介します。

1.何と言ってもまずは「フィルムの色合い」

写ルンです
出典:flickr(@狗 乃良)

フィルムの最大の魅力は何と言ってもその色合い。特にFUJIFILMのフィルムは記憶色(記憶の中でイメージされる色彩を再現)と呼ばれ、緑や青色がとても鮮やかなのが特徴で、その時の記憶が蘇ると言われています。

写ルンです
出典:flickr(@Yuya Tamai)

柔らかな線、ざらっとした粒子感、どこか懐かしい気持ちになるフィルム写真は、思い出だけでなくその場の空気までを切り取ってくれると表現されることもあります。

写ルンです
出典:flickr(@cotaro70s)

スマホなどのデジタル写真とは違って、フィルムのメーカーやISO感度の違いによって粒子の粗さや発色の傾向が変わります。

写ルンです
出典:flickr(@fototsubu)

フィルムには賞味期限のように使用期限があり、期限が切れてしまうと、カラーバランスが崩れたり粒子がより粗くなったりと、思いがけない一枚が出来上がったりするのも面白いところです。

2.他のフィルムカメラと比べて圧倒的に簡単

写ルンですの最大の魅力は、「簡単に撮影できる」という部分です。誰にでも使える初めてでも使えるがコンセプトの写ルンですは、設定をどうするかなどの細かいことは考えずに、フィルムで写真が撮れるようになっています。

フィルムは最初から装填されているので自分で装填する必要がなく、絞りもシャッタースピードも何もかも固定なので、調整しなくて良いというかできないので考える必要がありません。なのでただフィルムを巻き上げて、シャッターを押すだけでフィルム写真が楽しめます。

3.フラッシュ付きでいつでも撮れる

写ルンですはボディの全面にフラッシュのONOFFを切り替えるスイッチがあります。フラッシュ有りで撮影したい時は、そのスイッチをスライドさせてON(入)にするだけで、いつでもフラッシュ撮影が可能です。

使い捨てカメラは、構造上暗い場所での撮影には不向きでしたが、写ルンですはフラッシュがついているので、夜でも室内でもいつでもどこでも撮影が可能になりました。
 
4.広角レンズだから、思い出を周囲の風景と共に残せる

写ルンですは、スマホなどにも使われている広角レンズが使われています。広角レンズとは普通のレンズよりもより広い範囲を写すことができるレンズのことで、風景写真などを撮影する際に活躍します。

この広角レンズで撮影すると被写体だけでなく、周りの風景も一緒に写真に納まるので、思い出を周囲の風景と一緒に残すことができます。
 
5.相手に圧迫感を与えないこと

おもちゃのような見た目でコンパクトな写ルンですは、他のカメラに比べて構えられているという圧迫感が少なく被写体との距離が縮めやすいので、被写体の自然な表情を引き出すことができます。ボディがコンパクトなので、撮影者の表情も相手に伝わりやすく、まるで対話をしているように撮影することができるのも人気の理由です。
 
6.レトロなデザイン

1986年から長く愛されている写ルンですは、時代と共にデザインも変わっています。現在は初代への限定回帰の思いを込めた、FUJIFILMの代名詞でもある「フジグリーン」と昔懐かしい色合いのゴールドを基調としたレトロポップなデザインになっています。

背面は、誰もが簡単に使えるカメラとして使い方がぎっしりと書かれています。これは30年に渡って蓄積されたユーザーの声を元に改良された、究極の取扱説明書になっています。取扱説明書の他に、「なまえ・メモ」が書き込めるスペースがあります。これは昔は遠足などに行く子どもに持たせることも多かったカメラなので、そういった背景から作られたスペースで、以前に比べて小さくはなっていますが、今でも大切しあえて残しているそうです。

そして、最近の写ルンですブームを受けて、FUJIFILMを始めさまざまな会社から初代復刻版モデルセットや被せることで初代写ルンですに変身するシリコンカバーなども販売されています。ストラップと組み合わせて、アクセサリー感覚で持ち歩くのも楽しいかと思います。


写ルンですの種類


1.写ルンです シンプルエース

写ルンです シンプルエース
出典:FUJIFILM

最もスタンダードな写ルンですは、シンプルエースと呼ばれるものです。本体の重さはコンビニのおにぎり(約110g)よりも少し軽い90gです。ISO感度400の27枚撮りのフィルムが装填されているモデルで、日中などの明るい場所で活躍します。

定価は1375円(税込)で、FUJIFILM公式サイトのほか、コンビニの一部店舗や家電量販店などでも購入できます。

2.写ルンです1600 Hi・Speed

その名の通り、ISO感度1600のフィルムが装填されているシンプルエースよりもシャッタースピードの速いモデルで、シンプルエースの弱点でもある暗い場所での撮影能力が向上したカメラです。

こちらは、15枚、27枚、39枚撮りの3パターンありましたが、全て生産終了してしまったため、現在は在庫が高額で取引されています。

3.写ルンですNew Waterproof(通称:水中写ルンです)

写ルンです New Waterproof
出典:FUJIFILM

防水カバーで覆われ水深10mまで撮影可能な完全防水の写ルンですNew Waterproof。水だけでなく粉塵にも強いので、工事現場やアウトドアなどでも活躍してくれます。

2019年12月に生産終了してしまったので、試してみたいという方は今が最後のチャンスです。定価は1470円(税込)で、家電量販店や写真屋さん、楽天やAmazonなどのオンラインショップで購入できます。まれに、海岸近くのコンビニやお土産屋さんでも取り扱っている場合もあります。


作例紹介


写ルンです
出典:flickr(@fototsubu)
素っ気ない色味がおしゃれな一枚。フィルムらしい粗さが光ります。

写ルンです
出典:flickr(@yamayadori)
狙ったところにピントが合わないのも楽しみ方の一つです。

写ルンです
出典:flickr(@BBchapin Shen)
フラッシュ有りで撮影すれば、暗い場所でもはっきり被写体をとらえることができます。

写ルンです
出典:flickr(@狗 乃良)
年季の入った看板もノスタルジックな雰囲気に。青空のグラデーションが美しい一枚です。

写ルンです
出典:flickr(@katsuuu 44)
躍動感あふれる作品。シャッターを押すだけのシンプルな造りなので、決定的瞬間を逃しません。


とっても簡単な「写ルンです」の使い方


写ルンですの使い方はとってもシンプルで、4ステップで撮影できます。

  1. パッケージを破いて、カメラを取り出す
  2. 右上のダイヤルを回してフィルムを巻き上げる
  3. 周りの明るさに合わせてフラッシュを入切スイッチを切り替える
  4. ファインダーを覗いて、シャッターボタンを押す

基本的にはフィルムを巻き上げてはシャッターを押すの2つを繰り返していくだけでOKです。
雨が降りそうな曇りの日や夜、暗めの室内ではフラッシュを入にするときれいな写真に仕上がります。


ただし、注意点もあります


・近づきすぎる

写ルンですのレンズは固定で、被写体に合わせて自動調節するという機能はありません。最短撮影距離は1mなので、それよりも被写体に近づいて撮影するとピンボケになります。

あえてピンボケにするのも面白いですが、基本的には被写体と1m以上の距離を取ってから撮影しましょう。

・真っ暗になる

写ルンですには、絞りを調節する機構もシャッタースピードを切り替える機能もありません。なので、少しでも光が足らないと、編集ではどうしようもないほど暗い写真になってしまいます。

まだ大丈夫かなと思うぐらい明るい場所でも、夕方などは大体真っ暗な写真になってしまいますので、少しでも光が弱くなってきたと感じたらフラッシュをON(入)にして撮影しましょう。
また、フラッシュが届く範囲は1mから3mの間なので、遠く離れた被写体には効果がないので注意しましょう。
 
・指の写り込み

写ルンですは素通しファインダーなので、ファインダーから見る世界とレンズから見える世界が違うので、レンズに指やストラップがかかっていても確認することができません。

慣れるまではレンズに指をかけていないか、しっかり確認してからカメラを構えると失敗を減らすことができます。


現像の仕方


巻き上げレバーが永遠に回るようになったら、フィルムを撮り終えた合図です。フィルムカウンターが0になっているかも合わせてチェックし、現像に出しましょう。

現像は街中にある写真屋さんや大手家電量販店の専用カウンターなどに、カメラを丸ごと持っていきお願いします。大体1本600円から1,000円ほどで、早ければ1時間ほどで現像してくれます。

近くにお店がない場合は、楽天などからオンラインで現像の注文を受け付けているお店もあるので、検討してみてください。オンラインで注文する場合は、郵送でカメラを送るとしばらくして現像されたフィルムが送られてきます。
 
現像をするうえで注意する点があります。現像はフィルムをカメラの外に出して保管できるようにする処理だけを指しますので、「現像のみ」で注文すると現像されたネガのみが返却され、どんな写真が撮れたかカラーの状態で確認することができません。なので、現像を注文する時は、オプションサービスを追加しましょう。

主なオプションは、紙媒体に印刷、CDにデータとして書き込む、スマホに転送の3つがあります。

・紙に印刷

紙媒体で手元に残したい時は、「同時プリント」を追加しましょう。現像と同時にL判(写真プリントのスタンダードな大きさ)の紙に印刷するサービスで、印刷枚数に応じて金額が変わります。
 
・CDに書き込み

CDにデータを書き込んでもらう「CD書き込み」または「データ化」は、フィルムを現像した後に、専用のスキャナでフィルムを読み込み画像データに変換してからCDに書き込んで渡してくれるサービスです。
パソコンなどで写真のデータを編集・修正したい方におすすめです。
 
・スマホに転送

最近主流になってきたサービスで、CD書き込みに似ていますが、CDに書き込まずに直接スマホに画像データを転送してくれるサービスです。スマホにデータを送ってくれるので、SNSなどにアップしたい方におすすめのサービスです。
 

まとめ


誰でも簡単に撮影できる使い捨てカメラ「写ルンです」。スマホが普及した今だからこそ、温かみやオリジナリティあふれる作品が簡単に撮れる写ルンですが再注目されています。

フィルムは最初から入っているので、シャッターを押すだけで雰囲気のある写真が撮れます。レトロポップなかわいいデザインが特徴で、圧迫感を与えないフォルムは被写体の自然な表情を引き出します。

現像後も写真データをデジタル化してくれるサービスも普及してきたので、SNSへの写真のアップや友達との写真の共有も簡単にできます。

ぜひ「写ルンです」を通して、思い出をその時の空気や気持ちと一緒に切り取ってみてはいかがでしょうか。
レンズマウント
型式

使い捨てコンパクトフィルムカメラ

レンズマウントその他
ファインダー
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倍率
ミラー
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測光方式
測光範囲

露出モード/撮影モード

ISO感度

多重露光-
シャッター
シャッター速度
巻き上げ・連写速度
レリーズ機能
セルフタイマー-
AF
AF方式
測距点
電源
使用電池単4形 1.5Vアルカリマンガン乾電池内蔵
サイズ・重量
サイズ108W×54H×34D mm
重量90g
発売日
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