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FUJIFILM KLASSE / KLASSE S / KLASSE W

FUJIFILM KLASSE / KLASSE S / KLASSE W

写ルンですの再ブームからコンパクトカメラの人気が再熱する今、写ルンですと同じFUJIFILMから発売されたコンパクトカメラKLASSE(クラッセ)もまた人気が再熱しています。コロンとした可愛らしいフォルムとスーパーEBCレンズによる高い描写力から、女性を中心に人気が高まっています。今回はKLASSEの特徴や中古価格、作例を紹介いたします。

フィルムカメラ / FUJIFILM / コンパクトカメラ
新品:
89,100円〜(4)
中古:
56,800円〜(74)

今なお愛されるFUJIFILM初の高級コンパクト


FUJIFILM KLASSE S
出典:flickr(@yc ku)

FUJIFILM KLASSE S
出典:flickr(@yc ku)

FUJIFILM KLASSE S
出典:flickr(@yc ku)

FUJIFILM KLASSE S
出典:flickr(@yc ku)

FUJIFILM KLASSE W
出典:flickr(@Sai Mr.)

FUJIFILM KLASSE S
出典:flickr(@blgrssby)

1.手に馴染む可愛いデザイン

90年代の高級コンパクトカメラブームの流れから少し遅れた登場となったFUJIFILMのコンパクトカメラKLASSEは、高級コンパクトカメラの中では少し大きめのサイズです。しかし、右手グリップ部分は大胆に丸く設計されいるため、あえて少し大きいボディが手に馴染むようになっています。

全体的に曲線で作られているボディはコロンと可愛く、被写体に圧迫感を与えにくいので自然な表情を引き出しやすく、女性からも広く支持されています。
 
2.スーパーEBCレンズ

FUJIFILM独自技術の一つがスーパーEBCというコーティングです。EBCとはElectric Beam Coatの略で、電子ビームで形成した反射防止膜を何層にも重ねることで光の反射を抑え、レンズの性能を引き出す技術です。これによって、ゴーストやフレアも抑えられ、逆光の中でも本来の色味に近い写真が撮れるようになりました。

クラッセに搭載されているEBCレンズは最短撮影距離が0.4mなので、EBCの効果も相まって近接撮影に強いカメラとなりました。
 
3.中古市場

元々クラッセの販売価格は77,000円だったので中古価格はあまり下がっておらず、50,000円から90,000円の価格帯で取引されています。50,000円台のものは珍しく、80,000円前後のものが多く流通しています。フリマアプリなどでは50,000円以下で出品されている場合も多いですが、万が一故障があった場合は修理費が高くつくこともあるので、その点を理解した上で検討することをおすすめします。

初代KLASSEはブラックとシルバーがあり、ブラックの方が流通量が少なく、価格もやや高めです。


KLASSEの機能


KLASSEにはプログラムAEやオートフォーカスなどの機能が充実しているので、フィルムカメラ初心者でも気軽に始められるような造りになっています。

その中でも特徴的な機能の一つが、AEB(オートエクスポージャーブラケティング)機能です。これは、適正露出で撮影した後に露出が足りない状態と足りすぎている状態の連続3コマを撮影する機能です。露出調整の難しいリバーサルフィルムを使う時や自分の世界観を表現する時の試行錯誤するための指標として活躍してくれる機能です。
 

KLASSE W(2006年)とKLASSE S(2007年)


初代KLASSEが発売された当時、世の中の流れはデジタルカメラに傾き始め、今後フィルムカメラは作らないと言うメーカーも出始めたところでした。しかし、FUJIFILMは最後までフィルムカメラを作り続けると宣言し生まれたのが、KLASSE WとKLASSE Sでした。

KLASSE WのWは広角(Wide)の意味で、その名の通り28mm広角レンズが搭載されています。マニュアルフォーカスダイヤルを露出補正ダイヤルに変更するなど、初代からのマイナーチェンジが行われました。

KLASSE SはKLASSE Wから少し遅れて発売されました。このSは準広角(Semi Wide)の略で、その名の通り初代と同じ38mm準広角レンズが搭載されています。シャッター部分の変更により、初代よりもレンズの開放値がF2.6からF2.8に変わっています。どちらも最近まで製造されていたので、中古でも状態の良いもの多く流通しています。


作例紹介


FUJIFILM KLASSE
出典:flickr(@Kevin Zamani)
コンクリートの細部まで緻密に描かれている一枚。濃厚な色合いが、かっちりとした陰影に合っています。

FUJIFILM KLASSE
出典:flickr(@Lordcolus)
真っ赤なパーカーが鮮やかな一枚。手前の被写体以外は豪快にボケていて、一眼レフのような写りです。

FUJIFILM KLASSE W
出典:flickr(@Sai Mr.)
暗い室内に滴り落ちる光が美しい一枚。フィルム特有の粒子感がノスタルジックな気持ちにさせます。

FUJIFILM KLASSE W
出典:flickr(@Sai Mr.)
太陽の光までも美しく切り取った一枚。青空のグラデーションも見事です。

FUJIFILM KLASSE S
出典:flickr(@Sai Mr.)
シャープなピントとボケの対比が気持ちが良い一枚。発色も濃厚です。


ネットユーザーのレビュー


価格が安いこと、デザインにあまり高級感が無いことから、高級コンパクトカメラには分類しないという意見が多いカメラです。

しかし、EBCレンズの描写力の高さや、コロンとしたフォルムの可愛さから人気が高まっているようです。特に、ボディの両側にストラップが装着できるようになっている部分は他のコンパクトカメラには無い特徴で、持ち運びに便利と好評です。
 

まとめ


写ルンですブームから再注目されている高級コンパクトカメラFUJIFILM KLASSE。少し大きく丸いフォルムは手に馴染み、圧迫感の無い外見が女性を中心に再注目されています。搭載されているレンズはスーパーEBC加工されているので、逆光であってもレンズ本来の色再現性で写しとってくれます。

中古価格は上昇中で、オンラインショップでは80,000円前後で出品されていることが多いです。初代KLASSEの良いところを残したままバージョンアップされた後継機、KLASSE WとKLASSE Sは最近まで製造されていたので、中古でも状態が良いものが多いのも特徴的です。

露出・フォーカス共にオート機能も充実しているので、フィルム初心者にも優しい設計になっています。写りとしては濃厚な発色が楽しめ、一眼レフのようなシャープなピントと大胆なボケが楽しめます。

ぜひ、フィルムメーカーFUJIFILMがフィルムユーザーのために作ったKLASSEと共に、フィルムカメラの表現力を体験してみてはいかがでしょうか。
レンズマウント
型式

35mmレンズシャッターカメラ

レンズマウントその他
ファインダー
視野率
倍率
ミラー
露出制御
測光方式
測光範囲

露出モード/撮影モード

プログラムAE、絞り優先AE

ISO感度

50〜1600

多重露光-
シャッター
シャッター速度1/1000〜1/2秒
巻き上げ・連写速度
レリーズ機能
セルフタイマー
AF
AF方式外部パッシブ方式
測距点
電源
使用電池3Vリチウム電池(CR2タイプ)1個
サイズ・重量
サイズ123x63.5x37mm
重量250g
発売日
発売日2001年01月01日