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MINOLTA TC-1

MINOLTA TC-1

レンズ周りの絞りのデザインが特徴的なMINOLTA TC-1。コンパクトカメラの中でも最小クラスのコンパクトなチタンボディに、オールドレンズとしても有名なロッコールレンズが搭載されたカメラとして、今なお人気の機種です。そんなMINOLTA TC-1の魅力や中古市場、作例をご紹介いたします。

フィルム / MINOLTA / コンパクトカメラ
新品:
110,000円〜(3)
中古:
81,000円〜(43)

銘玉M-ROKKORを搭載した高級コンパクト


MINOLTA TC-1の外観
出典:flickr(@kami)

MINOLTA TC-1
出典:flickr(@WEi WEi)

MINOLTA TC-1
出典:flickr(@chia ying Yang)

MINOLTA TC-1
出典:flickr(@Lordcolus)

1.最小クラスのボディ

コンパクトカメラの中でも最小クラスと言われるTC-1は、幅99mm高さ59mmと名刺より一回り大きい程度と小さく、厚さはわずか29.5mmなので手のひらにすっぽり収まります。小さいボディなので、慣れるまではストラップと組み合わせると落としたりせず、安心に使えます。

操作系のボタンは絞り調整以外はボディ上部のダイヤル周辺に集められているので、初心者でも簡単に操作できるようになっています。

MINOLTA TC-1の背面。セットしたフィルムを確認できるも嬉しい初心者に優しいポイント
出典:flickr(@Lordcolus)

2.ロッコールレンズ

ミノルタのレンズと言えばロッコールレンズと言われており、数々の名玉レンズを生んだシリーズとして有名です。その中の一つである、M-ロッコール 28mm F2.8を受け継ぐレンズを搭載するというコンセプトの元誕生したのがTC-1でした。

TC-1にはM-ロッコール 28mm F2.8を元に開発されたG-ロッコール28mm F3.5が搭載されています。この28mmという焦点距離はジャンルとしてはスマホなどに使用されているのと同じ広角レンズになります。写りとしてはコントラストが高く濃厚でありながらも、線はすっきりとシャープな描写です。

3.完全円形マニュアル絞り

通常のカメラですと、何枚もの羽根と呼ばれる幕が重なり合っていて、それを動かすことによって絞りを調整します。レンズをのぞき込むと、多角形の穴が見えると思いますが、それが絞りです。この多角形が円形に近いほどきれいなボケが出ると言われていて、どのメーカーも羽根の数を増やしたりと色々努力される部分です。

しかし、TC-1の場合はこの羽根が無く、円形に開けられた絞り板を切り替えることで絞りを調整することで、美しいボケを出すことに成功しました。使い方はデザインとしても特徴的なレンズ上部のレバーを動かして、絞り値を決定します。

MINOLTA TC-1の外観
出典:flickr(@Lordcolus)

4.中古価格

オンラインショップでは、70,000円から130,000円程度の価格帯で販売されています。状態によって価格が大きく変化しますが、大体100,000円前後の個体が多く出回っています。

チタン製のボディは小さな傷がつきやすいので、無傷のものを手に入れるのは難しいのでそこは諦めましょう。フィルムカメラが初めての方などは、実店舗でフラッシュや絞り環の動きなど、動作チェックはできる限りしてから購入することをおすすめします。

TC-1は3Vリチウム電池(CR123AまたはDL123A)が1本必要なので、一緒に購入しましょう。


この製品を楽しむシチュエーション


ポケットにも入るほどのコンパクトなボディなので、ぜひお出かけの際には一緒に持ち出していただきたいカメラです。レンズも広角レンズなので、人間の視野よりも広い範囲を写すことができるので、屋内での撮影よりも屋外などの広い場所での撮影に向いています。

また、せっかくの円形絞りなので、ボケが多めの写真やイルミネーションなど玉ボケが起きやすいシチュエーションでの撮影も面白いと思います。いつもとは一味違った写真が撮れるはずです。


作例紹介 


MINOLTA TC-1
出典:flickr(@Lordcolus)
突き抜けるような空の青さが心地よい作品。建物の直線と曲線が絶妙です。

MINOLTA TC-1
出典:flickr(@ketou-daisuki)
夕焼けのグラデージョンとなだらかな稜線が美しい一枚。淡い印象をシャープな稜線が引き締めています。

MINOLTA TC-1
出典:flickr(@chia ying Yang)
懐かしい雰囲気の作品。粒子の粗さや大胆なボケに惹かれます。


ネットユーザーのレビュー


ロッコールレンズらしい高い描写力とカバンに入れても邪魔にならないコンパクトさに高い評価が集まっていました。特に、絞り環が他のカメラのような多角形ではなく真円になっているので、ボケが美しいと高評価です。

デメリットとしては、選べる絞り値が4種類なので、もう一段階明るい設定が選べれば完璧であったという声もありました。
 

まとめ


MINOLTAの技術が集結して作られた、高級コンパクトカメラTC-1。コンパクトカメラの中でも最小クラスのボディとレンズ上部の絞り機構の特徴的なデザインがおしゃれなカメラです。MINOLTAの名玉ロッコールレンズが搭載されたTC-1の描写力は折り紙付きで、コントラスト高めの濃厚な色味とシャープなピントが楽しめます。

また、TC-1は完全円形マニュアル絞りという機構を採用しており、絞り値の切り替えがマニュアルな変わりに、絞り環を完全な円形にすることに成功しました。これにより、ボケが圧倒的にきれいに撮れるようになっています。

操作系もシンプルで、主にボディ上部のダイヤルを回すだけで色々設定できるので、フィルムカメラ初心者にもおすすめのカメラです。

ぜひ、MINOLTA TC-1を通して、美しいボケの世界を体験してみてはいかがでしょうか。
レンズマウント
型式

35mmレンズシャッター式AFカメラ

レンズマウントその他
ファインダー
視野率
倍率
ミラー
露出制御
測光方式
測光範囲

露出モード/撮影モード

絞り優先AE

ISO感度

多重露光-
シャッター
シャッター速度1/750〜8秒
巻き上げ・連写速度
レリーズ機能
セルフタイマー-
AF
AF方式外光パッシブ方式
測距点
電源
使用電池3Vリチウム電池(CR123AまたはDL123A)1個
サイズ・重量
サイズ99x59x29.5mm
重量185g
発売日
発売日1996年01月01日