MINOLTA SR505

MINOLTA SR505

ミノルタSRシリーズの最終モデルとして1975年に発売されたMINOLTA SR505(ミノルタ SR505)。代表的モデルSR-T101の流れをくむSR505は、ハイスペックで実用的なカメラとして人気のカメラです。今回は、SRシリーズやSR505の特徴、中古市場についてご紹介いたします。

フィルム一眼レフ / MINOLTA / MF機(機械式シャッター)
中古:
9,210円〜(7)

ミノルタ一眼レフの代表シリーズ「SRシリーズ」の最終モデル


1.SRシリーズ

ミノルタの代表的シリーズの一つであるSRシリーズは、まだ一眼レフカメラが主流ではなかった1958年にSR-2が発売され始まりました。クイックミラーターンやセルフタイマーなど、当時の最新技術をいくつも搭載した一眼レフの登場は市場に受け入れられ、20年以上シリーズは続いていきました。

SRシリーズは発売以来、毎年のようにマイナーチェンジやモデルチェンジを繰り返しましたが、1975年の最終モデルが発売されるまでSRシリーズに採用されたSRマウントは不変のまま継承され、カメラ業界内でのミノルタの地位を不動のものにし、ミノルタの名を世界に轟かせました。
 

2.SR505の位置付け

SR505は、SRシリーズの最終モデルとして1975年にSR101と同時に発売されました。SRシリーズは、1973年にシリーズの代表的モデルSR-T101の改良版であるSR-T Superを発売します。その2年後にSR-T Superのマイナーチェンジとして発売されたSR505は、SR-T系統の機能を受け継ぎ、誕生しました。

SR-T Superとの違いは2点あり、背面部分にメモホルダーが追加された点と、ミノルタ独自のフィルムシグナルSLS(Safety Loading Signal)が搭載された点です。フィルムシグナルは、フィルムの装填、巻き上げ、巻き戻しなどフィルムの状態を伝えてくれる機能で、フィルムの巻き上げミスや巻き戻しミスを防げるようになりました。

その他にも分割巻き上げ機能や露出計を内蔵するなど、実用的なカメラとして人気を博しました。


3.中古市場

生産台数が少ないことと、人気のカメラであることから、市場流通量は少ないです。中古専門店のオンラインショップではレンズ付きで10,000円から25,000円の価格帯で販売しています。ジャンク品として数千円で販売されることもあるようなので、それでも良いという方はそちらも検討してみてください。(ジャンク品の場合は整備されていない事が多いので、別途修理費などがかかる場合があります。)

また、ネットオークションやフリマアプリでは数千円で販売されていますが、整備されていない事が多いのでフィルムカメラ初心者にはあまりおすすめできません。

SR505は露出計のためにMR-9水銀電池が一つ必要ですが、現在水銀電池は製造中止になっているので、互換性のあるアルカリ電池または、変圧も行う電池アダプターとアダプターに対応する電池を使用する必要があるので、ボディ購入時に一緒に購入しましょう。


レンズマウントとおすすめレンズ


SR505はミノルタSRマウント(MCマウント)のレンズが使用できます。SRマウントのレンズは、オートロッコール・MCロッコール・MDロッコール・New MDの4種類があります。SR505はMCロッコールに対応したボディなので、MCマウントと称されることもあります。

SRマウントレンズは緑色のコーティングがされていることから、緑のロッコールとも呼ばれており、全体的に柔らかいけれどボケはすっきりとキレのある描写が得意なレンズが多い傾向にあります。

SRマウントレンズの種類は豊富にありますが、SR505と同時期に発売されていたMCロッコールレンズとはデザインなどの相性が良いのでおすすめです。


MINOLTA SR505を楽しむなら


SR505は多重露光ができるモデルなので、多重露光撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。多重露光とは、フィルムの同じコマに何回も撮影をすることで、異なる被写体が重なり不思議な写真を撮影することができる方法なのですが、SR505はボディ底面のボタンを押すだけで、何回も多重露光撮影をすることが可能です。

やり方は、一度撮影したらボディ底面のボタンを押し、もう一度撮影をします。この動作を繰り返すことで、多重露光が完成します。何度も露光するので、露出を調整するなど試行錯誤が必要な方法なので、実験などが好きな方におすすめの撮影方法です。


ユーザーレビュー


フルメカニカルボディなので、故障してもオーバーホールしてくれる修理屋が多いので、ジャンク品を購入して修理に出してから使っているという方も多かったです。シャッター音が結構大きいという意見が多く、知らずにポートレートなどを撮影して被写体が驚いていたという方もいました。ですが、その音も使っているうちに病みつきになるというユーザーもいらっしゃいました。
 

まとめ


1975年、ミノルタSRシリーズの最終モデルとして誕生したSR505。SR-T101からの流れをくむSR505は、分割測光などの機能を継承すると共に、ミノルタ独自のフィルムシグナルやメモホルダーを搭載するなど、より実用的なカメラとして人気を博しました

中古市場での人気は高く、市場流通量は少なめですが10,000円前後で販売されていることもあります。フルメカニカルカメラなので、修理が可能な部分が多いのもメリットとなっています。

ぜひ、SR505を通してミノルタの技術を堪能してみてはいかがでしょうか。
いのみんさん
Minolta SR505 / MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

Minolta SR505 / MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

Minolta SR505 / MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

Minolta SR505 / MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

Minolta SR505 / MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

Minolta SR505 / MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

Minolta SR505 / MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

Minolta SR505 / MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

Minolta SR505 / MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

Minolta SR505 / MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

レンズマウント
型式

35mmフィルム一眼レフカメラ1975

レンズマウントMinolta SR/MC/MDマウント
ファインダー
視野率
倍率
ミラー
露出制御
測光方式
測光範囲

露出モード/撮影モード

マニュアル

ISO感度

多重露光-
シャッター
シャッター速度1/1000〜1秒
巻き上げ・連写速度
レリーズ機能
セルフタイマー-
AF
AF方式
測距点
電源
使用電池水銀電池1.3V x 1
サイズ・重量
サイズ145 x 95 x 47.5mm
重量
発売日
発売日1975年08月01日