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定額買取
Canon EOS-1D X Mark III
Canon EFマウント
2020/02/14発売
2019年、CanonはAPS-C一眼レフの完成形ともいえるEOS 90Dを発売しました。そして、延期はされましたが東京オリンピックイヤーだった2020年に発売されたのがフルサイズ一眼レフの完成形ともいえるEOS-1D X Mark IIIです。プロカメラマンの要求に細部まで応えるCanonフラッグシップ機の性能をみていきましょう。
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著者: enoF
最高のカメラの条件とは?
最高のカメラとはどういったものでしょう。
超高画素機や超高感度機、高速連写機などスペック的には様々な条件があげられますが、どれも決定的なものではありません。
そもそも、画素数や感度、連写性能は全てを最高スペックにすることはできません。画素数を高くすれば、受光素子が小さくなるので感度上限は落ち、データ量が大きくなるので高速連写するとバッファ詰まりが起きやすくなります。コスト度外視することで無条件に引き上げられるスペックもありますが、物理的にバランスとる必要のあるスペックもあります。
つまり、スペックだけでは最高のカメラを決定づけることは難しいということです。では、どういったことが最高のカメラの条件となるのでしょう。
いつでも瞬間を切り取ることができるというのが一つの条件ではないでしょうか。
その条件を満たすカメラとして最高性能を誇るカメラがEOS-1D X Mark IIIです。Canon EOS-1D Xシリーズは言わずと知れたCanonの一眼レフフラッグシップ機です。
報道写真やスポーツ写真など過酷な環境でも撮影できるタフネス性と、決定的な瞬間を逃さない高速連写性能、そして雑誌や新聞などに掲載できる高画質性能を高い次元で実現する一眼レフです。
EOS-1D X Mark IIIはMark IIとパット見では大差ない外観ですが、OVFでの連写では史上最高速となる16コマ/秒を実現し、連続撮影は1000枚以上と大幅な進化をしています。事実上、連写中はほぼバッファ詰まりを気にすることなく連写を続けることができます。これによって、被写体の動きに合わせて常時高速連写を続けることが可能で、どんな動きでもその瞬間を逃すことがありません。
また、動画性能はクロップなしの4K60pに対応し、スチール撮影からスムーズに高画質動画撮影へと移行することも可能です。
カメラボディの堅牢性は、外観に大きな変化がないことから、Mark IIの性能を引き継いでいると予想できます。Mark IIは土砂降りの雨でも、砂漠の砂嵐でも、コンクリートに落としても撮影続行可能な実績があるのでMark IIIもかなり過酷な環境でも問題なく撮影を続けることができそうです。
様々な撮影環境において、決定的な瞬間を高画質で収めるための最高のカメラがEOS-1D X Mark IIIです。
製品 | ||
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価格 | 新品: 868,600円 中古: 358,600円 | 新品: 395,000円 中古: 128,500円 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.9×23.9mm) | フルサイズ(35.9×23.9mm) |
有効画素数 | 2,010万画素 | 2,020万画素 |
連続撮影速度 | 最高約20.0コマ/秒 | 最高約14.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | 常温(+23℃)約2850枚/低温(0℃)約2360枚 | 常温(+23℃)約1210枚/低温(0℃)約1020枚 |
重量 | 1,250g | 1,340g |
発売日 | 2020/02/14 | 2016/04/28 |
一貫性が生み出した名機
Canon EOS-1D XシリーズとNikon D一桁シリーズは長年、デジタルカメラの最高峰として君臨してきました。しかし、SONYが初のフルミラフラッグシップ機となるα1を発表したことで、その装いに変化が生まれてきています。
α1は今まで両立が難しいとされた、高画素と高速連写性を両立。約5010万画素で最高30コマ/秒の連写を実現しました。また、ミラーレスの弱点であったEVFの見え方や電子シャッターでのローリングシャッター現象もほぼ克服しているので、EOS-1D X Mark IIIを超えるカメラと評されることもあります。
製品 | ||
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価格 | 新品: 868,600円 中古: 358,600円 | 新品: 801,856円 中古: 581,640円 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.9×23.9mm) | フルサイズ(35.9×24mm) |
有効画素数 | 2,010万画素 | 5,010万画素 |
連続撮影速度 | 最高約20.0コマ/秒 | 最高約30.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | 常温(+23℃)約2850枚/低温(0℃)約2360枚 | 430枚 |
重量 | 1,250g | 652g |
発売日 | 2020/02/14 | 2021/03/19 |
しかし、α1ではEOS-1D X Mark IIIの代わりになれない部分も多々あります。それはEOS-1D X Mark IIIがEOS-1D Xの3世代目のカメラであるという点です。
EOS-1D Xのカメラの形状は手に馴染むというカメラマンが多くいます。
EOS-1D X Mark IIIはMark IIから100gほど軽くなったものの約1.4kgという重量級のカメラです。にも関わらず、その重さを感じさせず縦位置、横位置を自在に変えながら長時間撮影できるのは、縦位置グリップ一体形状でデザインされ、カメラのレンズマウント位置やグリップ形状の最適化がなされているからこそです。
フルミラはまだその形状が世代やモデルごとに変わったりと手探り状態な部分もあります。
また、長時間撮影ではやはりα1は電池の消費を完全に克服してはおらず、EOS-1D X Mark IIIの公称約2850枚とは大きな開きがあります。
手に馴染み、長時間撮影し続けられるカメラを求めるならEOS-1D X Mark IIIです。
細かな要求に応えるカメラ
EOS-1D X Mark IIIは前モデルと外観は同じで扱いやすく、中身は大幅にスペックアップしているということ以外にも、プロカメラマンの細かな要求に応える機能性のアップがあります。
EOS-1D X Mark IIIからAF-ONボタンにスマートコントローラーという新機能が付加されています。
これは赤外線センサーによってAFポイントを移動させることができる機能で、ジョイスティック状のマルチコントローラーを性能アップさせたものです。従来のマルチコントローラーも残されているので、スマートコントローラーの操作感に慣れない場合は機能をOFFにすることも可能です。
その他にも別売りのワイヤレスファイルトランスミッターを使っったWi-Fi 5GHz帯を使ったワイヤレステザー撮影機能も好評です。最大150mの長距離通信が可能で、EOS-1D X Mark IIIで撮影した画像を素早くパソコンやタブレットに転送することができます。
全体的な評価が高いEOS-1D X Mark IIIですが、細かい残念な点を強いてあげるなら、記録メディアの互換性でしょう。
記録メディアがCFexpressカードに変更されたことで、CFカードとCFastカードが使えず、新たにCFexpressカードを購入する必要があります。大容量のCFexpressカードはかなり高価なのでEOS-1D X Mark IIIボディと同時購入が必須なのは手痛い出費となります。
また互換性の面ではバッテリーがLP-E19のみの対応となり、LP-E4N、LP-E4は形状は同じでも使えなくなっています。Canonはバッテリーも高価なのでここも手痛い出費となりそうです。
しかし、これらはEOS-1D X Mark IIIの高い性能を実現するには必要な部分なので、最高性能を求めるのであれば必要なコストと割り切る必要がありそうです。
EF 600mm f/4Lなど望遠レンズとの相性は抜群
EOS-1D X Mark IIIは前モデルと同様に画素数が2000万画素に抑えられていることから、それを残念がる声も聞こえてきます。
画素数を抑えたのは撮影枚数無制限といえる連写性能を発揮させるためですが、それと同時にノイズ感を抑えることも目的となっています。
EOS-1D X Mark IIIは新しいローパスフィルターを採用し高周波ノイズを抑えたり、最高ISO感度も上がり、また、現像時にクラウドでノイズ除去もできるなど、ノイズの抑制に多くのケアがなされています。
これによって、シャッタースピードを上げる必要がある望遠撮影でもノイズ感はよく抑えることができます。望遠レンズと組み合わせるならEOS-1D X Mark IIIは最適の画素数といえます。
作例紹介
GDローパスフィルターで解像感が大きく進化しています
EOS-1D X Mark IIIの高速連写なら、一分間に90回転するペダルの位置にまでこだわった撮影ができます
水辺の撮影でもカメラの水濡れを気にせず撮影し続けることができます
もちろんポートレートにも最適なカメラの一つです
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 普段使いで予備バッテリーは全く不要
- Web中心の仕事では画素数はちょうどよく使いやすい
- ライブビュー撮影がかなり実践的に使えるようになった
- 画素数は同じでもII型よりもかなり解像感がアップしている
- 暗い場所でもしっかり合焦し、ノイズも気にならない
ノイズ感についていの高レビューが多く見られました。画素数を抑えたことと、新しいローパスフィルターにしたことでかなりノイズを抑えることに成功しています。
■ ネガティブレビュー
- 記録メディアを全部買い換えなくてはならないのが大変
- せめて3000万画素は欲しかった
- ボディ内手ブレ補正が搭載されていれば完璧だった
- 普段使いにするにはドン引きするような価格
- 背面液晶がバリアングルならさらに使い勝手があがる
画素数については、賛否両論ありますが、紙媒体が減っていることや、通信速度とのバランスを考えるとこの画素数がベストとも言えそうです。
まとめ
カメラ好きの4年に一度のお楽しみといえばフラッグシップ機の発表です。Canon EOS-1D X Mark IIIは変わらない部分と大きく進化した部分がバランス良く、プロカメラマンにとって最強の武器となる仕上がりとなっています。
一般ユーザーにとってはさらなる高嶺の花となってしまいましたが、既存のEOS-1D Xユーザーにしてみれば、フルミラや他社に買い換える理由は全くないカメラです。
もちろん、現在他のCanon一眼レフを使っているユーザーにとっても、発展途上なフルミラよりも最高スペックを極めた一眼レフEOS-1D X Mark IIIは十分にその価格の価値あるカメラです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
デジタル一眼レフ > プロ
Canon EOS-1D X Mark III
新品: 893,648円 / 中古: 358,600円
新品: 873,700円 / 中古: 430,190円
新品: 868,600円 / 中古: 436,910円
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例えば...
SIGMA 10-18mm F2.8 DG DN|Contemporary [フジフイルムX用]
64,800円(定額)で買い取ります
製品情報
カテゴリ | デジタル一眼レフ |
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メーカー | Canon |
タイプ | プロモデル |
マウント | Canon EFマウント |
関連製品
製品 | Canon EOS-1D X Mark III (本製品) | |
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価格 | 新品: 868,600円 中古: 358,600円 | 新品: 395,000円 中古: 128,500円 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.9×23.9mm) | フルサイズ(35.9×23.9mm) |
有効画素数 | 2,010万画素 | 2,020万画素 |
連続撮影速度 | 最高約20.0コマ/秒 | 最高約14.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | 常温(+23℃)約2850枚/低温(0℃)約2360枚 | 常温(+23℃)約1210枚/低温(0℃)約1020枚 |
重量 | 1,250g | 1,340g |
発売日 | 2020/02/14 | 2016/04/28 |