Nikon F

Nikon F

Nikonが作った最初の一眼レフであるNikon F(ニコン F)。今から半世紀前の1959年に発売されましたが、今でも愛用者が絶えません。そんな、人を惹きつけて離さないNikon Fがどのようにして誕生したのか、その魅力やおすすめのレンズについてご紹介します。

フィルム一眼レフ / Nikon / MF機(機械式シャッター)

50年以上経った今でも愛されるNikon初のフラッグシップ一眼レフ

Nikon F(FTNファインダー)の外観
出典:instagram(@osamuodanaka)
Nikon F / AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
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Nikon F / AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
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Nikon F / AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
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Nikon F / AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
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Nikon FはNikon製一眼レフの原点にして、今日までに製造されたNikon製一眼レフの基礎となる様々な機能を既に備えていた名機です。そんなNikon Fの歴史や豊富なスペックについてご紹介します。
 

1.Nikon Fが切り開いた一眼レフの時代


Nikonがまだ日本光学工業という名前だった頃に誕生したこの名機。レンジファインダー式カメラが主流だった当時に、一眼レフカメラという新たな風を巻き起こしました。

レンジファインダーは単焦点レンズしか対応していませんが、一眼レフになってから、マクロやズームレンズなど豊富な種類のレンズに対応するようになり、撮影の幅が広がりました。その他にも軽くて丈夫なチタン製のシャッターを採用するなど堅牢で多彩なスペックが多く装備されていたことから、プロ用一眼レフの礎となりました。
 

2.完全に外れる裏蓋とフィルムの長さ設定窓


基本的にマニュアルカメラと使い方は同じです。少し違うポイントとしては、裏蓋が外れる事とフィルムの長さを設定する機構があるというところです。

Nikon Fはフィルムを装填する時に、裏蓋を完全に取り外す必要があります。今ではドアのように蝶番があって開け閉めできますが、Nikon Fはパカッと完全に外れます。なので、フィルムを取り換えの際は、裏蓋を置く場所がある所で交換しましょう。そしてその後、フィルム巻き上げ部に設定窓があるので、フィルムの長さが20コマか36コマか設定し、撮影を開始します。
 

3.多彩なファインダーモデル


59年に発売されてから60年代にかけて、8種類のファインダーが製造されました。発売当初は三角形が特徴的なペンタプリズム式アイレベルファインダーが標準装備されていました。

そこから、入射光式露出計を搭載したフォトミックファインダーが製造され、その後TTL露出計が搭載されたフォトミックファインダーが2種類発売されました。その他に、スポーツ撮影向きのアクションファインダー、二眼レフで一般的な上から覗くウエストレベルファインダーが3種類あります。
 

Nikon Fを楽しむなら


中古カメラで撮影してみたい、歴史のあるカメラを使ってみたいという方におすすめの製品です。カメラファンの間では、伝説の名機と言われるNikon F。1959年から1970年代までの長期間発売されていた事に加え、頑丈であることが有名なNikon Fは今でも中古で手軽な値段で手に入れる事ができます。

対応マウントはFマウント、対応レンズは絞り環とカニ爪付きのニッコールレンズになります。Nikonの歴史を感じながら、50年以上前のプロと同じ製品で写真を撮る楽しみを味わうことができます。
 

作例紹介


長年愛されてきた名機で撮影された作品をご紹介します。質実剛健なボディから生み出された、確かな仕事を感じることができます。
Nikon F / AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
出典:instagram(@osamuodanaka)
Nikon F / AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
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Nikon F / AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
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Nikon F / AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
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おすすめの対応レンズ

 

1.NIKKOR-S Auto 5cm F2


Nikon Fの標準レンズとして同時に発売された単焦点レンズで、今はオールドレンズというジャンルに分類されます。中古で1万円ほどの値段で購入することも可能です。

50mmではなく5cm、Nikonではなく「Nippon kogaku japan」と刻印されているところにも時代を感じ取れます。Nikonの歴史を感じたいという方、オールドレンズ特有のふわっとした雰囲気を撮影したい方には、ぜひ本体とセットで使用していただきたいレンズです。
 

2.マクロレンズ


もし、ウエストレベルファインダーを手に入れることが出来ればFマウントのマクロレンズを使用してみるのも楽しいと思います。上から覗くことができるウエストレベルファインダーは、地面近くに咲く花などを撮影するのに向いています。なので、ぜひマクロレンズで普段とは違う世界へ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
 

ユーザーレビュー


伝説のカメラと言われ、人気が高いNikon F。機能やその堅牢さにも多くのコメントが寄せられていましたが、64年の東京オリンピックのポスターをデザインした亀倉雄策がデザインした事にも注目が注がれ、デザイン性についても高い評価がされていました。
 

まとめ


Nikonが築き上げた一眼レフ時代の第一歩となったNikon F。確かな仕事と堅牢な造りでプロからも愛用され、昨今の一眼レフの基礎となった製品です。発売から50年以上たった今でも人気があり、手頃な値段で中古を手に入れる事ができます。ファインダーも数多く製造され、自分好みにカスタマイズすることができます。

ぜひ、Nikonの歴史を手に、写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
レンズマウント
型式

機械式35mmフィルム一眼レフカメラ

レンズマウントNikon Fマウント
ファインダー
視野率100%
倍率約0.7倍
ミラー
露出制御
測光方式中央部重点測光
測光範囲

EV2〜17
(ISO100、F1.4、フォトミックFTN)

露出モード/撮影モード

マニュアル

ISO感度

6〜6400

多重露光-
シャッター
シャッター速度1/1000〜1秒
巻き上げ・連写速度
レリーズ機能
セルフタイマー
AF
AF方式
測距点
電源
使用電池
サイズ・重量
サイズ147×98×54mm
重量685g
発売日
発売日1959年06月01日