HOME単焦点レンズOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

フルサイズセンサーでは大掛かりな超望遠レンズも、マイクロフォーサーズシステムでは非常にコンパクトにまとまります。M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROは、PROシリーズでは初の超望遠単焦点レンズ。現在は超望遠ズームレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROがありますが、単焦点レンズとしてのメリットも交えて紹介していきます。

単焦点レンズ / OLYMPUS / 望遠
新品:
372,521円〜(9)
中古:
234,000円〜(10)

600mm〜1200mmを悠々手持ち撮影できる夢の機動性

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
出典:healingdachs.blog19.fc2.com
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
出典:healingdachs.blog19.fc2.com
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14
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OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
出典:healingdachs.blog19.fc2.com

35mm換算で600mmの焦点距離と極めて高い光学性能も有するM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO。このクラスのレンズをフルサイズセンサー機で想定した場合、全長はだいたい40cmほど、重さも約4、5000gとかなり大掛かりになります。

対してM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROは、全長22.7cm(フード無し)、重さも1270g(三脚座を除く)。フルサイズ機の70-200mm f2.8とほぼ同等のボリューム感といえば、焦点距離の割にかなりコンパクトにまとまったレンズであることがおわかりいただけるでしょう。

別売りの各テレコンバーターにも対応しており、1.4倍組み合わせれば840mm相当、2倍を使えば1200mmまで焦点距離を延ばすことができます。

これをフルサイズ機の望遠ズームレンズのように扱えると考えると、山々の撮影スポットまで機材を持ち込み、遠くから野鳥を狙うようなネイチャーフォトグラファーには夢のようなレンズといえます。ただしテレコンバータを使うとレンズの明るさが暗くなるので注意しましょう。
 

単焦点レンズである優位性


かつてはPROシリーズ唯一の超望遠レンズでしたが、現在は35mm換算で300〜800mm、内蔵テレコンバーターを使えば375~1000mmまでカバーできるM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROがあります。とはいえ、M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROを選ぶメリットは多いです。

まず、0.5の差とはいえ明るいこと。マイクロフォーサーズセンサーは高感度にあまり強くないのでF値は少しでも稼いでおきたいです。

サイズは小さく重さも軽いです。その場で画角を変えられるメリットは大きいですが、換算600mmの画角を想定した撮影を行ったり、機動性を活かして自ら動いて画角を変えてしまうのもOK。このあたりは好みと用途で選びましょう。

何よりも価格面でのメリットが大きいです。高性能で便利な150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROは88万円ほどしてしまいます。M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 PROはその半分以下のおよそ37万円。決して安くはない価格ですが、超望遠レンズをシステムに組み込む金額と考えればリーズナブルです。
製品

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

価格新品:372,521円〜
中古:234,000円〜
焦点距離300mm(35mm判換算:600mm相当)150-400mm(35mm判換算:300-800mm相当)
内蔵テレコンバーターx1.25時:187.5-500mm(35mm判換算:375-1000mm相当)
F値F4.0〜22.0F4.5〜22.0
最短撮影距離140.0cm130.0cm
絞り羽根枚数9枚9枚
手ブレ補正
防塵
防滴
重量1,270g1,875g
発売年月2016年02月2021年01月
 

超望遠レンズとしての充実した機能。近接撮影にも強い。


超望遠を想定したレンズ内手ブレ補正を搭載。ボディ内手ブレ補正と組み合わせれば6段分の効果を得られます。強力な防塵・防滴性能も組み込まれていて、野鳥撮影などのネイチャー撮影にも安心。

フォーカスリングにはワンアクションでAF⇔MFを切り替えられるマニュアルフォーカスクラッチ機構が設けられており、超望遠による浅いピントにも即座に対応しやすいです。

近接撮影にも強く、最短1.4m、最大0.48倍のテレマクロ撮影も可能です。ピントの許容範囲が広いぶんその挙動が懸念されますが、AFの速度は速く、全域、遠・近距離と切り替えられるフォーカスリミットも搭載されているので、気になるときは適宜切り替えてカバーもできます。屋外に積極的に持ち出して、望遠とマクロの両方の撮影を存分に楽しみましょう。
 

ユーザーレビュー

 
■ ポジティブレビュー
  • 画質が極めて良い
  • テレコンバータを使った場合にも画質やAF速度の低下がほぼ見られない
  • 手持ち撮影で狙える写真に手軽に挑める
  • 鳥撮影の合間に花や昆虫などの撮影も楽しめる
  • フードが組み込みで収納しやすい
携帯性の良さ、運用の手軽さが評価され、それによって撮れる写真のバリエーションも増えたという意見も。画質の評判はとても良く、フルサイズ一眼レフ機から切り替えた人からの評価も非常に高いです。


■ ネガティブレビュー
  • フードが傷つきやすい
  • 内蔵式フードが動かなくなって、修理が必要になる場合がある
  • MFフォーカスクラッチが切り替わりやすい
  • ボディの種類によってはフロントヘビーで左手が疲れやすい
  • 数字よりも重さを感じる
組み込み式のフードの機構トラブルに遭った人が見受けられました。MFフォーカスクラッチが勝手に切り替わっていてストレスを感じていた人も多かったので、テープで固定するなどの対処が必要かもしれません。
 

まとめ


M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROは2016年に発売されたレンズですが、シリーズで初めてレンズ内蔵の手ブレ補正を搭載したり、当時のシリーズ最高峰の解像力を実現させたりなど、かなり力の入ったレンズなので、今でも至極の1本として必ず活躍をしてくれます。

このレンズとともに、まだ見ぬ超望遠の世界に足を踏み入れてはいかがでしょうか。
基本仕様
対応マウントマイクロフォーサーズマウント
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応-
APS-C専用-
レンズ構成10群17枚
絞り羽根枚数9枚
焦点距離

300mm(35mm判換算:600mm相当)

最短撮影距離140.0cm
最大撮影倍率0.24倍
開放F値F4.0〜22.0
画角4.1度
手ブレ補正機構
防塵
防滴
サイズ・重量
最大径×長さ92.5x227mm
重量1,270g
フィルター径77mm
発売日
発売日2016年02月26日