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定額買取

Nikon D800
Nikon Fマウント
2012/03/22発売
Nikon D800は、有効3,630万画素のFXフォーマットCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフです。発売時点では35mm判相当の撮像素子を搭載するデジタル一眼レフとして世界最高の有効画素数を実現し、高速性能を追求したD4とは異なる「高解像」という方向からプロ・ハイアマチュア向けFXラインを広げました。51点AFや約91,000ピクセルRGBセンサー、CF/SDダブルスロットなど、画素数だけではない本格的な撮影性能も備えています。
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本体の買取額:43,080円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
3,630万画素で「高解像FX」という方向を切り開いたD800
Nikon D800は、2012年3月に発売されたニコンFXフォーマットのデジタル一眼レフです。最大の特徴は35.9×24.0mmのCMOSセンサーに有効3,630万画素を搭載したことで、発売時点では35mm判相当の撮像素子を搭載するデジタル一眼レフとして世界最高の有効画素数を実現しました。
その立ち位置を理解するうえで重要なのが、同じ2012年に登場したフラッグシップD4との関係です。ニコンは高速性能を備えたD4に対し、D800をネイチャーやスタジオなど高解像度撮影で効果を発揮するモデルとして投入しました。単純な上下関係ではなく、速度を追求するD4とは別に、解像力を優先する撮影へFXシステムを広げたのがD800でした。
特徴① 7,360×4,912ピクセルを記録する3,630万画素FXセンサー
D800のFXフォーマットでの最大記録サイズは7,360×4,912ピクセル。画像処理エンジンにはEXPEED 3を搭載し、RAWでは12bit/14bit記録に対応します。常用感度はISO 100〜6400で、ISO 50相当からISO 25600相当まで拡張できます。
高画素化は、大きくプリントするためだけのものではありません。細部を多く記録できることに加え、撮影後にトリミングする余地を持たせやすく、DXフォーマットへ切り替えて撮影することもできます。一方で、RAWでは1枚のファイルサイズが大きくなるため、記録容量や現像環境まで含めて3,630万画素を扱うことになります。
特徴② 51点AFと約91,000ピクセルRGBセンサーで高画素を支える
D800は解像力だけに特化したカメラではありません。AFには51点のフォーカスポイントを持つシステムを採用し、そのうち11点はF8でのAFにも対応。さらに約91,000ピクセルRGBセンサーを使ったアドバンストシーン認識システムによって、測光だけでなくAFやAE、i-TTL調光、ホワイトバランスなどの制御にも撮影シーンの情報を利用します。
光学ファインダーはFXフォーマットで視野率約100%、倍率約0.7倍。シャッターは最高1/8000秒で、約20万回のレリーズテストをクリアしています。ボディーにはマグネシウム合金を採用し、防塵・防滴にも配慮されており、3,630万画素のセンサーを中心にしながら、プロやハイアマチュアが撮影機材として使うための基本性能も組み合わされています。
特徴③ 連写はFXで約4コマ/秒、高速機とは違う設計思想
D800の性格がよく表れているのが連続撮影速度です。標準のEN-EL15使用時はFXフォーマットで最高約4コマ/秒、1.2×またはDXフォーマットでは最高約5コマ/秒。別売のMB-D12とEN-EL18または単3形電池などを使用すれば、DXフォーマットでは最高約6コマ/秒まで引き上げられます。
つまり「最高6コマ/秒」という数字だけでD800の連写性能を捉えるのは正確ではありません。3,630万画素をフルに使うFX撮影では約4コマ/秒であり、高速連写を最優先したボディーではなく、一枚の情報量を優先した設計です。その代わりCFとSDのダブルスロットやUSB 3.0を備え、大容量の画像を記録・転送するところまで考えられています。
D800Eとの違い|同じ3,630万画素で解像感とモアレの考え方が異なる
D800とほぼ同時期に登場したのがD800Eです。有効画素数をはじめ基本性能は共通していますが、D800Eでは光学ローパスフィルターの働きを光学的に抑制し、より高い解像感を得る設計になっています。
ローパスフィルターには偽色やモアレを抑える役割があるため、その効果を残したD800は、解像力だけを最大化するのではなく、細かな規則模様などで発生するモアレにも配慮した仕様です。対してD800Eはモアレや偽色が目立つ可能性を受け入れてでも鮮鋭感を優先するモデルで、ニコンも風景や美術品など高い鮮鋭感を求める用途を想定していました。
D810との違い|3,600万画素級を維持しながら完成度を高めた後継機
2014年に登場したD810も有効3,635万画素で、画素数そのものはD800から大きく増えていません。しかし、D810では光学ローパスフィルターレスの新しいセンサーとEXPEED 4を採用し、常用感度の下限をISO 100からISO 64へ拡張。ミラーやシャッターの駆動も見直し、高画素センサーの解像力を引き出すためにカメラ内部の振動を低減しています。
連続撮影もFXフォーマットで約4コマ/秒から約5コマ/秒へ向上し、動画はD800のフルHD 30pから60pへ対応しました。D800が3,600万画素級FX一眼レフという方向を打ち出した最初の世代だとすれば、D810はその高解像路線を維持しながら、撮影時の振動、感度域、処理性能、連写や動画まで磨いたモデルと捉えると違いが分かりやすくなります。
どんな撮影に向く?|速度より一枚の情報量を優先したい人へ
D800の特徴は、スペックの一部分だけを見るよりも「何を優先して設計されたカメラなのか」で考えると明確になります。FXフォーマットで約4コマ/秒、ボディーはバッテリーとSDカード込みで約1,000gと、軽快さや高速連写を第一に選ぶカメラではありません。
一方で、3,630万画素のFXセンサー、視野率約100%の光学ファインダー、51点AF、最高1/8000秒のシャッター、CF/SDダブルスロットを備えています。風景や建築、スタジオ撮影など、動きを大量の連写で追うことよりも、一枚の写真へ多くの情報を残したい撮影と方向性が合います。
D800EやD810という選択肢もあるため、高解像だけを理由にD800を選ぶ必要はありません。D800Eとはローパスフィルターの考え方、D810とはISO 64や制振性能、連写速度などに違いがあります。その違いを理解したうえで、3,600万画素級FX一眼レフの基本性能を求めるなら、D800が何を目指して作られたカメラなのかは発売から時間が経っても明快です。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
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ECサイトの販売情報
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本体の買取額:43,080円(定額)
製品情報
| カテゴリ | デジタル一眼レフ |
|---|---|
| メーカー | Nikon |
| タイプ | ハイアマチュアモデル |
| マウント | Nikon Fマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Nikon D800 (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ(35.9×24.0mm) | フルサイズ(35.9×24.0mm) | フルサイズ(36.0×23.9mm) | フルサイズ(35.9×24.0mm) | APS-C(23.5×15.7mm) | フルサイズ(35.9×23.9mm) |
| 有効画素数 | 3,630万画素 | 3,630万画素 | 1,625万画素 | 3,635万画素 | 2,088万画素 | 4,575万画素 |
| 連続撮影速度 | 最高約4.0コマ/秒 | 最高約4.0コマ/秒 | 最高約5.5コマ/秒 | 最高約6.0コマ/秒 | 最高約10.0コマ/秒 | 最高約7.0コマ/秒 |
| 防塵・防滴 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 撮影可能枚数(ファインダー) | 900枚 | 900枚 | 1400枚 | 1200枚 | 1240枚 | 1840枚 |
| 重量 | 900g | 900g | 710g | 880g | 760g | 915g |
| 発売日 | 2012/03/22 | 2012/04/12 | 2013/11/28 | 2014/07/17 | 2016/04/28 | 2017/09/08 |
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