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定額買取

Nikon D800E
Nikon Fマウント
2012/04/12発売
Nikon D800Eは、有効3,630万画素のFXフォーマットCMOSセンサーを搭載し、光学ローパスフィルターの働きを無効化することでD800以上の解像感を追求したデジタル一眼レフです。51点AFや約91,000ピクセルRGBセンサーなど基本性能はD800と共通ですが、偽色やモアレが目立つ可能性を受け入れてでも細部の鮮鋭感を引き出すという明確な方向性を持ち、風景や美術品など高い解像力を求める撮影を想定して設計されています。
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本体の買取額:41,400円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
D800の3,630万画素から、さらに解像感を引き出したD800E
Nikon D800Eは、2012年4月に発売されたニコンFXフォーマットのデジタル一眼レフです。35.9×24.0mmのCMOSセンサーに有効3,630万画素を搭載し、最大7,360×4,912ピクセルの静止画を記録できます。
基本性能は同時期のD800と共通ですが、D800Eには一つの大きな違いがあります。それが、撮像素子に備わる光学ローパスフィルターの働きを光学的な構成によって無効化したことです。ニコンはD800Eを、D800の基本性能と機動性を維持しながら、3,630万画素の解像力をさらに引き出す「超高解像仕様」として位置づけました。
特徴① ローパスフィルターの働きを無効化し、解像感を優先
一般的な光学ローパスフィルターには、細かな規則模様などを撮影した際に発生する偽色やモアレを抑える役割があります。一方で、光をわずかに分離して撮像素子へ導くため、解像感との間にはトレードオフが生じます。
D800Eではフィルターそのものを単純に取り除いたのではなく、光学ローパスフィルターの働きを光学的な構成によって無効化しました。これによってレンズから入った光をより直接的に撮像素子へ導き、同じ3,630万画素でもD800より高い解像感を得ることを狙っています。
その代わり、被写体や撮影条件によってはD800より偽色やモアレが目立つ可能性があります。つまりD800Eの特徴は単純な性能向上ではなく、モアレ抑制よりも解像感を優先するという明確な選択にあります。
特徴② 51点AFや約91,000ピクセルRGBセンサーはD800と共通
解像感以外の基本性能はD800と共通です。AFは51点で、そのうち11点はF8に対応。約91,000ピクセルRGBセンサーを利用したアドバンストシーン認識システムによって、測光だけでなくAFやAE、i-TTL調光、ホワイトバランスなどの制御にも撮影シーンの情報を利用します。
光学ファインダーはFXフォーマットで視野率約100%、倍率約0.7倍。シャッターは最高1/8000秒で約20万回のレリーズテストをクリアし、マグネシウム合金を採用したボディーにはシーリングを施して防塵・防滴性も確保しています。D800Eは高解像だけに機能を絞った特殊機ではなく、D800の本格的な一眼レフとしての撮影性能をそのまま備えています。
特徴③ FX約4コマ/秒とCF・SDダブルスロット
連続撮影速度はEN-EL15使用時、FXフォーマットで最高約4コマ/秒です。1.2×またはDXフォーマットでは最高約5コマ/秒となり、別売のMB-D12にEN-EL18または単3形電池を使用するなど所定の条件を満たせば、DXフォーマットで最高約6コマ/秒まで引き上げられます。
記録媒体はCFとSDのダブルスロットで、USB 3.0にも対応しています。3,630万画素の14bit非圧縮RAWでは公式の目安でも1枚約74.4MBになるため、D800Eでは撮影そのものだけでなく、記録容量や転送、RAW現像を含めた環境まで高画素機に合わせて考える必要があります。
D800との違い|どちらも3,630万画素、違うのは解像感とモアレへの考え方
D800とD800Eは、有効画素数、画像処理エンジン、AF、連写、ファインダー、ボディーサイズ、重量など基本仕様が共通しています。ニコン自身も、光学ローパスフィルター以外の仕様はD800と同じと明記しています。
違いは「どちらの画素数が多いか」ではありません。D800は光学ローパスフィルターによって偽色やモアレを抑える方向、D800Eはその働きを無効化することで解像感を優先する方向です。そのため、細かな規則模様を含む被写体を幅広く撮るならD800、高い鮮鋭感を引き出すことを優先するならD800Eという、撮影対象とリスクの取り方によって選択が分かれます。
D810との違い|D800Eの高解像思想を標準仕様へ
D800Eの後継世代にあたるD810は、2014年に登場しました。D810では有効3,635万画素のセンサーから光学ローパスフィルターそのものをなくし、D800Eで特別仕様だった高解像方向の設計を標準モデルへ取り込んでいます。
さらに画像処理エンジンはEXPEED 4となり、常用感度はISO 64〜12800へ拡大。FXフォーマットの連続撮影も約4コマ/秒から約5コマ/秒へ向上し、ミラーやシャッターの駆動機構も見直すことで内部振動を低減しています。D800EがD800をベースに解像感を一段押し進めたモデルだったのに対し、D810はその方向性を前提としてカメラ全体を作り直した世代と考えると関係が分かりやすくなります。
どんな撮影に向く?|モアレのリスクより細部の再現を優先する
D800Eが想定したのは、単に高画素が必要な撮影ではありません。ニコンが具体例として挙げたのは風景や美術品など、高い鮮鋭感が求められ、3,630万画素の情報量をできるだけ解像感へつなげたい撮影です。
一方で、細かな織物や規則的な模様などでは偽色やモアレがD800より目立つ可能性があります。高速連写を重視するならFXで約4コマ/秒という性能も考慮する必要があり、約1,000gのボディーを含め、軽快さを優先したカメラでもありません。
D800との違いはスペック表ではごく小さく見えます。しかし、その小さな違いのためにD800Eという別モデルが用意されたこと自体が、このカメラの性格を表しています。モアレを抑える安全側の設計より、レンズと3,630万画素センサーが持つ解像力を引き出すことを優先する。そのトレードオフを理解して選ぶための高解像FX一眼レフです。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
販売中の中古商品
ECサイトの販売情報
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本体の買取額:41,400円(定額)
製品情報
| カテゴリ | デジタル一眼レフ |
|---|---|
| メーカー | Nikon |
| タイプ | ハイアマチュアモデル |
| マウント | Nikon Fマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Nikon D800E (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ(35.9×24.0mm) | フルサイズ(35.9×24.0mm) | フルサイズ(36.0×23.9mm) | フルサイズ(35.9×24.0mm) | APS-C(23.5×15.7mm) | フルサイズ(35.9×23.9mm) |
| 有効画素数 | 3,630万画素 | 3,630万画素 | 1,625万画素 | 3,635万画素 | 2,088万画素 | 4,575万画素 |
| 連続撮影速度 | 最高約4.0コマ/秒 | 最高約4.0コマ/秒 | 最高約5.5コマ/秒 | 最高約6.0コマ/秒 | 最高約10.0コマ/秒 | 最高約7.0コマ/秒 |
| 防塵・防滴 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 撮影可能枚数(ファインダー) | 900枚 | 900枚 | 1400枚 | 1200枚 | 1240枚 | 1840枚 |
| 重量 | 900g | 900g | 710g | 880g | 760g | 915g |
| 発売日 | 2012/04/12 | 2012/03/22 | 2013/11/28 | 2014/07/17 | 2016/04/28 | 2017/09/08 |
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