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定額買取

PENTAX K-5 II s
PENTAX Kマウント
2012/10/19発売
PENTAX K-5 IIsは、有効約1,628万画素APS-Cセンサーからローパスフィルターを取り除き、解像感を優先したデジタル一眼レフです。視野率約100%のペンタプリズム、防塵・防滴と-10℃耐寒、最高約7コマ/秒、ボディ内SRなどK-5 IIの基本性能をそのまま継承。モアレや偽色が発生する可能性を受け入れる代わりに、レンズから入った細部をより直接的に記録することを選んだモデルです。
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本体の買取額:28,280円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
K-5 IIの完成度をそのままに、解像感を優先したもうひとつのK-5
PENTAX K-5 IIsは、2012年にKシリーズの最上位機として登場したK-5 IIと同時発売されたデジタル一眼レフです。
撮像素子は23.7×15.7mmのAPS-C CMOSで、有効画素数は約1,628万画素。画像処理エンジンにはPRIME IIを搭載し、通常ISO 100~12800、拡張設定ではISO 80~51200まで対応します。
視野率約100%・倍率約0.92倍のペンタプリズムファインダー、最高1/8000秒のシャッター、最高約7コマ/秒の連写、ボディ内手ブレ補正SR、77カ所のシーリングによる防塵・防滴、-10℃までの耐寒性能など、上位一眼レフとしての基本性能も充実しています。
しかし、K-5 IIsを特徴づけるのは、こうしたスペックではありません。
同時発売されたK-5 IIとの違いは、ローパスフィルターを搭載していないことです。
一般的なカメラではモアレや偽色を抑えるためにローパスフィルターを使用します。K-5 IIsではそれを取り除き、そのリスクを受け入れる代わりに、センサーが持つ解像力をより直接的に画像へ反映させることを選びました。
特徴① ローパスフィルターを外し、1,628万画素を解像感へ振り切る
K-5 IIとK-5 IIsは、別々の撮像素子や画像処理エンジンを搭載したカメラではありません。
PENTAX公式FAQでも、両機の仕様差はローパスフィルターの有無だけとされています。
K-5 IIには従来と同様にローパスフィルターを搭載。一方、K-5 IIsではローパスフィルターを持たない構成とすることで、より解像感を重視しています。
ローパスフィルターは、センサーへ届く像をわずかにぼかすことで、規則的な細かな模様を撮影した際に発生するモアレや偽色を抑える役割があります。
そのため、ローパスフィルターを外せば単純にすべてが良くなるわけではありません。
風景や自然物など細かなディテールをできるだけ記録したい場面ではK-5 IIsの方向性が活きる一方、細かな織物や規則的なパターンではモアレや偽色が発生する可能性があります。
K-5 IIsは、このトレードオフを理解したうえで解像感を選ぶためのカメラです。
特徴② -3EV対応のSAFOX Xで暗所のAFを強化
K-5 II / K-5 IIsで、初代K-5から大きく変わったのがオートフォーカスです。
新開発のAFモジュール「SAFOX X」を採用し、AF輝度範囲をEV-3~18まで拡大。暗い場所や低コントラストの被写体でもピントを合わせやすい設計になりました。
測距点は11点で、中央9点がクロスタイプです。
さらにSAFOX Xでは従来のF5.6光束に加えてF2.8光束にも対応し、大口径レンズ使用時のピント検出精度を高めています。
これはK-5 IIsのローパスフィルターレスという特徴とも相性のよい進化です。
細部まで記録することを重視するカメラだからこそ、その前段階であるピント精度も重要になります。K-5 IIsでは撮像素子だけを変更するのではなく、K-5 II世代で強化されたAFシステムを土台として使えます。
特徴③ 防塵・防滴と約7コマ/秒を小型マグネシウムボディに凝縮
K-5 IIsは解像感を追求したモデルですが、三脚に固定して風景だけを撮るための特殊なカメラではありません。
ボディ外装にはマグネシウム合金、シャシーにはステンレス合金を採用。77カ所にシーリングを施した防塵・防滴構造と、-10℃までの耐寒性能を備えています。
シャッターは最高1/8000秒で、10万回の作動耐久を想定。連続撮影は最高約7コマ/秒で、ISO 100ではJPEGで30コマ、RAWで20コマまで連続撮影できます。
ファインダーは視野率約100%のガラス製ペンタプリズム。ボディ内SRは約3段の補正効果を持ち、対応するKマウントレンズで手ブレ補正を利用できます。
サイズは約131×97×72.5mm、本体のみ約680gです。
つまりK-5 IIsは、解像度を優先した派生モデルでありながら、K一桁機が持つ小型・堅牢・高速という基本性能を失っていません。
フィールドへ持ち出せる本格一眼レフのまま、最終的な画像の解像感だけをさらに優先したモデルです。
K-5 IIとの違い|どちらが上ではなく、ローパスフィルターを残すか外すか
K-5 IIsを選ぶうえで、最も重要な比較対象はK-5 IIです。
両機は有効約1,628万画素、PRIME II、ISO 100~12800、SAFOX X、最高約7コマ/秒、約3段のSR、視野率約100%のファインダー、防塵・防滴ボディなど、基本仕様を共有しています。
PENTAX自身も、両機の仕様上の違いはローパスフィルターの有無だけと説明しています。
K-5 IIはローパスフィルターを搭載することで、規則的な細部を撮影した際のモアレや偽色を抑えることを優先します。
K-5 IIsはそれを取り除き、モアレや偽色が発生する可能性と引き換えに、解像感を優先します。
したがって、K-5 IIsをK-5 IIの単純な上位モデルと考えるのは適切ではありません。
どちらも同じ完成度の高いボディを使いながら、画像を作る最後の部分で異なる判断をしたカメラです。
被写体を選ばず安定した結果を求めるならK-5 II。細かなディテールを優先し、必要に応じてモアレへの対処も受け入れるならK-5 IIs。
末尾の「s」は、スペックを増やした印ではなく、撮影者にひとつの選択を求めるモデルであることを表しています。
どんな撮影に向く?|細部まで残したい人が、リスクを理解して選ぶK-5
K-5 IIsの特徴が活きやすいのは、風景や自然物、建築など、細かなディテールをできるだけ残したい撮影です。
視野率約100%の光学ファインダー、堅牢な防塵・防滴ボディ、-10℃耐寒、ボディ内SRを備えているため、解像感を求めながらフィールドへ持ち出すという使い方にも向いています。
一方、ローパスフィルターレスにはモアレや偽色という明確なトレードオフがあります。後のPENTAX機に搭載された、SR機構によってローパスフィルターの効果を擬似的に作り出す「ローパスセレクター」もK-5 IIsにはありません。
だからこそ、このカメラの性格は分かりやすいものです。
すべての被写体に対する安全策を残すのではなく、必要なら撮影者側で被写体や撮り方を判断することを前提として、約1,628万画素のセンサーからより高い解像感を引き出す。
K-5 IIsは、K-5シリーズの完成された小型・堅牢ボディをベースに、画質に対する最後の判断だけを撮影者へ委ねた一眼レフです。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
ECサイトの販売情報
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本体の買取額:28,280円(定額)
製品情報
| カテゴリ | デジタル一眼レフ |
|---|---|
| メーカー | PENTAX |
| タイプ | ハイアマチュアモデル |
| マウント | PENTAX Kマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() PENTAX K-5 II s (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| センサーサイズ | APS-C(23.7 × 15.7mm) | APS-C(23.4 × 15.6mm) | フルサイズ(35.9mm×24mm) | フルサイズ(35.9mm×24mm) | APS-C(23.3 × 15.5mm) | APS-C(23.3mm×15.5mm) |
| 連続撮影速度 | 最高約7.0コマ/秒 | 最高約5.2コマ/秒 | 最高約4.4コマ/秒 | 最高約4.4コマ/秒 | 最高約12.0コマ/秒 | 最高約12.0コマ/秒 |
| 手ブレ補正機構 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 防塵・防滴 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 撮影可能枚数(ファインダー) | 980 | 980 | 670 | 670 | 800 | 800枚 |
| 重量 | 680g | 670g | 925g | 925g | 735g | 735g |
| 発売日 | 2012/10/19 | 2009/06/27 | 2016/04/28 | 2018/04/20 | 2021/04/23 | 2023/04/28 |
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