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Canon EF70-200mm F2.8L USM
Canon EFマウント
1995/03/01発売
Canon EF70-200mm F2.8L USMは、1995年に登場したEFマウント用の大口径望遠ズームレンズです。70-200mmの全域でF2.8を維持し、4枚のUDレンズ、リングUSM、フルタイムマニュアルフォーカスを採用。後に登場するIS搭載モデルとは異なり手ブレ補正を持たない一方、1,310gの重量と15群18枚の光学系を特徴とする初代EF70-200mm F2.8Lです。
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本体の買取額:64,390円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
EF80-200mm F2.8Lから70mm始まりへ進化した大口径望遠ズーム
Canon EF70-200mm F2.8L USMは、1995年に発売されたEFマウント用の大口径望遠ズームレンズです。35mmフルサイズに対応し、70mmから200mmまでズーム全域で開放F2.8を維持します。
本レンズは、1989年に発売されたEF80-200mm F2.8Lの後継として開発されました。広角端を80mmから70mmへ広げるとともに、リングUSM、フルタイムマニュアルフォーカス、1.5mの最短撮影距離、エクステンダーへの対応などが盛り込まれています。
後年のEF70-200mm F2.8L IS USMとは異なり、レンズ内手ブレ補正機構は搭載していません。「EF70-200mm F2.8L」という名称の基本形を確立した、ISなしの初代モデルです。
特徴①|70-200mm全域でF2.8を維持
レンズ構成は15群18枚で、4枚のUDレンズを採用しています。絞り羽根は8枚で、開放F値はズーム全域F2.8、最小絞りはF32です。
70mmから200mmまでズームしても開放F値が変化しないため、焦点距離を変更しながらF2.8を使用できます。望遠域を1本でカバーするだけでなく、その全域で一定の明るさを確保することが本レンズの基本設計です。
フィルター径は77mm、最大径×長さは84.6×193.6mmです。質量は三脚座を除いて約1,310gあり、携行性よりも70-200mm F2.8という光学仕様を優先した構成になっています。
特徴②|リングUSMとフルタイムマニュアルフォーカス
AF駆動にはリングUSM(Ultrasonic Motor)を採用しています。インナーフォーカス方式と組み合わせ、フォーカシング時にレンズ全長が変化しない構造です。
さらにフルタイムマニュアルフォーカスに対応し、AFモードのままフォーカスリングを操作してピントを調整できます。EF80-200mm F2.8LからEF70-200mm F2.8L USMへの世代交代では、こうしたフォーカス操作の更新も重要な変更点でした。
最短撮影距離はズーム全域で1.5m、最大撮影倍率は200mm時に0.16倍です。後年の70-200mmと比べると近接性能には世代差がありますが、本レンズでは従来のEF80-200mm F2.8Lから最短撮影距離が短縮されています。
ISを搭載しない70-200mm F2.8L
本レンズを中古で選ぶ際に最も確認しておきたいのが、手ブレ補正機構を搭載していないことです。製品名にも「IS」がなく、後継のEF70-200mm F2.8L IS USMとは別のモデルです。
初代ISモデルは2001年に登場し、18群23枚の光学系、1.4mの最短撮影距離、0.17倍の最大撮影倍率、約3段分の手ブレ補正を採用しました。ISなしの本レンズは15群18枚、1.5m、0.16倍であり、基本的な仕様から異なります。
一方で重量を見ると、本レンズは約1,310gです。初代ISモデルはさらに重量が増加しており、手ブレ補正を持たないことと引き換えに、70-200mm F2.8Lシリーズの中では比較的シンプルな構成になっています。
EF70-200mm F2.8L IS II USMとの違い
さらに後年のEF70-200mm F2.8L IS II USMでは、19群23枚の光学系へ変更され、蛍石1枚とUDレンズ5枚を採用しています。最短撮影距離も1.2m、最大撮影倍率は0.21倍まで向上しました。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 70-200mm | 70-200mm |
| F値 | F2.8〜32.0 | F2.8〜32.0 |
| 最短撮影距離 | 150.0cm | 120.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 8枚 | 8枚 |
| 重量 | 1,310g | 1,490g |
| 発売日 | 1995/03/01 | 2010/03/19 |
本レンズの1.5m・0.16倍と比べると、II型では近接性能にも明確な差があります。また、II型には約4段分の手ブレ補正や防塵・防滴構造が採用されており、1995年の本レンズとは機能面でも世代が異なります。
そのため中古で比較する場合、単に「同じ70-200mm F2.8」と捉えないことが重要です。本レンズはISを持たない初期設計だからこそ、15群18枚・1,310gという後継とは異なる仕様になっています。
エクステンダーEFにも対応
EF70-200mm F2.8L USMは、キヤノンのエクステンダーEF1.4XとEF2Xに対応しています。1.4X装着時は98-280mm F4、2X装着時は140-400mm F5.6となり、対応するカメラとの組み合わせではAFも利用できます。
70-200mmの焦点域だけで完結するのではなく、エクステンダーによって望遠側を拡張できることも、発売当初から用意されていたシステム上の特徴です。
ただしエクステンダーには世代やカメラ側との組み合わせによる制約があります。中古で実際に組み合わせる場合には、使用するエクステンダーとカメラ双方の対応状況を確認する必要があります。
どんな撮影に向く?|ISよりも初代F2.8Lの構成を選ぶ
EF70-200mm F2.8L USMの中心にあるのは、70-200mm全域F2.8、4枚のUDレンズ、リングUSMという構成です。手ブレ補正を搭載する以前のモデルですが、フルタイムマニュアルフォーカスやエクステンダー対応など、後の70-200mm F2.8Lシリーズへつながる基本機能を備えています。
一方、最短撮影距離は1.5m、最大撮影倍率は0.16倍で、防塵・防滴やISもありません。手持ち撮影時の補正機能や近接性能を重視する場合には、後年のIS IIやIS IIIなどとの仕様差を確認する必要があります。
後継モデルとは異なる15群18枚の光学系と1,310gの重量を持ち、70-200mm F2.8Lの基本形を確立した1995年のモデルです。EFマウントでISを必要とせず、初代70-200mm F2.8Lの構成そのものを選びたい場合に、中古で検討する意味が明確になります。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
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本体の買取額:64,390円(定額)
製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | 望遠 |
| マウント | Canon EFマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Canon EF70-200mm F2.8L USM (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 70-200mm | 100-400mm | 70-200mm | 70-200mm | 70~300mm | 70-200mm |
| F値 | F2.8〜32.0 | F4.5〜32.0 | F4.0〜32.0 | F2.8〜32.0 | F4.5〜32.0 | F4.0〜32.0 |
| 最短撮影距離 | 150.0cm | 180.0cm | 120.0cm | 140.0cm | 140.0cm | 120.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 8枚 | 8枚 | 8枚 | 8枚 | 6枚 | 8枚 |
| 重量 | 1,310g | 1,360g | 705g | 1,470g | 720g | 760g |
| 発売日 | 1995/03/01 | 1998/11/01 | 1999/09/01 | 2001/09/20 | 2004/06/20 | 2006/11/23 |













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