HOMEズームレンズSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports [キヤノン用]
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports [キヤノン用]

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports [キヤノン用]

SIGMAのArt、Sports、Contemporaryというレンズ群を3種に分けるブランディングはArtの大口径レンズが次々登場することで明瞭なものとなっていますが、Sportsもまた特徴的なレンズ群が揃ってきています。150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sportsは、まさにSportsを代表するレンズとなっています。150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sportsの魅力をみていきましょう。

ズームレンズ / SIGMA / 望遠
新品:
113,230円〜(116)
中古:
102,800円〜(27)

信頼のSIGMA 600mmズーム

Nikon Z 50 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Sports ※作例はNikon Fマウント用
出典:flickr(@James O'Keefe)
Canon EOS 7D / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Sports
出典:flickr(@colin taylor)
SIGMA sd Quattro H / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Sports ※作例はLマウント用
出典:flickr(@Kendall Gelner)

SIGMAのSportsに分類されるレンズ群は機動性を重要視したレンズ群です。

スポーツ撮影はもちろん、野生動物や、乗り物など屋外の過酷な環境の中でも撮影者の意図する画角や表現手法に即座に応えて撮影できるように、光学性能はもちろん、防塵防滴などの信頼性も高いレンズとなっています。

そんなSportsの中でも代表的なレンズとされるのが150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sportsです。
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sportsは2014年、SIGMAの3種のブランディングがはじまった当初に発売されました。以前は600mmの超望遠撮影というと、CANON EF600mm F4L、いわゆる「ロクヨン」などの超高額な単焦点レンズが必要でした。

しかし、TAMRONが2013年末にSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USDというテレ端600mmのズームレンズを発売したことで、600mmでの撮影が一気にアマチュアにも身近なものとなりました。

SIGMAもすぐさま150-600mmを発売したわけですが、150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | SportsはTAMRONよりも1.5倍以上の価格でした。しかし、150-600mm Sportsは発売当初、供給不足になるほどの大人気レンズとなりました。

2.86kgという超重量級の鏡筒は、体を鍛えていないと三脚や一脚でのサポートなしには撮影が難しい重量ですが、それは金属鏡筒の信頼性の高さの裏返しであり、ズームレンズですが高いビルドクォリティで防塵防滴を実現した故でもあります。

また、光学性能も600mmズームレンズとしてはトップの性能で、倍率色収差などは非常によく補正されていて、周辺減光も多少目立つものの最低限に抑えられています。

光学性能については、600mmズーム以前に販売していた50-500mmの超望遠ズームでも定評のあるSIGMAということで信頼できる性能となっています。このレンズで特に評価が高かったのが手ブレ補正で、600mmでもしっかり手ブレを抑えてくれると好評です。

AFも数度のファームアップによってカメラに最適化され、またUSBドックでカスタムすることによってストレスなくピントを併せてくれます。

SIGMAのAF設定にはMOというものがあり、被写体を追いかけてピントを合わせるコンティニュアスAF中でもピントリングを回すことで即座にMFに切り替えることができます。ピント合わせがシビアな超望遠撮影において、SIGMAのAFはかなり使い勝手がよくなっています。
 

このカテゴリーでは他社に敵なし?


SIGMAはAPO 50-500mm F4-6.3 EX RF HSMやAPO 200-500mm F2.8/400-1000mm F5.6 EX DGなど、超望遠ズームをリードしてきました。

600mmズームの発売時期こそTAMRONに一歩譲ったものの、すぐあとに発売した150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sportsはプロも納得の性能となっています。

さらにSIGMAはTAMRONと同価格帯の150-600mm Contemporaryを発売して、超望遠ズームというカテゴリーを充実させています。とどめに60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sportsを2018年に発売したことでその地位を揺るぎないものとしています。

600mmの超望遠ズームレンズにおいては他社との比較というよりもSIGMA内での比較がポイントとなります。
同社のレンズとなると、AFや手ブレ補正といったソフトウェアの影響が大きな分野では差はできにくくなります。

それよりもハード面、レンズ設計の違いが選択を分けるポイントとなります。150-600mmにおいて、Contemporaryレンズは軽量、安価である一方、防塵防滴などの信頼性が一歩譲るものとなります。

また、レンズ径や枚数の差から、光学性能的にも甘さがあります。60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM Sportsは150-600mm Sportsと重量も、価格帯も近いレンズで光学性能も大きな差は見られないレンズです。細かい点を気にしないのであれば60-600mmの方がコスパは高いといえます。

しかし、150-600mm Sportsは金属使用率が高く、また60-600mmよりも鏡筒の伸縮も少ないので若干ですが信頼性は高くなります。また、光学性能も広角端で無理をしていない分、F5領域が広いなど、150-600mmが有利になります。

明らかに体感できる差は少ないですが、こだわりを持って選ぶレンズが150-600mm Sportsです。
製品

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports [キヤノン用]

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary [キヤノン用]

SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports [キヤノン用]

価格

新品:113,230円〜

中古:102,800円〜

新品:98,000円〜

中古:76,500円〜

新品:195,000円〜

中古:167,790円〜

焦点距離150-600mm150-600mm60-600mm
F値F5.0〜22.0F5.0〜22.0F4.5〜32.0
最短撮影距離260.0cm280.0cm60.0cm
絞り羽根枚数9枚9枚9枚
手ブレ補正
防塵
防滴
重量2,860g1,930g2,700g
発売年月2014年10月2015年03月2018年10月
 

三脚座を大きなものに変えて積極的に持ち運びたい

 
150-600mm Sportsは60-600mmと違い、三脚座を長いものに変更することができます。

長い三脚座を使うと望遠端でも最適な重心位置で三脚固定することができます。長い三脚座は持ち手としても使えるので、150-600mm Sportsのような重いレンズを運用するときは便利です。

また、150-600mm Sportsは「Sports」を謳っているので、直進ズームにも対応していて、素早いズームングが可能で、防塵防滴性があるのであらゆる撮影シーンに素早く対応できます。

3kg弱という非常に重たいレンズですが、三脚座を有効活用して屋外での超望遠撮影を存分に楽しみたいレンズです。
 

作例紹介

SONY α7R II / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Sports
高い解像力が躍動感ある瞬間を捉えることを可能にします
Canon EOS 7D / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Sports
出典:flickr(@Alex Layzell)
難しい流し撮りもAFをカスタムすることで歩留まりよく撮影できます
Canon EOS 7D / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Sports
野鳥をここまで引き寄せて撮影できるのが600mmの魅力です
SIGMA SD 1 Merrill / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Sports
出典:flickr(@TucTuc Dela Vega)
航空ショーで常に最適な画角で撮影するなら超望遠ズームが必須となります
Canon EOS 80D / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Sports
ボケ描写も良く、主題となる被写体を引き立ててくれます
 

ユーザーレビュー

 
■ ポジティブレビュー
  • ズームレンズでは600mmでは無双のレンズ
  • 土砂降りでもレインカバーなしに撮影できた
  • AFはTAMRONよりも信頼できる
  • USBドックで設定を詰めればAFはかなり決まる
  • このくらいの倍率だと直進ズームがかなり便利
USBドックなどでの調整は必須ですが、超望遠ズームでもAFはおおむね好評のようです。

■ ネガティブレビュー
  • 手持ちでは5分が限界の重量
  • 運動会で使うと大きく目立って娘に嫌がられた
  • 購入時点では前ピンだったので調整に出した
  • ズームリングは硬いので直進ズーム必要
  • Contemporaryと価格ほどの差は感じない
やはりこのレンズを選ぶ上では、大きさや重さについてはある程度覚悟する必要がありそうです。
 

まとめ


純正レンズではCanonがEF200-600が発売するとの噂もありましたが、幻となってしまっていて選択肢が少ない600mmの超望遠ズームレンズ。

SIGMAでは比較的手頃な150-600Contemporaryや、本格的撮影向けのSports、高倍率の60-600mmなど3本もズームレンズが揃っています。

150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sportsは防塵防滴がしっかりしていて様々な環境での撮影が出来る上、直進ズームで素早く画作りをすることもできます。

超望遠の撮影スタイルを突き詰めることで150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sportsは選択肢の一つとなってくるレンズです。
基本仕様
対応マウントCanon EFマウント
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応
APS-C専用-
レンズ構成16群24枚
絞り羽根枚数9枚
焦点距離

150-600mm

最短撮影距離260.0cm
最大撮影倍率
開放F値F5.0〜22.0
画角16.4~4.1 度
手ブレ補正機構
防塵
防滴
サイズ・重量
最大径×長さ121x290.2mm
重量2,860g
フィルター径105mm
発売日
発売日2014年10月24日