HOMEズームレンズTAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2(Model A025E)[キヤノン用]
TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2(Model A025E)[キヤノン用]

TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2(Model A025E)[キヤノン用]

多くのスチールカメラマンの意識がフルミラに向く時代ですが、手持ちの一眼レフもまだまだ活用できるし、活用したいところです。そんな中、一眼レフ用レンズをコスパよく集めたい人におすすめのレンズがTAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2です。TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2の実力をみていきましょう。

ズームレンズ / TAMRON / 望遠
新品:
126,053円〜(76)
中古:
84,750円〜(46)

一分の隙があるなら純正不要の大三元

Canon EOS 7D Mark II / TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2
Canon EOS 6D Mark II / TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2
Canon EOS 7D Mark II / TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2
失敗が許されない、一分の隙もない撮影が求められるシチュエーションでは、どうしても純正レンズが必要となります。

純正レンズは自社カメラボディに併せた専用設計で、CanonのLレンズなどの高級レンズは光学性能だけでなく、AF性能、さらには防塵防滴などの信頼性も高くなっています。プロフェッショナルな撮影で、純正レンズが多用されるのはこのためです。

しかし、近年ではTAMRONなどのサードパーティ性レンズも純正レンズに迫る性能があり、なおかつ純正レンズよりも低価格で入手できるので、個人的な撮影などでは十分活用できます。

TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2はいわゆる大三元の望遠ズームレンズです。Canon EF70-200mm F2.8L IS III USMのほぼ半額、中古であれば1/3という価格で圧倒的な入手性の良さが魅力です。

TAMRON SP 70-200mm F2.8としては二世代目のレンズですが、先代からデザインが一新されてスタイリッシュになり、高級感がアップしています。

Canonの望遠Lレンズは白い鏡筒が特徴的で、白レンズとして周囲の目を引く存在感のあるレンズです。一方で、TAMRON SP 70-200mm F2.8は白レンズの様な存在感はないものの、純正よりも低価格とはいえ、決して安くはない価格にあった高級感ある質感とデザインになっています。

高級感ある質感を生み出している金属鏡筒は、可動部にはしっかりとシーリングされていて、またインナーズームを採用していることで防塵防滴性はしっかりと確保されています。

もちろん外観だけでなく、光学性能も先代から進化しています。レンズ枚数などは一緒ですが、設計は完全に一新されていて、純正に迫る光学性能となっています。

最新のフルミラで、一分の隙もない撮影をするのなら、純正レンズがベストですが、一眼レフを末永く愛用し、運用コストも抑えるのならTAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2は大三元の望遠を担うレンズとして最適な選択肢の一つです。
 

純正を超える部分も


TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2は純正よりも価格的なメリットがあるとはいえ、新品で10万円を超えるレンズです。予算的にこちらを選ぶとしても、純正との性能差は気になります。
製品

TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2(Model A025E)[キヤノン用]

Canon EF70-200mm F2.8L IS III USM

価格

新品:126,053円〜

中古:84,750円〜

新品:237,973円〜

中古:204,867円〜

焦点距離70-200mm70-200mm
F値F2.8〜22.0F2.8〜32.0
最短撮影距離95.0cm120.0cm
絞り羽根枚数9枚8枚
手ブレ補正
防塵
防滴
重量1,500g1,480g
発売年月2017年02月2018年09月
光学性能を詳細にみていくと、Canon EF70-200mm F2.8Lと比べて周辺減光がやや強めに出ますが、周辺部の描写自体は純正を超える解像感があります。

Canonの純正レンズは中央の描写が非常に優秀ですが、隅まで解像感を求めるのであればTAMRONが有利となります。

また、意外な結果ですが、APS-Cに装着するとCanon純正に比べるとTAMRONの方が色収差の補正が良いというデータもあります。EOS 90Dなど、APS-Cと組み合わせるならTAMRONの方が相性が良いといえます。

もちろん、ボケなども含めた全体的な描写力としては、純正レンズに及ばない点もありますが、価格差ほどのものは全くなく、僅差といえます。

純正を超える性能としては、手ブレ補正があります。TAMRONの手ブレ補正はもともと評価の高いものがありましたが、TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2は純正を超える5段分のカタログ性能があります。

さすがに5段というのはカタログ性能ですが、ユーザーの実証テストでも、200mmでSS1/25での撮影が可能となるなど、3段分以上の性能は十分にあります。

AFもUSMほどではないものの十分なスピードもあり、ストレスを感じさせる程のことはありません。
 

屋内スポーツなどには最適


TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2は3つの手ブレ補正モードがあります。

ひとつは通常の手ブレ補正で、もう一つは流し撮り専用、最後はシャッター切った瞬間だけ手ブレ補正がかかるモードです。手ブレ補正自体が良好で、その選択肢が多いことで、室内や夜などの少し光量が足りない場面でも安定して撮影できます。

200mmという焦点距離はスポーツ撮影にはやや足りないこともありますが、テレコンにも対応しているので、焦点距離を伸ばすこともできます。

スポーツ撮影に一本あると撮影の幅が広がるレンズです。
 

作例紹介

Canon EOS 7D Mark II / TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2
開放F2.8の明るさはポートレートなどでも大活躍します
Canon EOS 5D Mark IV / TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2
室内スポーツの距離感ではよく使われる焦点域です
Canon EOS 7D Mark II / TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2
接写性能が向上したので、寄りでの撮影にもつかえます
Canon EOS 7D Mark II / TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2
ライブ会場などの撮影でも、手ブレ補正が良く効くので扱いやすいレンズです
Canon EOS R / TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2
柔らかい印象の玉ボケで、主題となる被写体を引き立ててくれます
 

ユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー
  • 純正との違いは体感できない解像感の良さ
  • 純正よりも好みのフレア
  • 以前のTAMRONとは比較にならない光学性能
  • 三脚座がアルカスイス互換で扱いやすい
  • 手ブレ補正がガコッと決まるのはさすがTAMRON
手ブレ補正に対する高評価が多く、光学性能についても満足しているユーザーの声が多くみられました。

■ ネガティブレビュー
  • ズームリングが前玉よりで、手持ちではちょっと扱いにくい
  • もう少し軽いと気軽に持ち運べる
  • ズームリングに滑らかさがなくて残念
  • AF切り替えスイッチは勝手に動いてしまうので注意
  • Canonのテレコンと組み合わせるとAFがかなり遅くなる
光学性能以外の部分でのネガティブレビューがみられました。そういった点ではまだまだ純正に譲る部分がありそうです。
 

まとめ


純正レンズはカメラに併せた専用設計であるということ、操作性や、ハードな撮影に耐える堅牢性など、価格に見合った価値があります。

しかし、TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2は一部においては純正を上回る性能の部分もあり、決して価格的なメリットだけで選ぶレンズではなくなっています。

むしろ、体感的には微差とも言える、僅かな性能差を考えると、その価格はバーゲンセールといえます。
基本仕様
対応マウントCanon EFマウント
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応
APS-C専用-
レンズ構成17群23枚
絞り羽根枚数9枚
焦点距離

70-200mm

最短撮影距離95.0cm
最大撮影倍率
開放F値F2.8〜22.0
画角34.21~12.21度
手ブレ補正機構
防塵
防滴
サイズ・重量
最大径×長さ88x193.8mm
重量1,500g
フィルター径77mm
発売日
発売日2017年02月23日