
Panasonic LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.
マイクロフォーサーズマウント
2013/11/21発売
Panasonic LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.は、35mm判換算24-64mm相当をカバーするマイクロフォーサーズ用標準ズームレンズです。2段沈胴機構によって収納時全長約24mm・約70gに抑えながら、24mm相当から始まる広角域とMEGA O.I.S.を備え、小型ボディと組み合わせやすい標準ズームに仕上げられています。
販売中の中古商品
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
著者: ONE SCENE 編集部
24mm相当から始まる小型標準ズーム
LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.は、2013年11月21日に発売されたマイクロフォーサーズ用標準ズームレンズです。焦点距離は12-32mmで、35mm判換算では24-64mm相当をカバーします。
広角端が24mm相当から始まるため、風景や建築、室内など広い範囲を取り込みたい場面で使いやすい焦点域です。望遠端は64mm相当まで伸びるので、標準域までズームしながら構図を調整できます。
一方、一般的な標準ズームに多い80mm相当前後までの中望遠域はカバーしません。望遠側の長さよりも、24mm相当の広角と小型化を優先したズーム域と考えると、このレンズの特徴が分かりやすくなります。
収納時24mm、約70gの薄型設計
本製品を特徴づけているのが2段沈胴機構です。撮影しないときには鏡筒を縮めることができ、収納時は最大径55.5mm、全長約24mmという薄さになります。
重量も約70gに抑えられており、交換レンズでありながらカメラに装着した状態での厚みや重量を増やしにくい設計です。
撮影時にはズームリングを回して鏡筒を繰り出して使用します。そのため、電源を入れるだけで自動的に撮影位置まで伸びるレンズではなく、撮影前に手動で沈胴状態を解除する操作が必要です。
小型ボディとの組み合わせでは、レンズを含めたシステム全体をコンパクトにまとめやすいことが、この沈胴機構の大きな意味です。
12mmスタートだから広角側に余裕がある
同じマイクロフォーサーズの標準ズームでも、14mmから始まるレンズでは35mm判換算28mm相当となります。本製品は12mmスタートなので、35mm判換算24mm相当まで広げられます。
数字では4mm相当の違いですが、広角域では写る範囲の差として現れます。後ろへ下がるスペースが限られる室内や、広い風景を一画面へ収めたい場合には、24mm相当から使えることが撮影上の利点になります。
反対に望遠端は64mm相当なので、遠くの被写体を大きく引き寄せる用途には向いていません。広角から標準域までを小さな1本でカバーすることを重視したレンズです。
MEGA O.I.S.を薄型鏡筒に搭載
レンズ内には光学式手ブレ補正「MEGA O.I.S.」を搭載しています。カメラの揺れを検出し、補正レンズを動かすことで手持ち撮影時のブレを軽減する機構です。
手ブレ補正をレンズ側に搭載しているため、ボディ内手ブレ補正を持たない対応カメラと組み合わせる場合にもレンズ側の補正機構を利用できます。
ただし、手ブレ補正は撮影者によるカメラの揺れを抑えるための機能です。人物など動いている被写体そのもののブレを止める場合は、被写体の動きに応じたシャッタースピードが必要になります。
また、Panasonicは本製品向けのファームウェアを提供しており、対応するLUMIXボディとの組み合わせではDual I.S.2にも対応します。利用する場合は、ボディとレンズの対応状況や必要なファームウェアをメーカー公式情報で確認する必要があります。
7群8枚のうち4枚に特殊レンズを使用
光学系は7群8枚で、非球面レンズ3枚とEDレンズ1枚を採用しています。
非球面レンズは収差補正と光学系の小型化に、EDレンズは色収差の補正に用いられます。本製品では8枚という比較的少ないレンズ構成の中にこれらを配置し、沈胴式の薄型鏡筒へ収めています。
絞りは7枚羽根の円形虹彩絞りで、開放F値は広角端F3.5、望遠端F5.6。最小絞りはF22です。
大口径ズームのような明るさを優先した仕様ではありません。F3.5-5.6という開放値と引き換えに、約70g・収納時24mmという携帯性を実現している点が重要です。
広角側では20cmまで近づける
最短撮影距離は焦点距離によって異なり、12-20mmでは撮像面から20cm、21-32mmでは30cmです。
最大撮影倍率は0.13倍で、35mm判換算では0.26倍相当となります。マクロレンズのような高倍率撮影を目的とした仕様ではありませんが、広角側では被写体へ比較的近づいて撮影できます。
24mm相当の広い画角と20cmの最短撮影距離を組み合わせれば、手前の被写体を画面に入れながら、その周囲や背景まで広く見せる構図にも利用できます。
一方、望遠側では最短撮影距離が30cmとなるため、CMSの最短撮影距離を見る際には「ズーム全域20cm」ではない点に注意が必要です。
14-42mmの電動ズームとは何が違うのか
Panasonicには、本製品より前に「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.」という薄型標準ズームも登場しています。
14-42mm PZは35mm判換算28-84mm相当なので、本製品より望遠側までカバーします。一方、本製品は24-64mm相当となり、望遠側を短くする代わりに、より広い24mm相当から撮影できます。
操作方法にも違いがあります。14-42mm PZは電動ズームを採用し、レバーで焦点距離を変更します。本製品は電動ズームではなく、ズームリングを手動で回して焦点距離を変更する方式です。
収納時のサイズは14-42mm PZが約26.8mm・約95g、本製品は約24mm・約70g。本製品の方がさらに薄く軽量です。
そのため、28-84mm相当のズーム範囲や電動ズームを重視するなら14-42mm PZ、24mm相当の広角、小型軽量性、一般的なリングによるズーム操作を重視するなら12-32mmという違いがあります。
マイクロフォーサーズ規格準拠、機能はボディとの組み合わせも確認
本製品はマイクロフォーサーズ規格に準拠しています。LUMIX Gシリーズだけの独自マウントではなく、規格に準拠したマイクロフォーサーズカメラへ装着できます。
ただし、MEGA O.I.S.とボディ内手ブレ補正の連携やDual I.S.2など、利用できる機能はカメラとレンズの組み合わせによって異なります。特定のボディで使用する場合は、メーカーが公開する互換情報やファームウェア情報を確認するのが確実です。
また、本製品には独立したフォーカスリングがありません。マニュアルフォーカス時の操作方法は使用するカメラによって異なるため、MFを多用する場合はボディ側の操作方法も確認しておきたいポイントです。
広角24mm相当と携帯性を優先する標準ズーム
このレンズの中心にあるのは、24-64mm相当のズーム域を収納時約24mm・約70gまで小型化したことです。
望遠端は64mm相当、開放F値はF3.5-5.6なので、望遠域の広さや大口径による明るさを優先する標準ズームではありません。MF操作についても、独立したフォーカスリングを備えるレンズとは使い勝手が異なります。
一方で、24mm相当から始まる広角域、MEGA O.I.S.、20cmまでの近接性能を非常に小さな鏡筒にまとめています。
標準ズームを装着したままカメラ全体をできるだけ小さくしたい場合や、望遠側の長さより24mm相当の広角を重視する場合に、この12-32mmならではの設計が生きてきます。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
販売中の中古商品
ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Panasonic |
| タイプ | 標準 |
| マウント | マイクロフォーサーズマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Panasonic LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S. (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 12-32mm | 12-40mm(35mm判換算:24-80mm相当) | 14-150mm(35mm判換算:28-300mm相当) | 14-150mm | 12-35mm(35mm判換算:24-70mm相当) | 14-42mm |
| F値 | F3.5〜22.0 | F2.8〜22.0 | F3.5〜22.0 | F4.0〜22.0 | F2.8〜22.0 | F3.5〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 20.0cm | 20.0cm | 50.0cm | 50.0cm | 25.0cm | 20.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 70g | 382g | 285g | 285g | 305g | 95g |
| 発売日 | 2013/11/21 | 2013/11/29 | 2014/06/26 | 2015/02/20 | 2012/06/21 | 2011/10/13 |




![TAMRON 14-150mm F/3.5-5.8 Di III (Model C001) [マイクロフォーサーズ用] TAMRON 14-150mm F/3.5-5.8 Di III (Model C001) [マイクロフォーサーズ用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/KZ/IF/Nr/square_with_white_background_small_KZIFNr.jpg?1790504647)









![SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN |Contemporary[ソニーE用] SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN |Contemporary[ソニーE用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/y7/ev/Sw/square_with_white_background_medium_y7evSw.jpeg?1751591300)








