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定額買取
Canon RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
Canon RFマウント
2023/04/14発売
2023年4月に発売されたCanonの新しい標準ズームレンズRF24-50mm F4.5-6.3 IS STM。レンズの名称を見ただけでも今までにないとすぐわかる特徴的なレンズです。キットレンズとしても使われるこのレンズはどのような性能になっているのでしょう。
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本体の買取額:19,300円(定額)
著者: enoF
新しいキットレンズの基準
フルサイズの標準ズームレンズといえば、24-70mmという焦点距離が一般的です。しかし、新しくCanonが発売した標準ズームレンズはRF24-50mm F4.5-6.3 IS STM。望遠端の50mmへの短縮は、レンズサイズを意識したことは明らかです。
RF24-50mm F4.5-6.3 IS STMは全長約58mm、質量約210gとまるで50mmの単焦点レンズの様なサイズ感になっています。これは、単に望遠端を短くしたということだけではなく、沈胴式のレンズとしたことも要因となっています。
コンパクトなEOS Rシリーズにあわせて、持ち運び時は出来るだけコンパクトにまとめています。場合によってはボディのマウントキャップ代わりにも使えるようなサイズ感です。これによって、EOS Rシステムを、カメラバッグではなくコンデジのように普段遣いのバッグに入れることも可能です。
コンパクトなボディでありながら、手ぶれ補正機構ISはしっかりと搭載され、EOS R8のようなボディ内手ぶれ補正がないカメラでも4.5段分と十分な補正効果が得られます。なお、ボディ内手ぶれ補正があるカメラの場合は協調させることで最大7段分の手ぶれ補正効果を得られます。
8群8枚のズームレンズとしてはシンプルな光学系ですが、非球面レンズを2枚採用し、画面全域で均質な画質を維持しています。非球面レンズはプラスチックモールドにすることで軽量化とコストカットをしながら高い光学性能をキープすることに成功しています。
望遠端を50mmにしたことで、価格、光学性能、レンズサイズの3つをキットレンズとして最適なバランスとしています。
24-50mmという焦点距離
当然ですが、ズームレンズは焦点域が広いほど便利なレンズとなります。
しかし、いかに広ければ良いとは言って、14mm-600mmのようなレンズを10kg以上の重さで実現してもそれは便利とは言いません。それにF値が22などという暗いレンズでも使えるレンズとは到底言えません。ズームレンズの焦点域はあくまで、レンズサイズや明るさ、価格のバランスが取れたものでなければなりません。
フルサイズ一眼の標準ズームレンズとしては今まで一般的だったのが24-70mmですが、その中でよく使われるのは35mmや50mmといった焦点距離ではないでしょうか。
35mmや50mmの単焦点レンズは、人の目で見た景色に近いとされるレンズで、単焦点の入門レンズとしてよく使われます。
一方で、70mmという焦点距離はとりわけ望遠レンズの特徴と言われる引き寄せ効果や圧縮効果が強く現れる焦点距離というわけではないので、そこまで使用頻度が高くなる焦点距離ではありません。実際に70mmの単焦点レンズというのはあまりなく、近くの焦点距離でよく使われる単焦点レンズは85mmがあります。
もちろんズーム域は広ければ広い程良いのですが、実用性、今回はコンパクトさに主眼を置いたのであれば24-50mmという選択肢は最も使用頻度が高い焦点距離に絞った結果ということがいえます。
RF24-105mm F4-7.1 IS STMとどちらを買うべきか
さて、RF24-50mm F4.5-6.3 IS STMの登場で悩ましいのが、RF24-105mm F4-7.1 IS STMとどちらを買うべきかということではないでしょうか。
両者の価格差は2万円ほどですが、RF24-50mm F4.5-6.3 IS STMをEOS R8のキットレンズとして購入すると、実質3万円ほどで購入できることを考えると、価格差は3万円と言えるでしょう。
105mmというテレ端は魅力的で、RF24-105mmがあればそこまで多くのレンズを揃えることなく、様々な撮影を完結させることができます。
一方で、様々なレンズを付け替えながら撮影するというのは一眼カメラの醍醐味でもあります。今後すぐに他のレンズを買い揃えていくのであれば、余剰資金を残して24-50mmを購入して次のレンズの購入資金に回すというがベストとなりそうです。
製品 | ||
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価格 | 新品: 33,980円 中古: 22,120円 | 新品: 67,900円 中古: 44,240円 |
焦点距離 | 24-50mm | 24-105mm |
F値 | F4.5〜22.0 | F4.0〜22.0 |
最短撮影距離 | 30.0cm | 13.0cm |
絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 |
重量 | 210g | 395g |
発売日 | 2023/04/14 | 2020/04/09 |
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 室内撮影メインなのでこの焦点距離で十分
- F値は暗めだけどMTF曲線を見ると優秀
- パンケーキの様なズームレンズで鞄に入れやすい
- キットレンズとしてとりあえずの1本といった感じ
- IS搭載なので、ボディ内手ぶれ補正がない機種には最適
とりあえずのキットレンズとして、不足な部分もあるものの、まず満足な性能があるようです。
■ ネガティブレビュー
- ズーム倍率が低いのに、開放が全体的に暗めなのが残念
- すぐにより広角、より望遠なレンズが欲しくなる
- 中古でどれくらいの価格で出回るのかを見たい
- 歪曲等の補正はデジタル任せ
- 沈胴式なので使用時はけっこう伸びる
焦点域が狭いにも関わらずF値が暗めという部分を残念に思うユーザーも多くいるようです。
まとめ
ついにRFマウントにも安価なキットレンズが登場しました。
RF24-50mm F4.5-6.3 IS STMは今までのCanonレンズではあまり見なかった焦点距離のレンズです。テレ端を50mmに抑えたことで、価格とサイズも手頃なものとなり、キットレンズに最適化されています。
このレンズをスタートとして、撮影スタイルに合わせて単焦点や望遠ズームなどレンズを揃えていけば充実したフルミラライフが送れそうです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ズームレンズ > 標準
Canon RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
新品: 33,980円 / 中古: 22,120円
新品: 33,980円 / 中古: 22,470円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:19,300円(定額)
製品情報
カテゴリ | ズームレンズ |
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メーカー | Canon |
タイプ | 標準 |
マウント | Canon RFマウント |
関連製品
製品 | Canon RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 33,980円 中古: 22,120円 | 新品: 494,198円 中古: 435,920円 | 新品: 14,980円 中古: 10,800円 | 新品: 187,900円 中古: 208,960円 | 新品: 67,900円 中古: 44,240円 | 新品: 323,442円 中古: 256,000円 |
焦点距離 | 24-50mm | 24-105mm | 18-45mm(35mm判換算:29-72mm相当) | 28~70 | 24-105mm | 24-70mm |
最短撮影距離 | 30.0cm | 45.0cm | 15.0cm | 28.0cm | 13.0cm | 21.0cm |
絞り羽根枚数 | 7枚 | 11枚 | 7枚 | 9枚 | 7枚 | 9枚 |
重量 | 210g | 1,330g | 130g | 495g | 395g | 900g |
発売日 | 2023/04/14 | 2023/12/08 | 2022/06/23 | 2024/09/27 | 2020/04/09 | 2019/09/27 |