どこよりも高値に挑戦中!大手より20%高い製品多数大手より20%高い製品多数
定額買取
Canon EOS 6D
Canon EFマウント
2012/11/30発売
手に届きやすいフルサイズ一眼レフとして人気のEOS 6Dシリーズ。初代の6Dは2012年に発売され、その後の後続機のMark IIの発売され生産が中止となっても今なお一定の人気を誇っています。そんなEOS 6Dの魅力を解説します。
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:32,900円(定額)
著者: enoF
一眼レフの性能頭打ちが際立たせるコスパ
「デジタルカメラは高画素なほど高性能」という言葉はデジタルカメラ黎明期では絶対的な評価でした。
実際、400万や800万画素では、A4サイズなどでプリントするとドット絵の様に粗い写真になってしまうため、雑誌やポスターとして印刷するには高画素機が必須で、プロカメラマンはこぞって高画素機を追い求めました。
しかし、携帯電話にカメラ機能が標準化され、CMOSセンサー技術が日進月歩することでスマホでも1000万画素どころか、2000万画素超えも特別ではなくなっています。2020年に登場したCANONのフラッグシップ機EOS-1D X Mark IIIはMark IIに匹敵する約2000万画素です。
だからといって、スマホカメラの性能がEOS-1D Xに迫るというわけではありません。もはや画素数がデジタルカメラの性能を決める絶対的な性能値ではないのです。EOS-1D Xシリーズを使う様なプロカメラマンも2000万画素あれば支障はなく、画素数は頭打ちの時代であるということです。
そこでEOS 6Dが注目されます。2000万画素超えのフルサイズセンサーを搭載するカメラとしてはEOS 6Dはほぼ最安値のカメラです。特に中古品は5万円前後で販売されていて、発売当初の人気から流通している数も多く、程度の良いものが手に入れられます。
EOS 6Dはコスパの良さだけでなく、軽量コンパクトなフルサイズ一眼としても知られています。そうなってくるとサブ機という使い方がみえてきます。既にEOS 5Dシリーズなどを持っていて、5Dをもう一台買う予算はないけど、サブ機が欲しいといという人にとってはうってつけとなります。
他にも、80Dや90DといったAPS-C機を持っていて、フルサイズもちょっと使ってみたいという場合にも最適です。APS-C機は望遠で有利、フルサイズは広角で有利というメリットを考えれば、フルサイズとAPS-Cの2台持ちは撮影ごとに使い分けることで様々な撮影でカメラを最適化できます。
また、EOS 6Dがサブ機に最適な理由としては、バッテリーがCanon一眼レフで使用されているLP-E6であるということも有利になります。軽量コンパクトなサブ機ならEOS RPといったミラーレス機も候補となりますが、EOS RPはバッテリーがLC-E17という違うサイズです。一方で、LP-E6は5Dシリーズや80D、90Dなどにも採用されているので、メイン機とサブ機を同じバッテリーで管理できます。つまり、基本設計が古いというデメリットもサブ機であれば大きなデメリットとはならないのです。
EOS 6D Mark IIよりもお得なのか
さて、いくらサブ機などを目的としたとしても、生産終了してしまったカメラを買うメリットはあるのでしょうか。後継機であるEOS 6D Mark IIを買ったほうが、あとで売ることも考えればお得となるのではないでしょうか。
製品 | ||
---|---|---|
価格 | 新品: 42,800円 中古: 34,880円 | 新品: 206,800円 中古: 88,800円 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.8×23.9mm) | フルサイズ(35.9×24.0mm) |
有効画素数 | 2,020万画素 | 2,620万画素 |
連続撮影速度 | 最高約4.5コマ/秒 | 最高約6.5コマ/秒 |
撮影可能枚数(ファインダー) | 常温(23℃)約1090枚/低温(0℃)約980枚 | 常温(+23℃)約1200枚/低温(0℃)約1100枚 |
重量 | 755g | 685g |
発売日 | 2012/11/30 | 2017/08/04 |
価格的な話を先にすると、中古で6D初代を買うほうが、後に売却することを考えても数万円お得になります。
では、性能や使い勝手はどうでしょう。初代、Mark II共に2000万画素超えのフルサイズ機という点では同じです。Mark IIは26000万画素超えなので、大きく写真を印刷する場合には若干有利となりますが、雑誌やポスター用でもなければ実用面で画素数が問題となることはないでしょう。
映像エンジンは1.5世代ほどの差があり、出力画像はMark IIの方が当然ながら解像感は高くなりますが、黎明期ならともかく、煮詰まった感のある昨今のデジカメ技術であれば1.5世代は大きな差とはなりません。
AFについてはAF測距点数が大きく違うのでサーボAFの追従性などでMark IIとは差があります。高ISOでのノイズ感などの差もありますが、価格差を考えればこういった差は妥協できる範囲と言えるでしょう。
最も大きな差といえば、バリアングル液晶と言えます。Canonといえばバリアングル液晶が代名詞ともなってきていています。バリアングル液晶はローアングルやハイアングル、特に動画撮影では大きなメリットとなります。もちろんバリアングル液晶はあったら便利な機能ですが、通常の写真撮影では意外とあまり使わないという現実もあります。
つまり、写真機として考えた場合はそこまではない差です。一方で動画という点では基本性能でも差がみられます。 初代はフルHD30pまでしか対応していませんが、Mark IIは60pまで対応しているので、動画撮影は大きな差となっています。
6D初代とMark IIを比較すると、AF機能や解像感の向上など操作精度は大きく進歩していますが、「デジタル写真を撮る」という根本的なテクノロジーについては旧世代を産廃にするほどの革新的な進化はありません。
Mark IIであればストレスなく撮影できるといったことは多くなりますが、Mark IIでしか撮影できない写真というものはほとんどないでしょう。ここに、写真撮影という点から見るとMark II発売以降もEOS 6Dに注目が集まる理由が見えてきます。
作例紹介
いつでも持ち歩けるコンパクトさなので、こんなシャッターチャンスも抑えられます
フルサイズならやっぱり大きな玉ボケが魅了
EOS 6Dに搭載のDIGIC5+なら夜景描画も時代遅れ感はありません
ISO1600ぐらいでもノイズ感はほとんどありません
ポートレートはやっぱりフルサイズという印象を受けます
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 頑張らなくても買える価格のフルサイズ一眼
- 単写の画質なら実用問題ないレベル
- 内蔵ストロボがなくて、外観はスッキリ
- バッテリーが他機種と互換性があるので好感
- 他のレビューで言われてるほどは動きモノで困るということはない
画素数、画質は悪くなく、その他の性能も価格なりに考えると妥当と評価できます。
■ ネガティブレビュー
- AFはセンター以外ではけっこうピンを外しがち
- Canon他カメラと同様の操作性、とはいかずイライラすることも
- コンパクトというほど小さくない
- ホワイトバランスのボタンがないので、設定に時間がかかる
- JPEG撮って出しにすると仕事などでは全く使えないレベル
最新機やプロ機と比較すると操作性などの撮影時の快適性では劣るので使い方に工夫が必要となりそうです
まとめ
デジカメ黎明期は旧世代のカメラは画素数が低すぎて使えないということがありましたが、既に一般用途では十分に高画素化された昨今ではそういったことはありません。
最新のデジカメはAF性能や映像エンジンの向上で良い写真が撮れる確率、歩留まりは向上していますが、最新のデジカメでしか撮影できない写真というものはそこまで多くありません。
そんな中で注目を集めているのがEOS 6Dです。既に生産終了していて新品在庫は少なくなっていますが、人気のCanon一眼レフ機ということで中古品が多く出回っています。
いつも撮影で使うメイン機とは別に、2台でレンズを分けて撮影するときなどにサブ機が欲しいという場合は、程度の良いEOS 6Dの中古品を探してみると良いかもしれません。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
デジタル一眼レフ > ミドル
Canon EOS 6D
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:32,900円(定額)
製品情報
カテゴリ | デジタル一眼レフ |
---|---|
メーカー | Canon |
タイプ | ミドルモデル |
マウント | Canon EFマウント |