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Canon EOS 6D Mark II

Canon EOS 6D Mark II

フルサイズ一眼レフというのは、アマチュアカメラマンにとって憧れであり、また到達点でもありますが、そんなフルサイズ一眼レフを手が届きやすく、初心者でも扱いやすくしたカメラがEOS 6D Mark IIです。6D Mark IIはフルサイズ入門機として魅力的な機能が満載となっています。

デジタル一眼レフ / Canon / ミドル
新品:
23,500円〜(448)
中古:
114,000円〜(87)

Canonらしい万人向けフルサイズ 


Canon EOS 6Dシリーズは、フルサイズ一眼レフ入門モデルとしてラインナップされていますが、Canonといえば初心者向け・ライトユーザー向け一眼レフとしてEOS Kissシリーズが有名です。EOS Kissシリーズは、初心者でも手軽にデジタル一眼らしい美しい写真を撮れるということで、エントリー機として絶大な人気を誇っています。
 
EOS Kissシリーズがデジタル一眼に触れるきっかけを作ってくれるカメラである一方、EOS 6Dシリーズはフルサイズ一眼に触れるきっかけを作ってくれるカメラといえます。

6D Mark IIは従来機の6Dと比べると、外見はバリアングル液晶以外変更なし、操作系にも大きな変更点はありません。画素数も2020万画素から2620万画素と、わずかにアップしただけとなっています。

しかし、AF測距点は大幅に増え45点となっており、5D Mark IVには及ばないものの、AFエリア内であれば、ほぼ自由に測距点を選んで撮影することができます

また、6Dは連写速度が4.5コマ/秒しかなく、測距点も少ないことから、動きモノ撮影の難易度が高くなっていましたが、6D Mark IIは連写速度が6.5コマ/秒にアップしたことで、動きモノをかなり追えるようになりました。画素数・連写コマ速では、上位機種である5D Mark IVに迫る性能となっています。
 
ISO感度は常用で最高40000と、5D Mark IVを上回っているので、発売から時間が経ち旧世代感の強くなってきた5D Mark IVと比較すると、フルサイズエントリー機として価格が抑えられている6D Mark IIは、非常にコストパフォーマンスの高いフルサイズ一眼となっています。

もちろん、プロが使うことを前提とした1Dx Mark IIや5D Mark IVのように、超高速連写や超高画質といった尖った性能はありませんが、6D Mark IIはレンズの歪みや収差をカメラ内で補正するレンズ光学補正や、雰囲気優先か白優先かを選べるホワイトバランスなどが撮影者を強力サポートしてくれるので、フルサイズカメラで撮影する上での様々なシーンにおいて不便さを感じない、万能性があるカメラといえるでしょう

Canon EOS 6D Mark II / EF70-200mm F2.8L USM


Canon EOS 6D Mark II / EF70-200mm F4L USM


Canon EOSシリーズ相関図(2020年1月時点)



一眼レフにマグネシウム合金は不要か


6D Mark IIが5D Mark IVに迫る性能でありながら、大幅にコストカットされている理由の1つに、ボディが樹脂製であるという理由があります。また、4K動画への対応が難しい理由も、樹脂製ボディが遠因になっていると考えられます。
 
マグネシウム合金は耐衝撃性と軽量化を両立できるボディ素材ですが、原料や製造コストが高くなります。しかし、樹脂製にすれば、耐衝撃性はマグネシウム合金に劣りますが、軽量性は高く成形も容易で、製造コストを抑えることができます。6D Mark IIはその樹脂製ボディの接合部分をシーリングすることで防塵防滴に配慮した設計となっており、それによって低コストでCanonフルサイズ一眼レフ史上最軽量ボディを達成しました。
 
しかし、樹脂製は排熱性が低いというデメリットがあり、熱伝導性が高いマグネシウム合金と比較すると、シーリングをした樹脂製ボディは熱が籠もりやすくなっています。6D Mark IIは、1Dx Mark IIのDIGIC6+よりも新しいDIGIC7という映像エンジンを搭載していますが、1Dx Mark IIが4K60pでの撮影が可能なのに対して、6D Mark IIはフルHDまでしか動画撮影できないということは、この排熱性の悪さなども一因となっている可能性が考えられます。ミラーレス化などで軽量化が進むデジタル一眼、今後は排熱性にどう配慮していくかということも課題となりそうですね。


フルサイズミラーレスよりもEOS 6D Mark II


フルサイズ機といえば、フルサイズミラーレスの勢いが止まらなくなってきており、Canonも2018年からEOS R、EOS RPというラインナップで、フルサイズミラーレスに進出しています。

EOS Rは価格的には5D相当、RPが6D相当となっており、今更レフ機でフルサイズデビューしなくてもRPで良いのではないかという意見も出てくることでしょう。しかし、Canonのフルサイズミラーレス機はSONYやNikonとは違い、ボディ内手ブレ補正を搭載しておらず、デュアルピクセルAFで追従した際の連写速度も今ひとつとなっています。この辺は今後どの様に進化するかが不透明で、更にRPのバッテリーはCanonデジタル一眼でよく使われるLP-E6ではなく、80Dや7D Mark II、5D系などとのバッテリー互換性がないというデメリットも。6D Mark IIであれば80Dなどと同じバッテリーなので、サブ機としても使いやすくなります。
 
デジタル一眼が将来的にミラーレスへ完全移行していくことは間違いないので、RPでフルサイズミラーレスに先行投資しても良いですが、フルサイズミラーレス移行の時期を見定めるため、EOS 6D Mark IIでRP後継機発売まで静観するという選択肢も検討する価値があるのではないでしょうか

CANON EOS 6D Mark II / EF24-70mm F4L IS USM



万能カメラに万能キットレンズ「Canon EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM」


初めてのフルサイズ一眼。でもレンズがない。

APS-C一眼からフルサイズ一眼にステップアップしたときに、最初に躓くのがレンズなのではないでしょうか。フルサイズ用のレンズはとにかく高価で、いわゆる大三元レンズは言うに及ばず、F4通しの小三元でも十万円近い価格です。

しかし6D Mark IIには、フルサイズを買ってもレンズがないということがないように、ぴったりのキットレンズが設定されています。それがEF24-105mm f/3.5-5.6 IS STM広角から中望遠域をf/3.5-5.6という開放F値でカバーすることで、フルサイズならではの広角撮影やボケ描写を楽しむことができます

Canon EOS 6D Mark II / EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM


Canon EOS 6D Mark II / EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM


Canon EOS 6D Mark II / EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM



ネット上のユーザーレビュー


ポジティブレビュー

  • フルサイズ機とは思えない軽さで持ち運びしやすい
  • EOSらしい操作感で、ファインダーを覗いたままでも操作できる
  • タッチパネル+バリアングルで、ライブビュー撮影や動画撮影が大幅に進歩
  • バッテリー持ちが進化していて、一日撮影しても余裕
  • フルサイズ機としてオールマイティー、被写体を選ばない性能

既存Canonユーザーが安心してフルサイズ機にステップアップできる機種として、高評価が集まっています

ネガティブレビュー

  • 近年のフルサイズ機としてはダイナミックレンジが狭く残念
  • 重いレンズを付けたときにボディが軽いのでバランスが悪い
  • 6Dからさほど画質アップが感じられない
  • 入門機として考えると価格がちょっと高い
  • 動画機として使うならピーキングが欲しかった

フルサイズ=高性能、超高画質というイメージが先行し、6D Mark IIに物足りなさを感じるユーザーもいるようです。価格と性能のバランスを考慮して購入を検討する必要がありますね。


まとめ


多くの人がAPS-C機からデジタル一眼の趣味をスタートさせますが、次の1台はフルサイズと考える人もいることでしょう。

しかし、フルサイズというとプロ機やハイアマチュア機が主流で、扱いにくいというイメージもあります。そんなフルサイズ機を、EOS Kissシリーズを展開するCanonらしく、使い手に優しいフルサイズ機として仕上げたカメラがEOS 6D Mark IIといえるでしょう。
レンズマウント
レンズマウントCanon EFマウント
撮像素子
センサーサイズフルサイズ(35.9×24.0mm)
有効画素数2,620万画素
ダスト低減機能
映像エンジンDIGIC 7
画像記録
記録媒体

SDカード
SDHCカード
SDXCカード

スロット数

シングルスロット

記録画素数

L(ラージ) :約2600万(6240×4160)画素
M(ミドル) :約1150万(4160×2768)画素
S1(スモール1) :約650万(3120×2080)画素
S2(スモール2) :約380万(2400×1600)画素
RAW(ロウ) :約2600万(6240×4160)画素
M-RAW :約1460万(4680×3120)画素
S-RAW :約650万(3120×2080)画素

画像ファイル

JPEG/RAW

動画
4K対応-
記録サイズ

Full HD(1920×1080):59.94p
HD(1280×720):59.94p

記録形式

MP4

ライブビュー
フォーカスデュアルピクセルCMOS AF方式
シャッター
シャッター速度1/4000秒〜30秒
連続撮影速度最高約6.5コマ/秒
露出制御
測光方式/測光分割数63分割TTL開放測光
ISO感度100〜40,000
AF
測距点最大45点
ファインダー
視野率98%
倍率約0.71倍
ストロボ
内蔵ストロボ-
液晶モニター
サイズ3インチ 104万ドット
可動式バリアングル液晶
I/F
インターフェース

miniHDMI、USB2.0、AV出力

無線LAN
Wi-Fi機能
ネットワーク
NFC
Bluetooth
防塵・防滴
防塵・防滴
手ブレ
手ブレ補正機構-
GPS
GPS
電源
撮影可能枚数(ファインダー)

常温(+23℃)約1200枚/低温(0℃)約1100枚

撮影可能枚数(ライブビュー)

常温(+23℃)約380枚/低温(0℃)約340枚

動画撮影可能時間

常温(+23℃)合計約2時間40分/低温(0℃)合計約2時間20分

USB充電-
使用電池充電式リチウムイオン電池LP-E6N/LP-E6
サイズ・重量
サイズ約144.0(幅)×110.5(高さ)×74.8(奥行)mm
重量685g
発売日
発売日2017年08月04日