FUJIFILM X-Pro3

FUJIFILM X-Pro3

2019年に発売された待望のX-proシリーズ「X-pro3」。今までにない斬新で無駄のないデザインは、写真を撮ることに対する熱い想いが感じられます。X-pro3の特徴やX-pro2との違い、そして作例をまとめてご紹介します。FUJIFILMの上位機種を検討している人や写真をもっと楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。

ミラーレス一眼 / FUJIFILM / ハイアマチュア
新品:
183,590円〜(112)
中古:
169,800円〜(20)

引き算の美学を感じる、撮ることを純粋に楽しめる1台


ストーリー:「いつか大切な人と見返せるように。 “何気ない”を写真というカタチに残していくより」にてX-Pro3の魅力について語っていただいたKazumaさんに外見の写真を提供いただいたのでご紹介します。後半でX-Pro3の魅力についてもコメントをいただいていますので、ぜひ併せてご覧ください。

撮ることにフォーカスしたミニマルなデザイン

正面

背面

大いに話題となったHidden LCD

別角度から

上面

裏面

フィルムカメラを彷彿とさせる操作ダイヤル

X-Pro3の最大の特徴とも言えるメモリ液晶。フィルムシミュレーションやホワイトバランス設定が確認可能

上面にはX-Pro3の文字が

FUJIFILM X-Pro3 / XF16-80mmF4 R OIS WR
出典:flickr(@tsuruta yosuke)

FUJIFILM X-Pro3
出典:flickr(@Noel Feans)

FUJIFILM X-Pro3 / NOKTON classic 35mm F1.4 II SC
出典:flickr(@tsuruta yosuke)

FUJIFILMはミラーレス一眼の製造、販売にいち早く乗り出したブランドです。プロ仕様の「GFXシリーズ」とプロアマ問わず人気の「Xシリーズ」に分かりており、他のブランドにはない2つの魅力があります。

1つ目は、国産フイルムメーカーとして培ってきた技術を受け継いだ色彩表現です。見たまま、感じたままの記憶色を追求し、とくに写真の仕上がりを左右する原色の発色が鮮やかで、撮って出しの写真とは思えない仕上がりに。モノクロの美しさにも定評があり、絶妙なコントラストやグラデーションは加工技術を駆使しても真似できません。

2つ目は、持ち歩きたくなる上質なデザインです。フイルムカメラやライカを彷彿させる重厚感のあるフォルムは、男女問わず支持を集めています。専用マウントレンズも豊富で、レンズを装着した姿も一段とかっこいいところも大きな魅力。

そんな富士フィルムのミラーレス一眼の歴史は、2012年に発売されたX-Pro1から始まりました。デザインと使いやすさ共にこだわった上位機種となっており、待望の第三世代として2019年11月に発売されたのが「X-pro3」。他の中級機が国外生産に移行する中Mede in JAPANを貫き、引き算の美学を感じる、写真を撮ることを純粋に楽しめる1台となっています。


主な特徴


X-pro3の主な特徴は次の4つです。

1.写真を撮る喜びを感じられる斬新なデザイン

X-pro3のデザインが発表されたとき「斬新」「今までにない発想」などと驚きと期待の声で一躍注目を集めたことは、記憶に新しいのではないでしょうか。
写真を撮ることに集中するため背面モニターは格納式となっており、感覚的にシャッターを押す楽しさを感じられます。

X-pro2まで背面モニターがあった場所には小さなサブモニターがあり、フイルムシミュレーションやISO感度など撮影に必要な情報が表示されるように。
必要最低限の機能だけを残し、もう一度写真を撮るという行為にフォーカスを当てた硬派なデザインとなっています。
 
2.Xシリーズ最高峰にふさわしい高級感のあるデザイン

X-proシリーズが培ってきた機能美を継承し、新たに外装にはチタンを使用。金属ならではの高級感があり、手に持ったときの重厚感や質感がたまりません。

ブラックとDRブラック、DRシルバーの3色展開で、DRブラックとDRシルバーには擦り傷による劣化を防ぐデュラテクト加工が施されています。また、X-proシリーズならではのレンジファインダーはまるでフイルムカメラのようなビンテージ感があり、このデザインが気にいって購入する人も。

重量は447g、140.5×82.8×46.1mmという軽量コンパクトなサイズ感と防塵防滴、耐低温性能で、ヘビーユースにもしっかり耐えられる性能を兼ね備えています。
 
3.第四世代のイメージセンサーを搭載

X-pro3には第四世代の2610万画素イメージセンサー「X-Trans CMOS4」と高速画像処理エンジン「X-Processor4」を搭載しています。これによりさらに忠実な色彩表現が叶い、X-pro2よりも細部まで鮮明な描写ができるようになりました。また、暗闇に近い場所でも高速、高精度なAFで被写体を捉えられるようになり、ここぞという瞬間を逃しません。

センサーの機能向上と併せて、4方向に調色できるモノクロームカラーの搭載や新しいフイルムシミュレーション「クラシックネガ」や「エテルナ」、カラークロームエフェクトの採用で、より好みの風合いを表現しやすくなっています。
 
4.思わず覗きたくなるハイブリッドファインダー

X-proシリーズを象徴するレンジファインダーの性能が、ぐんとアップしているところも大きな特徴です。sRGBの97%をカバーできる有機LEDパネルを使用しており、明るい場所でも見やすく忠実な色再現ができるため思わず覗いて写真を撮りたくなります。また、残像感低減モードが搭載されたことで動きの速い被写体を捉えるときでも滑らかな表示ができ、ストレスなく撮影できるところも魅力的です。


X-Pro2からの進化ポイント


X-pro2から進化を遂げたX-pro3。主に下記のような違いがあります。

  • サイズは大きさはほぼ変わらないがX-pro2はアルミニウム合金を使用しているのに対し、X-pro3は外装にチタンを使用しているので手触りや質感が違う。
  • X-pro3ではX-pro2に備わっていた背面モニターが格納式となり、ファインダーを覗いて撮影することを重視している。
  • X-pro2にはなかったBluetooth機能が備わっている。
  • X-pro3では画像処理エンジンとイメージセンサーが第四世代へと変化を遂げたので、AF速度や描写力が上がっている。
  • X-pro2では液晶のEVFだったがX-pro3では有機LEDパネルを使用しており、覗きやすくなっている。
  • X-pro3にはX-pro2にはなかったフイルムシミュレーション「クラシックネガ」や「エテルナ」、から、クロームエフェクトなどが加わり、より好みの色合いに調整しやすくなっている。
  • X-pro2ではフルHDでの動画しか撮影できなかった(ファームウェアアップデートをすれば4K撮影が可能)のに対し、X-pro3では4K動画にも対応している。


おすすめの対応レンズ


X-pro3で楽めるXマウントレンズはボディの性能を高める優れたレンズばかり揃っているので、目的や好みの仕上がりに合わせて好きなレンズを選択できます。

オールマイティに使える標準ズームレンズから選ぶなら使いやすい画角を網羅した「XF18-55mmF2.8-4 RLM OIS」や「XF18-135mmF3.5-5.6 RLM OIS WR」がおすすめです。

コンパクトなボディと上品な外観を損ねず手軽に写真撮影を楽しみたいなら「XF18mmF2 R」や「XF35mmF2 R WR」「XF50mmF2 R WR」などの単焦点レンズとも相性がいいでしょう。

また、第四世代のイメージセンサーとなりAFが速くなったので、ポートレート撮影には人気が衰えない初期レンズ「XF35mmF1.4 R」や「XF56mmF1.2 R」と組み合わせてじっくり撮影を楽しむことも可能。

このように、撮影したいシーンや目的に合わせて使いやすいレンズを見つけてみてください。


作例紹介


FUJIFILM X-Pro3
出典:flickr(@Noel Feans)
X-pro3の鮮やかな色彩表現が伝わる1枚。夜などの暗いシチュエーションでも描写力が落ちることがありません。

FUJIFILM X-Pro3 / XF50mmF2 R WR
出典:flickr(@susanjanegolding)
モノクロのコントラストが美しいポートレート。光と影、そして煙までしっかり捉え魅力的な1枚に仕上げています。

FUJIFILM X-Pro3
出典:flickr(@tsuruta yosuke)
風景写真では、忠実な色再現と奥行きのある描写ができるように。どのようなシーンでも、一番美しい情景を逃しません。


愛用者のコメント


ストーリー:「いつか大切な人と見返せるように。 “何気ない”を写真というカタチに残していくより」にてX-Pro3の魅力について語っていただいたKazumaさんのコメントをご紹介します。

FUJIFILM X-Pro3 / XF35mmF1.4 R
出典:instagram(@kazuma27902665)

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まずは、見た目が大好きです。スタイリッシュな外観に高強度のチタンボディ。最高です。僕は、さらに高強度な「DR(デュラテクト)」を選択しました。また、ボディ素材にチタンを採用した理由として、「長く愛好してもらうため。」というFUJIFILM社の考えも好きです。

コンパクトであり、連れ出しやすい点も好きです。一日持っていても苦にならず、撮るいう行為にすごく溶け込んでくれるなと感じます。また、富士フィルムの色の再現もとても好きですね。

PCでLightroomを使用して編集していますが、自分の好きな色に仕上げやすく感じます。センサーはAPS-Cですが、出来上がる絵には満足しています。

X-Pro3から、新たに搭載された「Hidden LCD」(背面モニターを内側に格納するスタイル)も魅力の一つと思います。今までの自分の撮影スタイルを振り返ってみると「撮ったらすぐにモニター確認」といった感じでした。しかし、モニターがすぐに見えないことで、より「写真を撮る行為」に集中できます。X-Pro3は、フィルムカメラを感じさせるカメラなので、使っていて本当に楽しく「写真を撮る」ことがより好きになりました

X-Pro3は、進化でもなく退化でもなく原点回帰です。」と、開発担当の上野さんも仰っていましたが、まさにその通りだと思います。他のカメラと比べると、かなり尖っており、不便だと感じる方もおられるとは思いますが、自分は大好きなカメラであり、おすすめしたい一台です。
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ネット上のユーザーレビュー


X-pro3のレビューを見てみると「フイルムカメラで写真撮影をしているような、撮影する楽しさが味わえる。初心に戻り、写真撮影がより楽しめるようになった」「直感的に撮影するスナップ写真に最適」「性能が格段にアップしており、描写力が高い」という声が多いです。

一方で「初心者には使いにくいと思う。背面モニターが欲しくなる人には向いていない。」という声も。いずれにしても、高い描写力を持ち写真を撮る楽しさを思い出させてくれる1台だと言ってもいいでしょう。
 

まとめ


X-pro2から大幅な進化を遂げたX-pro3は背面モニターがない斬新なデザインだからこそ、ファインダーの先にある世界を自由に切り取れるようになりました。

まるでフイルムカメラのように「撮る楽しさ」を存分に味わえるので、使い込んでいくことでもっともっと写真を撮ることが好きになるはず。高性能な描写力と写真を撮る楽しさを一緒に味わいたい人は、ぜひ検討してみてください。
レンズマウント
レンズマウントFUJIFILM Xマウント
撮像素子
センサーサイズAPS-C(23.5mm×15.6mm)
有効画素数2,610万画素
ダスト低減機能
映像エンジンX-Processor 4
画像記録
記録媒体

SDカード
SDHCカード
SDXCカード

スロット数

ダブルスロット
SDカード×2

記録画素数

[L]:<3:2>6240×4160 / <16:9>6240×3512 / <1:1>4160×4160
[M]:<3:2>4416×2944 / <16:9>4416×2488 / <1:1>2944×2944
[S]:<3:2>3120×2080 / <16:9>3120×1760 / <1:1>2080×2080

画像ファイル

JPEG/RAW

動画
4K対応
記録サイズ

DCI4K(4096x2160):29.97p
4K(3840x2160):29.97p
Full HD(2048×1080):59.94p
Full HD(1920×1080):59.94p

記録形式

MOV

ライブビュー
フォーカスインテリジェントハイブリッドAF(TTLコントラストAF/位相差AF)
シャッター
シャッター速度1/32000秒~15分
連続撮影速度最高約30.0コマ/秒
露出制御
測光方式/測光分割数TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ/中央重点
ISO感度80〜51,200
AF
測距点
ファインダー
視野率
倍率
ストロボ
内蔵ストロボ-
液晶モニター
サイズ3インチ 162万ドット
可動式チルト式液晶
I/F
インターフェース

USB3.1 Gen1 Type-C

無線LAN
Wi-Fi機能
ネットワーク
NFC-
Bluetooth
防塵・防滴
防塵・防滴
手ブレ
手ブレ補正機構-
GPS
GPS-
電源
撮影可能枚数(ファインダー)

370枚(EVF)、440枚(OVF)

撮影可能枚数(ライブビュー)

動画撮影可能時間

4K:約60分、Full HD: 約75分
※顔検出OFF時

USB充電
使用電池充電式バッテリーNP-W126S
サイズ・重量
サイズ(幅)140.5mm×(高さ)82.8mm×(奥行き)46.1mm
重量447g
発売日
発売日2019年11月28日