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Carl Zeiss Touit 1.8/32

Carl Zeiss Touit 1.8/32

カールツァイスから発売されているFUJIFILMのXマウント用レンズ「Touit 1.8/32」。フジノンレンズとは異なる色彩表現や描写力が味わえる単焦点レンズとなっています。今回は、「Touit 1.8/32」の特徴や作例をまとめてご紹介します。カールツァイスのレンズが気になっている人や単焦点レンズを探している人は、要チェックです。

単焦点レンズ / Carl Zeiss / 標準
新品:
69,245円〜(13)
中古:
57,800円〜(16)

AFの効くミラーレス専用の大口径ツァイス


FUJIFILM X-M1 / Carl Zeiss Touit 1.8/32
出典:flickr(@현부강)

FUJIFILM X-M1 / Carl Zeiss Touit 1.8/32
出典:flickr(@현부강)

FUJIFILM X-M1 / Carl Zeiss Touit 1.8/32
出典:flickr(@현부강)

FUJIFILMのXマウント用に独自開発されたカールツァイスの「Touit 1.8/32」。カールツァイス伝統の独特なボケ感や色彩表現を引き継いだ単焦点レンズとなっています。知っておきたい特徴は、次の3つとなっています。


1.35mm換算で50mm相当の標準画角レンズ

FUJIFILM X-T1 / Carl Zeiss Touit 1.8/32
出典:flickr(@Artur Malinowki)

「Touit 1.8/32」は35mm換算で50mmという視野に近く撮りやすい画角となっており、風景撮影やスナップ撮影、日常的な写真や旅行の写真など多彩なシーンで手軽に使えます。

8枚5群の光学設計でどの焦点距離でも歪みが適切に補正されるよう工夫されているため、湾曲収差や色収差を気にせず撮影できるところがポイントです。また、解放F値は1.8と明るいため室内や夜間など光量が少ない場所でもISOやシャッタースピードを抑えた理想的な描写が叶います。

解放付近ではカールツァイス伝統の何とも言えない柔らかいボケ感を演出でき、魅力的なポートレートや草花の写真を撮影することが可能。また、レンズ表面にはT*コーティングが施されているため、フレアやゴーストを軽減し鮮明な写真に仕上げます。


2.スムーズで静寂なAF操作が実現

FUJIFILM X-Pro1 / Carl Zeiss Touit 1.8/32
出典:flickr(@Ted Van Pelt)

他メーカーのレンズを利用するときに気になるのが、AFでの撮影ができるかどうかです。「Touit 1.8/32」はFUJIFILM向けに特別な設計をしているので、AF操作も問題なく行えます

スムーズなAF駆動を実現するオートフォーカスシステムを搭載しており、瞬時に被写体を捉えられるところが特徴です。駆動音が気にならないよう静音仕様となっているため、撮影に集中できます。


3.軽量コンパクトで手軽に持ち歩ける

FUJIFILM X-Pro1 / Carl Zeiss Touit 1.8/32
出典:flickr(@Ted Van Pelt)

「Touit 1.8/32」は重量200g、直径60mm×全長58mmと軽量小型にこだわっており、長時間持ち歩いても負担になりません。旅行やスナップ撮影など、気兼ねなく携帯し写真が楽しめるようになっています。

また、金属製のマウントが引き立つ高級感のあるデザインは、世界的に権威のあるデザイン賞の一つ「iFデザイン賞」を受賞しています。ボディに装着したときにもFUJIFILMのデザインと相性がよくおしゃれに見えるところもポイントです。


Touit 1.8/32を楽しむシチュエーション


「Touit 1.8/32」は35mm換算で50mmとなる使いやすい画角の単焦点レンズなので、風景撮影やスナップ撮影、日常的な写真などさまざまなシーンで使えます。解放F値が1.8と明るいため建物撮影や室内撮影、夜間撮影にも活用することが可能。カールツァイスならではのヌケがよくシャープな描写が体感できます。

また、カールツァイス独特のボケ感を活かせばポートレートや草花撮影がより楽しくなるでしょう。軽量コンパクトなので持ち歩きやすく、常用レンズとしてもおすすめの単焦点レンズです。


作例紹介


FUJIFILM X-T1 / Carl Zeiss Touit 1.8/32
出典:flickr(@Artur Malinowki)

柔らかい質感と光の描写が魅力的なポートレート。背景がふんわりとボケてくれるため、立体感のある1枚に仕上がります。

FUJIFILM X-T1 / Carl Zeiss Touit 1.8/32
出典:flickr(@Artur Malinowki)

カールツァイスらしいボケ感が堪能できる1枚。ピントが合っている部分はシャープな描写となっており、背景との対比が楽しめます。

FUJIFILM X-Pro1 / Carl Zeiss Touit 1.8/32
出典:flickr(@Ted Van Pelt)

モノクロで撮影するとよりシャープさやヌケ感が引き立つようになります。グレーのコントラストも美しく、ワンランク上のモノクロ写真に仕上がるでしょう。


XF35mmF1.4 Rとの比較


「Touit 1.8/32」を検討するときに迷うのが、FUJIFILMの初期レンズである「XF35mmF1.4 R」ではないでしょうか。両者の主な違いは、次のとおりです。

  • 「XF35mmF1.4 R」は35mm換算で53mm相当なので、画角はあまり変わらない。
  • 「XF35mmF1.4 R」は解放F値が1.4なので、少しでも大きなボケ感や明るさを求めるなら「XF35mmF1.4 R」。
  • 「Touit 1.8/32」は柔らかいボケ感だが、「XF35mmF1.4 R」はとろけるようなボケ感が印象的。
  • どちらも防塵防滴性能や手ぶれ補正性能は備わっていない。
  • 「Touit 1.8/32」の最短撮影距離は0.3m、「XF35mmF1.4 R」の最短撮影距離は0.28mとなっている。
  • 「XF35mmF1.4 R」は重量187g、直径65.0mm×全長50.4mmなので、軽量コンパクトを求めるなら「XF35mmF1.4 R」。
  • 「XF35mmF1.4 R」は新品価格で81,000円、中古相場が47,000円前後なので中古購入なら「XF35mmF1.4 R」のほうがお得。
 
このように、近い画角ではありますがそれぞれ持ち味が異なるため、重視したいポイントと併せてチェックしてみてください。


ユーザーレビュー


「Touit 1.8/32」のレビューを見てみると「彩度が高くなり濃厚な描写と柔らかいボケ感が楽しめるようになった」「カールツァイスならではの色味や立体感が好きな人には満足できるレンズ」という声が目立ちます。一方で、「もう少しAFなどの性能が高いと嬉しい」という声も。

いずれにしても、FUJIFILMの純正レンズにはない個性的な描写力が気に入っている声がとても多いです。


まとめ


「Touit 1.8/32」は、カールツァイスならではの描写力や色味を堪能できる単焦点レンズです。フジノンレンズとの違いを楽しんでいるという声も多く、カールツァイスが培ってきた描写力や色彩表現が堪能できるはずです。

描写力にこだわった単焦点レンズが欲しいという人は、ぜひチェックしてみてください。
基本仕様
対応マウントFUJIFILM Xマウント
フォーカスAF
フルサイズ対応-
APS-C専用
レンズ構成5群8枚
絞り羽根枚数9枚
焦点距離

35mm(35mm判換算:50mm相当)

最短撮影距離30.0cm
最大撮影倍率
開放F値F1.8〜22.0
画角48度
手ブレ補正機構-
防塵-
防滴-
サイズ・重量
最大径×長さ65x58mm
重量210g
フィルター径52mm
発売日
発売日2013年05月20日