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定額買取
Canon EOS R7
Canon RFマウント
2022/06/23発売
Canonの一眼カメララインナップで数年前からずっと待望されていたのが、EOS 7D Mark IIの後継機ではないでしょうか。そんな中で誕生した新たな「7」。EOS R7。EOS R7はユーザー期待通りの性能に仕上がっているのでしょうか。
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ボディの買取額:106,700円(定額)
著者: enoF
新たな7のはじまり
7を冠したEOSシリーズ、EOS 7DシリーズはAPS-Cの望遠に強いというメリットを活かし、スポーツ撮影、航空機撮影、野生動物撮影などで活躍しました。EOS 7D Mark IIはプロも愛用するほど完成度も高く、さらなるアップデートがされたMark IIIの登場も大いに期待が集まっていました。
しかし、フラッグシップの1DxシリーズやエントリーモデルのKissシリーズなどが着々とアップデートされる一方、7DシリーズはMark IIが2015年に発売されて以降、音沙汰なしとなっていました。
そして、時代はフルミラへ。
CanonはラストAPS-C一眼レフと謳う90Dを発売し、開発リソースをミラーレスに注力しました。EOS R5、R6、R3など、フルミラの主力となるカメラが続々と発売される中、「7」の存在は薄れゆくものとなってきていました。
そんな中で登場したのがEOS R7です。
Canonには既にEF-MマウントというAPS-C専用マウントがありました。そもそもCanonはEF-Mマウントを軸にフルミラの開発を始めるという試みもありましたが、フルミラの光学的メリットを最大限に発揮するため、新たに設計されたRFマウントを採用したという背景があります。
次なるCanon APS-CミラーレスがEF-Mマウントになるのか、RFマウントになるのかというのはとても興味深いところでした。
新たな「7」は「R7」の名の通り、RFマウントとなりました。これは、EOS 7D Mark IIがそうだったように、EOS R7がフルミラのサブ機といった位置づけもあり、同じRFマウントレンズを使うメリットが大きくなるからでしょう。
また、既に出揃っているRF600mmなどのRF超望遠レンズの活用も「7」にとっての最適解となります。EF-Mマウントが今度どうなるかは不透明ですが、Canon APS-CミラーレスにおいてもRFマウントが主力となることは間違いなさそうです。
新たな7はミラーレス化でどう進化したのか
EOS R7のスペックを見て、最初に目が行くのが、15コマ/秒というメカシャッターの速度ではないでしょうか。この数字はEOS R3よりも速く、EOS-1D X Mark IIIに迫る連写速度となっています。
まさに従来の「7」に求められていた動体撮影を大いに助けるもので、これによって動く被写体の決定的瞬間を捉えやすくなりました。動体撮影をするときは、電子シャッターではローリングシャッター歪みが出てしまうので、メカシャッターが好まれるため、このメカシャッターでの連写はかなり歓迎するところです。
また、そんな連写速度に合わせて、AFもEOS R3譲りのアルゴリズムを採用したことで、非常に食いつきの良いAFとなっています。3250万画素というAPS-C EOS史上最高の画素数は、高解像というメリット以外に、このAFでもその効果を発揮してそうです。
Canonは他社と違い、ミラーレスのAFに位相差センサーではなく、デュアルピクセルという独自技術を採用しています。デュアルピクセルにおいて高画素化はAF測距点増加と同義です。測距点が増えたことで、動物も含めた瞳AF、トラッキングAFなどのミラーレス特有のAFシステムがより高精度なものとなります。
その他にも防塵防滴仕様で、マグネシウム合金を採用した堅牢なボディは、ミラーレスらしいコンパクトなボディで、7D同様のハイアマ仕様でありながら、一眼初心者でも扱いやすいボディサイズになっています。
高い動画性能は今までにない「7」の役割も
今までの「7」では主に、望遠レンズと組み合わせた動体撮影が主な役割となっていましたが、EOS R7では新たに、動画カメラとしての役割も負うところとなりそうです。
EOS R7は今までCanonではR3でしかできなかった4K長時間録画が可能となっています。4K30pなら6時間、4K60pでも1時間40分以上の連続撮影が可能です。
APS-Cというセンサーサイズは4Kと相性がよく、映像エンジンDIGIC Xの性能をフルに活かした動画撮影が可能となっています。グレーディングを前提とした映像制作で利用されるLog撮影にも対応していて、階調豊かな本格的な動画も撮影することができます。
既に動画撮影用のリグなども社外メーカーからEOS R7専用のものが発売されるなど、動画カメラとしても注目されています。
操作系の不統一は唯一の弱点?
Canonは未だにEOS Rシステムの操作系を統一できないでいます。ファンクションボタンやダイヤルの位置、セレクターの操作系などがEOS Rシリーズ内でバラバラとなっています。
EOS R7ではサブ電子ダイヤルとマルチコントローラーが統一され、AF-ONボタンの位置に配置されました。右手親指周りで多くの操作が完結できるのは歓迎ですが、EOS R3などの上位機種と操作系が違うことが気になるところではあります。
ミラーレスが主流となったことで、カメラ操作にも従来と違った操作が求められるようになった今、EOS Rシリーズの操作系の熟成はまだまだ先のことになりそうです。
外観紹介
愛用者のコメント
KON
中学生時代に一眼レフカメラを手にしてからカメラの世界にハマり40年以上現在も趣味としての撮影を続けています。ストリートフォトを主体に撮影していた年月が非常に長いのですがコロナ禍を期にフィルム時代に追いかけていた野鳥撮影に戻って来ており厳しい自然界で生きている鳥達の生態観察も含めレンズを向けています。
発売日からほぼ毎日野鳥撮影に活用していますが、結論を言うと非常にコストパフォーマンスに優れており、条件が合えばフラッグシップ機に肩を並べるぐらいの高解像度の写真が撮れます。
欠点はピッチの細かい高画素センサーになるためローライトでの撮影は苦手であり、同時にブレに対しても非常にシビアであるとともにセンサー読み込み速度が上位機種と比べ遅いので電子シャッター撮影ではローリングシャッターの歪みが激しいこと。
欠点を補う撮影をすれば非常に満足できる写真が撮れます。そう言った意味では少々玄人向きな機種かもそれませんが、使いこなすことができれば画角が1.6倍になるAPS-Cセンサーを積んだ本機は遠くの小さな被写体を撮る野鳥撮影には非常に有効であり、今現在Canonのミラーレス機では代替えできる機種が無い事からR7を手放せない状況です。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- R6から更に進化を感じるAF
- EVFはドットの量に比較して、さほど見にくさは感じられない
- AFは激しく動く競走馬もしっかりと認識して追従してくれる
- SNSくらいであればノイズはさほど気にならない
- バッテリーは1日撮影なら1本でも十分
EOS R3譲りの性能で、機能によってはR6を凌ぐ性能もあるカメラに仕上がっています。
■ ネガティブレビュー
- 超望遠レンズとの組み合わせではボディバランスが悪くなってしまう
- 流し撮りなどをしているとやはりローリングシャッターが出てくる
- ホワイトバランスが一定にならず、暖色寒色双方にブレることがある
- R5とはボタンの配置がかなり違うので慣れるのに時間がかかる
- 高速連写ではバッファ詰まりが起きてストレスを感じる
やはり、まだまだミラーレスカメラは進化の過程にあり、特有の不満点なども潜在しているようです。
まとめ
フルミラの盛り上がりで、ハイアマ仕様のAPS-Cはすっかり静かになり、そのまま消えてしまうのではないかとも噂されたりしました。
しかし、EOS R7の登場で、APS-Cの価値は再浮上しようとしています。EOS R3譲りの性能で、動体撮影に強いAFと高速連写。APS-Cならではの望遠性能に加えて、4K長時間録画に対応した高い動画性能。その性能を備えたカメラがフルミラよりもリーズナブルな価格で手に入れることができます。
フルミラのサブ機や、動体撮影時の本命カメラとして、EOS R7はAPS-Cの存在に新たな価値を生み出してくれそうです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ミラーレス一眼 > ミドル
Canon EOS R7
新品: 198,200円 / 中古: 131,800円
新品: 189,796円 / 中古: 144,800円
新品: 187,412円 / 中古: 147,000円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
ボディの買取額:106,700円(定額)
製品情報
カテゴリ | ミラーレス一眼 |
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メーカー | Canon |
タイプ | ミドルモデル |
マウント | Canon RFマウント |
関連製品
製品 | Canon EOS R7 (本製品) | |||
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価格 | 新品: 187,412円 中古: 131,800円 | 新品: 249,090円 中古: 186,800円 | 新品: 118,404円 中古: 95,000円 | 新品: 113,498円 中古: 85,800円 |
センサーサイズ | APS-C(22.3×14.8mm) | フルサイズ(36mm×24mm) | APS-C(22.3×14.9mm) | フルサイズ(35.9×24.0mm) |
有効画素数 | 3,250万画素 | 2,420万画素 | 2,420万画素 | 2,620万画素 |
連続撮影速度 | 最高約30.0コマ/秒 | 最高約40.0コマ/秒 | 最高約23.0コマ/秒 | 最高約5.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | ファインダー[なめらかさ優先]設定時 約380枚(ファインダー撮影時) 約660枚(モニター撮影時) ファインダー[省電力優先]設定時 約500枚(ファインダー撮影時) 約770枚(モニター撮影時) | 150枚 | ファインダー[なめらかさ優先]設定時 約210枚(ファインダー撮影時) 約350枚(モニター撮影時) ファインダー[省電力優先]設定時 約260枚(ファインダー撮影時) 約430枚(モニター撮影時) | 常温(+23℃)約250枚/低温(0℃)約240枚 |
重量 | 530g | 414g | 382g | 440g |
発売日 | 2022/06/23 | 2023/04/14 | 2022/07/28 | 2019/03/14 |