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Canon RF24mm F1.4 L VCM
Canon RFマウント
2024/12/20発売
Canonが推し進めるハイブリッドレンズ。複数の単焦点ハイブリッドレンズが登場したことで、その全容が見えてきました。その1本が2024年12月に発売されるRF24mm F1.4 L VCM。ハイブリッド単焦点の魅力をみていきましょう。
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著者: enoF
ハイブリッドレンズRF24mm F1.4 L VCMとは
2024年7月にRF35mm F1.4 L VCMを発売したときに謳われた「ハイブリッドレンズ」。従来の動画カメラ・スチールカメラという概念を取り払い、動画もスチールも1台のカメラでハイクオリティに映し出すというCanonの姿勢を体現したレンズがハイブリッドレンズです。
元々、動画はフルHDで約200万画素しか必要としないため、画素数よりも読み込み速度が重要視され、一眼カメラとは要求する性能のベクトルが異なっていました。しかし、4K動画になると画素数は829万画素、8Kになると約3,318万画素まで必要となるので、一眼カメラクラスのイメージセンサーが必要となります。
Canonは以前から、一眼カメラ技術を応用したシネカメラを発売していましたが、近年は一眼カメラの30分動画規制などがなくなったことで、ミラーレス一眼でそのまま4K、8Kといった高画素動画撮影が行われるようになってきています。
ミラーレス一眼が頻繁に動画に使われるようになると、当然、交換レンズも動画撮影に適したものが求められるようになります。スチール用に開発された交換レンズは画質は当然ながら申し分ないのですが、動画撮影では画質の他にもAF駆動音や、AF動作時のブリージングといった動画ならではの設計要求も発生します。Canonはこれらの問題で動画撮影において妥協することなく、動画も静止画も楽しめるレンズとしてハイブリッドレンズを推し進めています。
そんなハイブリッドレンズにおける単焦点の第二弾がRF24mm F1.4 L VCM。第一弾のRF35mm F1.4 L VCMと同一設計の鏡筒、そして同じAF駆動方式を採用し、動画でも静止画でも高画質性能が楽しめる単焦点レンズとなっています。
製品 | ||
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価格 | 新品: 253,000円 | 新品: 239,716円 中古: 200,710円 |
焦点距離 | 24 | 35mm |
F値 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 |
最短撮影距離 | 24.0cm | 28.0cm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 11枚 |
重量 | 515g | 555g |
発売日 | 2024/12/20 | 2024/07/12 |
同一設計の鏡筒を採用することで、ジンバル固定時にレンズ交換を行ってもバランス調整が最低限で済みます。動画撮影時にジンバルが使われやすい一眼カメラでの撮影では大きなメリットとなります。
また、フォーカスリングや絞りリングの位置も共通となるので、レンズ交換でのカメラマンの操作感を損なうこともありません。
AFについても共通のVCLが採用されたことで静音性とフォーカスブリージング抑制を実現。まさにハイブリッドなレンズとなっています。
気になるRF24mm F1.4 L VCMの実力は
動画も静止画もこなせるレンズ、RF24mm F1.4 L VCMですが、やはり気になるのはその性能です。
動画に影響が大きいAFはVCM、ボイスコイルモーター駆動としたことでほぼ解決されています。ボイスコイルモーターはリニアモーターカーのように、永久磁石のレールをコイルで磁場を作り目的の位置まで動かすモーター。コイルと磁石間は直接接触していないので静音駆動が可能です。
また、従来の超音波モーターと比較してサイズが大きいというデメリットがありますが、その分パワフルというメリットがあります。これによって従来よりも大きなレンズを駆動できるので、よりフォーカスブリージングに配慮した設計が可能となりました。実際、RF24mm F1.4 L VCMはフォーカスブリージングについてはほぼ気にする必要のないレベルまで補正されています。
解像性能については、電子補正に依存する部分が見られるものの、それさえ気にならなければ、さすがLレンズといった性能。近年は電子補正がスタンダードになりつつあり、それによってレンズの小型化や中心部の解像性能向上といった恩恵が得られるので、こだわりがなければ気にする部分ではないでしょう。
24mmという焦点距離は広角域の入口と言える焦点距離で、動画では自撮りでのVlogや、人物と背景を入れた撮影で使われます。
スチール撮影では、スナップや風景撮影、F1.4という明るさを考えると、夜景や星空でも活用されますが、マウント側に配置された非球面レンズによって、点像性能も高く、歪曲もデジタル補正で無視されるレベルまで補正されるのでこういった撮影でも大活躍します。
F1.4の明るさをもった広角単焦点レンズに、VCLというやや大きめのAFモーターを搭載してもなお、RF35mm F1.4 L VCMと同一サイズにまとめあげたことはさすがというところです。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 星空撮影に使いたいのでリアフィルターホルダーは嬉しい
- 動画メインで使うならF1.4L VCMの3本を揃えたくなる
- AFは非常に速く、文句なし
- フォーカスブリージングを全く気にする必要がないので、編集も楽
- Lレンズクオリティと考えると価格も納得
動画ユーザーにとっては待ちに待ったレンズと言えそうです。
■ ネガティブレビュー
- VCMの仕様か、電源オフだとレンズ内でカタカタ鳴る
- Lレンズの重厚感は低い
- 絞りリングは古いカメラでも使えるようにしてほしい
- レンズ補正をオフにすると歪曲と光量落ちがひどく使えない
- 35mmと同一デザインで見分けがつけにくい
やはり、せっかく搭載されたアイリスリングですが、最新のR1、R5IIでしか機能しないという点は不満点になっています。
まとめ
今までは画素数や録画時間などの違いから明確に境界線が引かれていた動画撮影とスチール撮影。しかし、4Kや8K動画のニーズが増えたり、一眼カメラの撮影時間も伸びたりしたことで、その境界線はかなり曖昧なものとなってきています。
そんな中で、CanonはEFマウント時代からシネカメラを発売していた強みを活かし、RFマウントにおいてはさらに動画とスチールの垣根をフラットなものにしようとレンズやカメラ展開をはじめています。
RF24mm F1.4 L VCMは、まさにそういった思想を反映したレンズで、スチールカメラマンが納得するレンズであることはもちろん、動画撮影に使っても使い勝手良く、さらにフォーカスブリージングといった一眼動画の不安要素も取り除いたハイブリッドなレンズとなっています。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
単焦点レンズ > 広角
Canon RF24mm F1.4 L VCM
新品: 253,000円
新品: 272,336円
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例えば...
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製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | Canon |
タイプ | 広角 |
マウント | Canon RFマウント |
関連製品
製品 | Canon RF24mm F1.4 L VCM (本製品) | |||
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価格 | 新品: 253,000円 | 新品: 239,716円 中古: 200,710円 | 新品: 48,804円 中古: 36,150円 | 新品: 38,880円 中古: 30,720円 |
焦点距離 | 24 | 35mm | 28mm | 16mm |
F値 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 |
最短撮影距離 | 24.0cm | 28.0cm | 23.0cm | 13.0cm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 11枚 | 7枚 | 7枚 |
重量 | 515g | 555g | 120g | 165g |
発売日 | 2024/12/20 | 2024/07/12 | 2023/07/07 | 2021/10/28 |