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定額買取
Canon RF35mm F1.4 L VCM
Canon RFマウント
2024/07/12発売
2024年7月にCanonが発売した新レンズ、RF35mm F1.4 L VCM。「VCM」という今までになかった型名が、新技術の投入を予感させます。RF35mm F1.4 L VCMに投入された新技術をみながら、Canonの今後の展開や、ミラーレスの変化などをみていきましょう。
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本体の買取額:168,000円(定額)
著者: enoF
RF35mm F1.4 L VCMの実力とは
RF35mm F1.4 L VCMという名を見て、ユーザーの多くが気になってしまうのが「VCM」の3文字でしょう。VCMはボイスコイルモーターの略で、RF35mm F1.4 Lに採用された新たなAF駆動方式です。
今までCanonはレンズのAF駆動にSTM、ステッピングモーターやUSM、超音波モーターを採用してきましたが、RF35mm F1.4 LではVCMを新たに採用しました。
VCMは静音かつ高推力であるというメリットがある一方、サイズが大きいというデメリットがあります。RF35mm F1.4 L VCMでは、RFマウントの利点を活かして、全体をコンパクトな設計にしたままVCLを組み込むことに成功しました。
実際、一眼レフ用レンズのEF35mm F1.4L II USMと比較すると、約27%の軽量化がされていて、鏡筒サイズも一回り小さくなっています。
製品 | ||
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価格 | 新品: 239,716円 中古: 200,710円 | 新品: 251,000円 中古: 117,720円 |
焦点距離 | 35mm | 35mm |
F値 | F1.4〜16.0 | F1.4〜22.0 |
最短撮影距離 | 28.0cm | 28.0cm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 9枚 |
重量 | 555g | 760g |
発売日 | 2024/07/12 | 2015/09/17 |
RF35mm F1.4 L VCMの意外な特徴としては、鏡筒サイズもそうですが、光学性能的にも劇的な進化はないという点です。実際、鏡筒サイズはコンパクト化しているものの、大きさとしては一回り、重さでいうと約200gとそこまで驚異的なコンパクト化ではありません。
そして、注目の光学性能ですが、実はEF35mm F1.4L II USMと比較してそこまで大きく解像性能がアップしているということもありません。光学性能については、既にEF35mm F1.4L II USMの完成度がかなり高く、解像性能などはほぼ改良の余地も少なかったことで、ラボテストなどの結果では大きな差が出ていません。
こう言うと、VCMの導入以外にはあまり魅力の少ないレンズの様に思われますがそうではありません。光学性能で言うと、最短撮影距離は0.28m、倍率0.18倍とかなり寄れるレンズで、近接撮影でも高い解像感を保ちます。また逆光性能も向上していて、よりあらゆる撮影シーンで活躍できるレンズとなっています。
さらに、鏡筒には絞り値を変更できるアイリスリング、カスタムボタンが装備されたことで従来のRFレンズよりも操作性が向上。レンズマウント側にリアフィルターホルダーが搭載されたことでカスタマイズ性も向上しています。
様々な面で時代に合わせた進化と遂げたレンズがRF35mm F1.4 L VCMです。
VCMからみるCanonの今後の展開とは
RF35mm F1.4 L VCMはアメリカでのプレゼンでは「ハイブリッドレンズ」として発表されました。ハイブリッドとは、スチール、動画の両方で高いレベルで対応できるレンズという意味です。
単にスチールだけを追求するのであれば、VCMは必ずしも必要なく、USMでも十分なAF速度は引き出せる上、鏡筒をスリムにできるというメリットがあります。
しかし、今回、RF35mm F1.4 L VCMではVCMとUSMのフローティングフォーカスとしたことで、ほぼ無音とも評されるAF静音性と、フォーカスブリージングを極力抑えたまさに動画に最適なAFとなっています。
これに加えて、前述のアイリスリングなど、まさに動画機を強く意識した本レンズ。CanonはEOS R5 CというEOS R5をベースとしたシネマカメラを発売しており、今後もハイブリッドレンズのラインナップを拡充するとアナウンスしています。
Instagramという写真に特化したSNSの台頭で、一眼クオリティの写真がフューチャーされた時代がありましたが、今はYouTubeやTikTokなど動画に特化したSNSが人気の時代。シネマクオリティの動画を撮影したいアマチュア層も増えてきています。
RF35mm F1.4 L VCMは単焦点らしい解像力とボケ感でハイレベルな動画とスチール両方に対応したレンズの第一弾として発売されました。
今後はEOS R5 Cの後継機や他のラインナップの拡充、そしてVCMを搭載した新たな単焦点レンズの登場が期待されます。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 新技術の登場はいつもわくわくする
- AFはほぼ無音と言って良い
- 待望のカスタムボタンと絞りリングがついにRFにも装備された
- EFよりも軽くなりフルミラボディとのバランスも良くなった
- 画質はLレンズとして十分満足のいく性能
やはり新技術の登場に多くの歓迎の声と、今後の展開に対する期待の声が集まっていました。
■ ネガティブレビュー
- Lレンズ内にUSMとVCMが混在するのでややこしくなりそう
- 写真性能が頭打ちの様になっている感じが残念
- 近接撮影能力はSONYと比べると平凡
- RFマウント初期のようなぶっ飛んだレンズを出してほしい
- 絞りリングがスチールでは最新機種しか使えない
やはり光学性能の向上が頭打ちの様になっていることで、よりピーキーなレンズの登場を待つ声があるようです。
まとめ
RF35mm F1.4 L VCMの発表会では、シリーズ化して他の焦点距離の単焦点も発売されるという話もありました。そういった意味では動画とスチールの境界線をなくすハイブリッド単焦点レンズ第一弾といえるRF35mm F1.4 L VCM。
RFレンズにはじめて搭載されたVCMを使ったAFはスチールだけでなく、動画撮影において、静音性やフォーカスブリージングの抑制など多くのメリットをもたらします。
スチール撮影だけでなく、動画撮影でもニーズが高まるフルサイズミラーレス一眼だけに、今後どのようなレンズやカメラがCanonから発売されるのか、期待感を高めるレンズがRF35mm F1.4 L VCMです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
単焦点レンズ > 広角
Canon RF35mm F1.4 L VCM
新品: 240,879円 / 中古: 200,710円
新品: 239,716円 / 中古: 203,840円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:168,000円(定額)
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | Canon |
タイプ | 広角 |
マウント | Canon RFマウント |
関連製品
製品 | Canon RF35mm F1.4 L VCM (本製品) | |||
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価格 | 新品: 239,716円 中古: 200,710円 | 新品: 253,000円 | 新品: 48,804円 中古: 36,150円 | 新品: 38,880円 中古: 30,720円 |
焦点距離 | 35mm | 24 | 28mm | 16mm |
F値 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 |
最短撮影距離 | 28.0cm | 24.0cm | 23.0cm | 13.0cm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 11枚 | 7枚 | 7枚 |
重量 | 555g | 515g | 120g | 165g |
発売日 | 2024/07/12 | 2024/12/20 | 2023/07/07 | 2021/10/28 |