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Leica SL3-S
LEICA Lマウント
2025/01/25発売
カメラの王様ライカが2025年1月25日に発売したフルサイズミラーレスがLeica SL3-S。Leicaの最新フルミラはどのような進化を遂げているのでしょう。最新Leicaの性能をみていきましょう。
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著者: enoF
速度重視のLeicaの最新ハイブリッドカメラ
技術が進化し、新たなカメラメーカーが台頭してこようとも、カメラの王様といえばLeica、ライカ。フィルムカメラ時代から、デジタルカメラ時代へと時が流れても、「Leicaにしか撮れない画がある」として人気のカメラであり、高級ブランドのアクセサリーの様に憧れでもあるカメラです。
そんなLeicaから2025年に登場した、新しいフルサイズミラーレスがLeica SL3-S。2024年3月に発売されたSL3と同世代のカメラとなりますが、SL3が6,000万画素の高画素機であったことに対して、SL3-Sは画素数を2,400万画素に抑えたことで、様々なスピードアップを図った高速機ともいえるカメラです。
まず、大きな違いとしてあげられるのが、像面位相差AFを搭載した点。これによって被写体検出AFなどに対応し、動き回る被写体に対して正確にピントを合わせ続けた撮影が可能となりました。
連写性能は、SL3の約15コマ/秒から30コマ/秒と2倍にアップ。バッファメモリーの容量も2倍になっており、SL3よりも動き回る被写体に強いカメラです。
Leicaのカメラは光学性能、非常に解像度の高いピント面から、独特のボケ味で広がる美しいボケが大きな魅力のカメラです。一方で、年々ものすごいスピードで進化する他社のフルサイズミラーレスと比較すると、光学性能以外のAFなどユーザー補助といった性能面ではやや見劣りする部分もありました。しかし、Leicaの光学性能に惚れ込んだユーザーにとっては、フォーカスはマニュアルで行うなど、撮影者の技術で補えば問題ないとされている部分もありました。
SL3-SはAFの進化により、動き回る被写体でも歩留まり良く撮影できるようになったことで、よりユーザーライクなLeicaとなっています。
また、画素数的には2,400万画素とやや物足りなく感じることもありますが、マルチショットモードを使うことで、4,800万画素、9,600万画素相当の写真を撮ることも可能で、高画素での撮影が必要な場合は、こういった補助機能も搭載されています。さらに、最大6Kの動画撮影に対応していることも注目ポイントで、HDMIやType-Cを使って外部収録することも可能。
よりプロフェッショナルな動画撮影にも対応できるカメラとなっています。
ボディ形状はSL3とSL3-Sに差は無く、ロゴ部分の色の塗り分けでしか見分けることはできませんが、スペック的には性格が大きく異なるカメラです。静止画性能を追求するのであれば6,000万画素のSL3、動体撮影など速写性を追求するのであればSL3-Sと撮影シーンに合わせて使い分けるカメラとなっています。
着実に進化するLeica SLシリーズ
Leicaといえば、レンジファインダーカメラを真っ先に思い浮かべる人も多いことでしょう。コンパクトなレンジファインダーカメラはフィルム時代から、一眼レフと比較して手軽に持ち運べるカメラとして最強のスナップシューターとも言われます。
映画などで登場するLeicaもレンジファインダーが多く、デジタルカメラの時代になってもそのイメージが強くあります。そのため、LeicaにはMシリーズというデジタルレンジファインダーシリーズがあり、そのLeicaらしいフォルムが人気のカメラとなっています。
一方で、Leica SLシリーズはフルサイズセンサーを採用し、「ライカとしては大きな」カメラ。2015年11月に初代Leica SLが発売され、2019年11月にSL2が、そして、2020年12月にSL2-Sが発売されました。
Leicaらしい高い防塵防水性と、フルメタルの堅牢なボディに、Lマウントだけでなく、従来のMマウントレンズも活用できる、Leicaを堪能できるカメラシリーズ。
SL2ではボディ内手ぶれ補正を搭載したことで、レンズ内手ぶれ補正のないLeicaオールドレンズの活用もしやすくなりました。
「S」が付いたSL2-Sは従来のフルサイズセンサーの静止画性能を追求したモデルと違い、動画性能も追求したカメラ。4K10bitのLog撮影というプロレベルの動画性能で、静止画だけでなく、動画でもライカらしい描写で撮影できるようになりました。
2024年3月に発売されたLeica S3は全体的なコンパクト化が図られた一方で、グリップはやや大型化。大型化されたグリップ部分にはWiFiの高速通信用アンテナや高性能化したチップセットを冷やすための放熱構造など、最新技術を収めるためのスペースとなっています。背面液晶はチルト式になり、電源は従来のレバー式からボタン式に変更され、CFexpressにも対応するなど使い勝手が向上。
そして、SL3-Sとなって像面位相差AFなどのAFの進化が加わったことでLeicaらしいフルサイズミラーレスが、よりユーザーライクなカメラへと着実な進歩を遂げました。
登場が待たれるLeica中判カメラとのポジション的な関係は
Leicaの魅力である高い解像力と特徴的なボケ味。その魅力を最大限に引き出すのであれば、フルサイズセンサーよりもさらに大きな中判センサーという考えはごく自然な流れです。
LeicaにはSシリーズという中判カメラシリーズがあり、2020年にLeica S3が発売されてから、時間の経過と供に後継機の登場を期待する声が大きくなってきています。最新のLeica Sシリーズは2025年、26年のいずれかに登場が噂されていて、S3の一眼レフから変更されて、ミラーレスになると予想されています。
Leica SL3-Sが現代的で使いやすいカメラへと進化したことで、Leica Sがどの様に進化するのかはとても興味深いポイントです。
Leica SLシリーズは、機動性の高いMシリーズと、究極の静止画性能を追求するSシリーズのちょうど中間にあたる存在。特にLeica SL3-Sは静止画だけでなく、動画性能も追求したカメラということで、最新のSシリーズとはポジション的な棲み分けがはっきりしそうです。
Leicaらしい静止画を極限まで追求するのであれば、Sシリーズ。レンジファインダーよりもより高い静止画性能を求めつつ、カメラを持ち歩いてのスナップ撮影、動きモノ撮影などの機動力も求めるのであればSLシリーズといった選択になります。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 近年のデジタルペイントの様な描写とは一線を画す描写
- AF-Cの性能向上で他社カメラと同様に撮影できる
- 連写時にEVFがブラックアウトしなくなったので被写体を追いやすい
- マルチショット機能が強化され使いやすくなった
- ナチュラルでライカらしい描写
ライカらしい描写はもちろん、使いやすさの向上が高評価に繋がっています。
■ ネガティブレビュー
- ライカのカメラはライカブランドを使いたい人が買うもの
- 性能が進化した分、バッテリーのもちが悪くなっているのは残念
- 動体撮影を重視しないのなら中古のSL2-Sでも十分かも
- 赤バッチがついているのでペンタ部分のロゴは不要かなと思う
- 電源オンからの起動時間が遅い
Leicaのブランドにどこまでの価値を見いだせるかという個人差でその価格への評価は変わるようです。
まとめ
従来のLeica SL3と比較して、画素数を落とすことで、連写などの性能をアップさせ、動体撮影性能と動画性能向上させたLeica SL3-S。
静止画のSL3、動きモノと動画のSL3-Sという棲み分けも可能ですが、AF性能の向上や暗所にも強いというSL3-Sの特性はより歩留まりも良くなることから、「扱いやすいLeica」としてのポジションもあります。
Leicaの写真に惚れ込んで、長年Leicaを使い続けてきた人はもちろんですが、はじめてLeicaを使いたいというユーザーにも、他社のフルサイズミラーレスと違和感なく扱えるLeicaがSL3-Sといえます。
著者

enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報

ミラーレス一眼 > ハイアマチュア
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新品: 867,350円
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製品情報
カテゴリ | ミラーレス一眼 |
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メーカー | LEICA |
タイプ | ハイアマチュアモデル |
マウント | LEICA Lマウント |
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