HOMEミラーレス一眼SONY α6500(ILCE-6500)
SONY α6500(ILCE-6500)

SONY α6500(ILCE-6500)

SONYのフルサイズミラーレス一眼であるα7シリーズが好調であることから、最後のAPS-Cミラーレス、α6000系最後のカメラとの噂もあったα6500。しかし2019年に入り、α6400、α6600、α6100が発売され、これにより一層お買い得な機種となっています。他社製ミラーレス一眼カメラとの比較も含め、α6500の魅力を解説します。

ミラーレス一眼 / SONY / ハイアマチュア
新品:
147,475円〜(42)
中古:
79,800円〜(41)

レンジファインダーを彷彿とさせるデザインのα6000シリーズ

SONY α6500 / E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
出典:flickr(@Miguel Discart)
SONY α6500 / E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
出典:flickr(@Miguel Discart)
SONY α6500 / E 16-70mm F4 ZA OSS
出典:flickr(@Miguel Discart)
SONY α6500 / FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS
出典:flickr(@Miguel Discart)

SONYのAPS-Cミラーレスであるα6000シリーズは、コンパクトボディでありながら、CanonのEOS Mシリーズのようなコンパクトミラーレスとは違い、電子ビューファインダー(EVF)もしっかりと搭載。

CanonにもEVFを搭載したモデルがありますが、一眼レフ同様、軍艦部に突出する形でEVFがあるので、バッグなどに収納するには一回り大きなスペースを必要とします。一方でα6000シリーズは、EVFが直方体の本体ボディ内に収まっているので、まるでフィルム時代のレンジファインダーカメラのようにコンパクトな外観となっています。

α6000シリーズはまさに”小さすぎるEVF搭載ミラーレス”なのですが、これに対してSONY幹部の面白いインタビューがありました。

「顧客のカメラサイズに対するニーズには2種類ある。携帯性を重要視するものと、ホールド感などから大きめなカメラを望むもの。SONYはホールド感やバランスを考慮しつつも、携帯性を重要視してボディサイズを決めている。大きめなカメラを望むのならSONYの哲学には合わないので、他社のカメラを買えば良い。」

要するに、コンパクトなカメラを望むならSONY、ホールド感などを第一に考えるなら他社へどうぞということです。SONYはミラーレスカメラのリーディングカンパニーとして、小型ミラーレス一眼でカメラユーザーの裾野を広げることを念頭に置いており、その哲学が体現されたカメラの1つがα6000シリーズといえます。
 

α6000シリーズは購入前に注意


SONY初のミラーレス一眼であるαNEXシリーズを引き継ぐ形で、2013年にα3000、2014年にα5000シリーズ、そしてα6000が発売されました。これらはSONYのAPS-Cミラーレス一眼シリーズなのですが、既におわかりの通り、型番がわかりにくくなっています。

フルサイズミラーレスはα9シリーズ、α7シリーズとわかりやすいのですが、APS-Cはどれがエントリー機でどれがミドルスペックなのかがわかりにくく、かなりの初見いじめではないでしょうか。型番がわかりにくいといえばNikonもなかなかのものですが、SONYのAPS-Cミラーレスはその上をいきます。

性能とは関係ないので問題ないといえばそれまでですが、α6000シリーズはどれも見た目がそっくりなので、型番によるスペックの違いを理解して購入する必要があります。

まずは2019年現行機のα6000シリーズを整理してみましょう。
製品

SONY α6600(ILCE-6600)

SONY α6500(ILCE-6500)

SONY α6400(ILCE-6400)

SONY α6100(ILCE-6100)

価格新品:182,800円〜
中古:142,800円〜
新品:147,475円〜
中古:79,800円〜
新品:112,500円〜
中古:102,100円〜
新品:99,800円〜
中古:79,800円〜
センサーサイズAPS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)APS-C(23.5×15.6mm)APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)
有効画素数2,420万画素2,420万画素2,420万画素2,420万画素
連続撮影速度最高約11.0コマ/秒最高約11.0コマ/秒最高約11.0コマ/秒最高約11.0コマ/秒
4K対応
手ブレ補正--
防塵・防滴-
撮影可能枚数720枚310枚360枚380枚
重量418g410g359g352g
発売年月2019年11月2016年12月2019年02月2019年10月
それぞれをクラス分けすると、α6600、6500がAPS-C最上位シリーズ、α6400がミドルスペック、α6100がエントリー機となります。

スペックを比較してみると、α6600、6500にはボディ内手ブレ補正が搭載されていることが他機との大きな違い、α6100はアンチダスト機能などを省くことで低コスト化されており、その他にもファインダー解像度などでコスト差がつけられています。
 

サブ機に最適なα6500


α6000シリーズ最新のα6600、α6400、α6100が発表されたことで、α6500は一世代前のAPS-Cミラーレス最上位に。

そのためα6500は、α6400と同じ価格帯で販売されるようになりました。スペック的には2420万という画素数をはじめ大きな差はなく、似たようなスペックの数値が並びますが、最新の画像処理エンジンを搭載している分、AFなどでは若干α6400の方がハイスペックとなっています。

しかし前述の通り、両者にはボディ内手ブレ補正の有無という大きな違いが。α6000シリーズはAPS-Cセンサーサイズですが、フルサイズミラーレスのα9やα7シリーズと同じEマウントを採用しています。つまり、フルサイズ用のレンズをそのまま装着することが可能なのです。

しかし、SONYのフルサイズミラーレスにはボディ内手ブレ補正が搭載されているので、全てのレンズに手ブレ補正が搭載されているわけではありません。EマウントのAPS-C専用レンズには手ブレ補正が搭載されているので問題ありませんが、フルサイズ用レンズも使いたい場合は、α6400よりもボディ内手ブレ補正のあるα6500を選ぶのがベターです。

フルサイズカメラとの共用、サブ機としてAPS-Cミラーレスを選ぶのなら、最新のα6600でも良いですが、サブ機なので予算を抑えたいという場合はα6500を選ぶと良いでしょう。

SONY α6500 / E 16-70mm F4 ZA OSS
長秒露光もしっかりと撮影できます。
SONY α6500 / E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE
ダイナミックレンジはフルサイズほど広くありませんが、普段使いであれば気にならなそうです。
SONY α6500 / E PZ 18-105mm F4 G OSS
毛並みの質感までしっかりと写っており、APS-Cとしては不足ない描写力ではないでしょうか。
 

おすすめレンズ「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」


先に述べたように、ボディ内手ブレ補正が搭載されているα6500。レンズ内手ブレ補正が不要なので、オールドレンズなども活用できますが、まずはSONY純正レンズを活用したいところです。

フルサイズレンズは大径で取り込む光の量も多く、APS-C専用レンズとは違った写りを楽しむことができます。まずは「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」のような標準域のレンズから活用してみると良いでしょう。

SONY α6500 / FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
大径レンズであれば収差などはかなり軽減され、暗がりでも高精細な写真が撮れます。
 

ユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー
  • サイズ感や形状は結構好き
  • フルサイズレンズと共通のマウントなのでサブ機に最適
  • APS-Cということを考えれば全体的には妥当な性能
  • 画質は先代のα6300だけでなく、初期のフルサイズミラーレスも完全に超えた印象
  • レフ機に比べると携帯性は雲泥の差
ミラーレスの登場で一眼カメラの小型化が進んでいますが、EVFやボディ内手ブレ補正など、機能性十分なところが高評価となっています。


■ ネガティブレビュー
  • カメラとしての完成度が低い
  • ゴミ取り機能はおまけ程度の性能と考えた方が良い
  • APS-C専用レンズの場合は周辺減光や歪曲収差が目立つ
  • 連写時はEVFのカクカクがひどくて被写体を追えない
  • 動画撮影中に本体がかなり熱くなって心配
今までにないEVF搭載小型ミラーレス一眼ということで、機能性や精度などには改善の余地がありそうです。
 

まとめ


EVF搭載ミラーレスとして究極ともいえるコンパクトデザインのα6000シリーズ。外観はどれも同じように見えますが、α6600とα6500にはボディ内手ブレ補正が搭載されているという決定的な違いがあります。

α6500は後継機がなかなか発売されなかったことで、SONYのAPS-C最上位としての地位を守ってきましたが、α6600が発売されたことでミドルスペックのα6400と同価格帯に。フルサイズのサブ機としての使用を考えると、ボディ内手ブレ補正は是非とも欲しい機能なので、α6500は価格も合わせてとても魅力的な一台といえます。
レンズマウント
レンズマウントSONY Eマウント
撮像素子
センサーサイズAPS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)
有効画素数2,420万画素
ダスト低減機能
映像エンジンBIONZ X
画像記録
記録媒体

SDHCカード
SDカード
メモリースティックPRO Duo
SDXCカード

スロット数

シングルスロット

記録画素数

Lサイズ: 6000 x 4000(24M)
Mサイズ: 4240×2832(12M)
Sサイズ: 3008x2000(6.0M)

画像ファイル

JPEG/RAW

動画
4K対応
記録サイズ

XAVC S 4K(3840 x 2160):30p
XAVC S(1920 x 1080):120p

記録形式

XAVC S/AVCHD規格 Ver.2.0準拠、MP4

ライブビュー
フォーカスファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式)
シャッター
シャッター速度1/4000~30秒
連続撮影速度最高約11.0コマ/秒
露出制御
測光方式/測光分割数1200分割ライブビュー分析測光
ISO感度100〜25,600
AF
測距点最大425点
ファインダー
視野率100%
倍率約1.07倍
ストロボ
内蔵ストロボ
液晶モニター
サイズ3インチ 92.16万ドット
可動式チルト可動式液晶
I/F
インターフェース

マイクロUSB2.0、HDMIマイクロ

無線LAN
Wi-Fi機能
ネットワーク
NFC
Bluetooth
防塵・防滴
防塵・防滴
手ブレ
手ブレ補正機構
GPS
GPS-
電源
撮影可能枚数(ファインダー)

310枚

撮影可能枚数(ライブビュー)

350枚

動画撮影可能時間

ファインダー使用時:約65分
液晶モニター使用時:約70分

USB充電
使用電池リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50
サイズ・重量
サイズ120.0(幅)×66.9(高さ)×64.4(奥行き)mm
重量410g
発売日
発売日2016年12月02日