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SONY α6600(ILCE-6600)

SONY α6600(ILCE-6600)

SONY Eマウント
2019/11/01発売

SONYのミラーレスはAF技術などでCanon、Nikonに先行することで人気となりました。一方で、一眼カメラとしては歴史の浅いSONYだけに、性能の高さとは裏腹に扱いにくさにユーザーから不満が出ることもありました。α7も第4世代α7R IVが発表され、カメラとして扱いやすさの熟成に注目が集まりましたが、APS-Cミラーレスも着々と熟成されています。2019年末に発売されたα6600はまさにそういった熟成されたAPS-Cミラーレスとなっています。

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入門機、サブ機として間違いのないAPS-Cミラーレス

SONY α6600 / TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD
SONY α6600 / TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD出典: instagram(@seiy.a_photo)
SONY α6600 / TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD
SONY α6600 / TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD出典: instagram(@seiy.a_photo)
SONY α6600 / TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD
SONY α6600 / TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD出典: instagram(@seiy.a_photo)
SONY α6600 / TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD
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SONY α6600 / TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD
SONY α6600 / TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD出典: instagram(@seiy.a_photo)
SONY α6600 / TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD
SONY α6600 / TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD出典: instagram(@seiy.a_photo)

APS-Cカメラには3つの使い方があります。

1つは安価なデジタル一眼として家族写真などでスマホよりも良い写真を撮ることです。もう1つはカメラを趣味としてはじめるときの入門機としてAPS-Cを選ぶとき。最後は、フルサイズ一眼などのサブ機として持ち歩くためのコンパクトなカメラとしてのAPS-Cです。

α6600はこの中でも入門機やサブ機として大活躍してくれるAPS-Cミラーレスです。

もちろん、家族写真などでも十分なスペックですが、α6600は若干オーバースペックな面があるので、比較的安価にミラーレス一眼を手に入れたい場合はより下位グレードでも満足できる可能性があります。

さてここで問題です。α6600はSONY APS-Cミラーレスのトップグレード機種ですが、下位グレードのAPS-Cミラーレスはどれでしょう。

α6500はα6600と同じトップグレードで一世代前の機種となります。α6400はミドルグレードのAPS-C機で、α6400の一世代前のα6300は生産終了となっています。α6000とα6100がエントリーグレードで、α6100はα6600と近い時期に発表された6000の後継機です。

つまり、家族写真をとる程度であればα6000やα6100が手頃な価格のミラーレスとなります。

SONYはフルサイズミラーレスの型番はα7やα9などわかりやすくなっていますが、APS-Cの型番はNikonの一眼レフ機並にわかりにくいので、カメラの扱いやすさの次はAPS-C機の型番も改善してほしいところです。

α6500からの進化ポイントは?

扱いやすさの進化に話を戻すと、α6600はα6500からどのような進化があったのでしょう。

製品
価格

新品: 151,166円

中古: 103,930円

新品: 110,000円

中古: 63,500円

センサーサイズAPS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)
有効画素数2,420万画素2,420万画素
連続撮影速度最高約11.0コマ/秒最高約11.0コマ/秒
4K対応
手ブレ補正機構
防塵・防滴
撮影可能枚数(ファインダー)720枚310枚
重量418g410g
発売日2019/11/012016/12/02

APS-C上位グレードとして最も嬉しいポイントはバッテリーがフルサイズと共用となったことです。急速な進化を遂げているミラーレス一眼ですが、レフ機に絶対的に敵わないのがバッテリーの持ちです。α6600は撮影可能枚数が6500からほぼ2倍の720枚になっています。

一眼レフ機に匹敵する撮影可能枚数となったことによる扱いやすさの向上もそうですが、今後フルサイズミラーレスを買ったときもバッテリーを共有できるということは大きなメリットです。バッテリーがフルサイズと共用で大きくなったことで、α6600はボディサイズが大きくなりましたが、これによってグリップが握りやすくなっています。

内蔵フラッシュが非搭載となりましたが、背面チルト液晶は自撮りも可能な180度可動となり、カスタムできるコントロールボタンも増えて扱いやすさの向上が図られています。α6000シリーズはコンパクトなボディが特徴ですが、α6600は必要な機能と不要な機能を取捨選択して行くことで、洗練されたミラーレス一眼となっています。

AFの進化で最強のコンパクト動画機に

α6600はバッテリーや背面液晶、カスタムボタンなどの目に見える部分以外にも大きく進化しています。

元々、SONYのミラーレスは瞳AFなど、AF性能の高さがウリとなっていましたが、α6600では更に進化しています。AI技術を応用したリアルタイムトラッキングは、一度被写体を認識すると高精度で追従することができます。

AFを動いている被写体に追従させるモードとしては、SONYだけでなく、CanonやNikonでもAF-Cモードとしてありますが、リアルタイムトラッキングは被写体を色や模様、顔や瞳といったパターンで認識することで高い追従性があります。

リアルタイムトラッキングはα6400でも搭載されていましたが、AIによる機械学習が進んだことでα6600ではさらに追従性が高まっています。また、リアルタイムトラッキングを応用したリアルタイム瞳AFは常に被写体の瞳に常にフォーカスを合わせてくれるので、動画撮影、特に自撮りで動画を撮る場合には大きなメリットがあります。

さらに動画撮影に関して言えば、α6400と同じく30分の動画撮影制限が撤廃されているので、長時間連続録画が可能です。しかもα6600にはボディ内手ブレ補正機能があるので、手持ちでの動画撮影でも、より手ブレを抑えた撮影も可能です。

また、ヘッドフォン端子もSONYのAPS-Cとしては初めて搭載されて、動画撮影機能がさらに充実しています。フルサイズ一眼で写真を撮影しながら、α6600をサブ機として動画も撮影するといった使い方でも重宝しそうです。

SONY α6600 / E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
SONY α6600 / E 18-135mm F3.5-5.6 OSS

レンズ内手ブレ補正なしのマクロレンズでも安心して撮影できます

SONY α6600 / FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
SONY α6600 / FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS

フルサイズ換算900mmでの撮影は圧巻の引き寄せ効果が得られます

SONY α6600 / E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
SONY α6600 / E 18-135mm F3.5-5.6 OSS

ISO 50という設定でも撮影できるのは意外と面白いポイントです

SONY α6600 / EPZ16-50mm F3.5-5.6 OSS
SONY α6600 / EPZ16-50mm F3.5-5.6 OSS

動物でも瞳AFが効くので歩留まりがあがります

SONY α6600 / E 10-18mm F4 OSS
SONY α6600 / E 10-18mm F4 OSS

APS-C用Eマウントには広角もラインアップされていて、風景撮影でもAPS-C機で十分対応できます

レンズはぜひともフルサイズ共用でFE 50mm F2.8 Macroなど

先程も少し書きましたが、α6600とα6500はミドルグレードのα6400などとは違いボディ内手ブレ補正が搭載されています。さらにSONYの場合はCanonとは違いフルサイズミラーレスもAPS-Cミラーレスも同じEマウントなので、フルサイズレンズもAPS-Cで使うことができます。

α6400も、もちろんフルサイズレンズが搭載できますが、フルサイズレンズにはレンズ内手ブレ補正がない機種もあるので注意が必要となります。

なお、レンズの表記についてdすが、SONYの場合は、レンズの型名の最初が「FE」がフルサイズ用、「E」はAPS-C用レンズとなっています。また、最後に「OSS」と書かれているものはレンズ内手ブレ補正が搭載されているレンズです。

例えば、FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSはフルサイズ用レンズということで「FE」ですが、OSSとあるのでレンズ内手ブレ補正がありα6400でも手持ちで安心して使えます。APS-Cの場合はフルサイズ換算300-900mmという超超望遠となり、かなり遠くまで撮影できます。

FE 50mm F2.8 Macroの場合は、フルサイズ用でレンズ内手ブレ補正もありません。そのため、α6400では手ブレに注意が必要ですがα6600では強力なボディ内手ブレ補正がサポートしてくれるので安心して使うことができます。

α6600はバッテリーがフルサイズと共有できる出来るだけでなく、レンズも共通して使うことができるので、積極的にフルサイズレンズを集めていきたいカメラです。

ユーザーレビュー

■ ポジティブレビュー

  • カスタム可能なボタンが増えて親指フォーカスもしやすくなった
  • 信頼感があり、体の一部として撮影できるカメラ
  • お散歩カメラとして最高のサイズ感と性能
  • 動画撮影は1バッテリーで3時間、熱暴走なく撮影可能
  • SDスロットの位置が改善されて使いやすくなった

やはり操作性など扱いやすさのレビューが目立ちました。進化したAFはもはやSONYなら当然な機能という評価なのか、そこまでレビューは多くありませんでした。

■ ネガティブレビュー

  • ボディ内手ブレ補正はフルサイズほどの効果は感じられない
  • コントロールダイヤルは相変わらず1つしかなく、マニュアルモードでは使いにくい
  • バッテリーもちは良くなったがやっぱり予備は必須
  • 動物瞳AFは鳥まではうまく拾ってくれない
  • Wifiでスマホと接続するときに認識されにくい

ボディ内手ブレ補正への不満が多く見られました。α7シリーズほどの効果は期待できなさそうです。

まとめ

フルサイズミラーレスでの存在感が目立つSONYですが、APS-Cもどんどん進化しており、コンパクトなボディにEVFが標準搭載のα6000シリーズもSONYの定番というイメージが市場でも強くなってきています。

その上位グレードとなるα6600はフルサイズα7シリーズ譲りの機能性と、コンパクトなボディとは思えない熟成された扱いやすさとなっています。APS-Cミラーレスはコンパクトだから、操作性や機能は我慢するという時代ではないことを教えてくれるカメラです。

価格情報

SONY α6600(ILCE-6600)

ミラーレス一眼 > ハイアマチュア

SONY α6600(ILCE-6600)

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製品情報

カテゴリミラーレス一眼
メーカーSONY
タイプハイアマチュアモデル
マウントSONY Eマウント