HOMEミラーレス一眼SONY α6600 ILCE-6600
SONY α6600 ILCE-6600

SONY α6600 ILCE-6600

SONYのミラーレスはAF技術などでCanon、Nikonに先行することで人気となりました。一方で、一眼カメラとしては歴史の浅いSONYだけに、性能の高さとは裏腹に扱いにくさにユーザーから不満が出ることもありました。α7も第4世代α7R IVが発表され、カメラとして扱いやすさの熟成に注目が集まりましたが、APS-Cミラーレスも着々と熟成されています。2019年末に発売されたα6600はまさにそういった熟成されたAPS-Cミラーレスとなっています。

ミラーレス一眼 / SONY / ハイアマチュア
新品:
147,040円〜(164)
中古:
129,000円〜(48)

入門機、サブ機として間違いのないAPS-Cミラーレス


SONY α6600 / E 18-135mm F3.5-5.6 OSS

SONY α6600 / E 18-135mm F3.5-5.6 OSS

SONY α6600 / E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

APS-Cカメラには3つの使い方があります。

1つは安価なデジタル一眼として家族写真などでスマホよりも良い写真を撮ることです。もう1つはカメラを趣味としてはじめるときの入門機としてAPS-Cを選ぶとき。最後は、フルサイズ一眼などのサブ機として持ち歩くためのコンパクトなカメラとしてのAPS-Cです。

α6600はこの中でも入門機やサブ機として大活躍してくれるAPS-Cミラーレスです。

もちろん、家族写真などでも十分なスペックですが、α6600は若干オーバースペックな面があるので、比較的安価にミラーレス一眼を手に入れたい場合はより下位グレードでも満足できる可能性があります。

さてここで問題です。α6600はSONY APS-Cミラーレスのトップグレード機種ですが、下位グレードのAPS-Cミラーレスはどれでしょう。

α6500はα6600と同じトップグレードで一世代前の機種となります。α6400はミドルグレードのAPS-C機で、α6400の一世代前のα6300は生産終了となっています。α6000とα6100がエントリーグレードで、α6100はα6600と近い時期に発表された6000の後継機です。

つまり、家族写真をとる程度であればα6000やα6100が手頃な価格のミラーレスとなります。

SONYはフルサイズミラーレスの型番はα7やα9などわかりやすくなっていますが、APS-Cの型番はNikonの一眼レフ機並にわかりにくいので、カメラの扱いやすさの次はAPS-C機の型番も改善してほしいところです。


α6500からの進化ポイントは?


扱いやすさの進化に話を戻すと、α6600はα6500からどのような進化があったのでしょう。

APS-C上位グレードとして最も嬉しいポイントはバッテリーがフルサイズと共用となったことです。急速な進化を遂げているミラーレス一眼ですが、レフ機に絶対的に敵わないのがバッテリーの持ちです。α6600は撮影可能枚数が6500からほぼ2倍の770枚になっています。

一眼レフ機に匹敵する撮影可能枚数となったことによる扱いやすさの向上もそうですが、今後フルサイズミラーレスを買ったときもバッテリーを共有できるということは大きなメリットです。バッテリーがフルサイズと共用で大きくなったことで、α6600はボディサイズが大きくなりましたが、これによってグリップが握りやすくなっています。

内蔵フラッシュが非搭載となりましたが、背面チルト液晶は自撮りも可能な180度可動となり、カスタムできるコントロールボタンも増えて扱いやすさの向上が図られています。α6000シリーズはコンパクトなボディが特徴ですが、α6600は必要な機能と不要な機能を取捨選択して行くことで、洗練されたミラーレス一眼となっています。


AFの進化で最強のコンパクト動画機に


α6600はバッテリーや背面液晶、カスタムボタンなどの目に見える部分以外にも大きく進化しています。

元々、SONYのミラーレスは瞳AFなど、AF性能の高さがウリとなっていましたが、α6600では更に進化しています。AI技術を応用したリアルタイムトラッキングは、一度被写体を認識すると高精度で追従することができます。

AFを動いている被写体に追従させるモードとしては、SONYだけでなく、CanonやNikonでもAF-Cモードとしてありますが、リアルタイムトラッキングは被写体を色や模様、顔や瞳といったパターンで認識することで高い追従性があります。

リアルタイムトラッキングはα6400でも搭載されていましたが、AIによる機械学習が進んだことでα6600ではさらに追従性が高まっています。また、リアルタイムトラッキングを応用したリアルタイム瞳AFは常に被写体の瞳に常にフォーカスを合わせてくれるので、動画撮影、特に自撮りで動画を撮る場合には大きなメリットがあります。

さらに動画撮影に関して言えば、α6400と同じく30分の動画撮影制限が撤廃されているので、長時間連続録画が可能です。しかもα6600にはボディ内手ブレ補正機能があるので、手持ちでの動画撮影でも、より手ブレを抑えた撮影も可能です。

また、ヘッドフォン端子もSONYのAPS-Cとしては初めて搭載されて、動画撮影機能がさらに充実しています。フルサイズ一眼で写真を撮影しながら、α6600をサブ機として動画も撮影するといった使い方でも重宝しそうです。

SONY α6600 / E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
レンズ内手ブレ補正なしのマクロレンズでも安心して撮影できます

SONY α6600 / FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
フルサイズ換算900mmでの撮影は圧巻の引き寄せ効果が得られます

SONY α6600 / E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
ISO 50という設定でも撮影できるのは意外と面白いポイントです

SONY α6600 / E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
動物でも瞳AFが効くので歩留まりがあがります

SONY α6600 / E 10-18mm F4 OSS
APS-C用Eマウントには広角もラインアップされていて、風景撮影でもAPS-C機で十分対応できます


レンズはぜひともフルサイズ共用でFE 50mm F2.8 Macroなど


先程も少し書きましたが、α6600とα6500はミドルグレードのα6400などとは違いボディ内手ブレ補正が搭載されています。さらにSONYの場合はCanonとは違いフルサイズミラーレスもAPS-Cミラーレスも同じEマウントなので、フルサイズレンズもAPS-Cで使うことができます。

α6400も、もちろんフルサイズレンズが搭載できますが、フルサイズレンズにはレンズ内手ブレ補正がない機種もあるので注意が必要となります。

なお、レンズの表記についてdすが、SONYの場合は、レンズの型名の最初が「FE」がフルサイズ用、「E」はAPS-C用レンズとなっています。また、最後に「OSS」と書かれているものはレンズ内手ブレ補正が搭載されているレンズです。

例えば、FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSはフルサイズ用レンズということで「FE」ですが、OSSとあるのでレンズ内手ブレ補正がありα6400でも手持ちで安心して使えます。APS-Cの場合はフルサイズ換算300-900mmという超超望遠となり、かなり遠くまで撮影できます。

FE 50mm F2.8 Macroの場合は、フルサイズ用でレンズ内手ブレ補正もありません。そのため、α6400では手ブレに注意が必要ですがα6600では強力なボディ内手ブレ補正がサポートしてくれるので安心して使うことができます。

α6600はバッテリーがフルサイズと共有できる出来るだけでなく、レンズも共通して使うことができるので、積極的にフルサイズレンズを集めていきたいカメラです。


ネット上のユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー

  • カスタム可能なボタンが増えて親指フォーカスもしやすくなった
  • 信頼感があり、体の一部として撮影できるカメラ
  • お散歩カメラとして最高のサイズ感と性能
  • 動画撮影は1バッテリーで3時間、熱暴走なく撮影可能
  • SDスロットの位置が改善されて使いやすくなった

やはり操作性など扱いやすさのレビューが目立ちました。進化したAFはもはやSONYなら当然な機能という評価なのか、そこまでレビューは多くありませんでした。

■ ネガティブレビュー

  • ボディ内手ブレ補正はフルサイズほどの効果は感じられない
  • コントロールダイヤルは相変わらず1つしかなく、マニュアルモードでは使いにくい
  • バッテリーもちは良くなったがやっぱり予備は必須
  • 動物瞳AFは鳥まではうまく拾ってくれない
  • Wifiでスマホと接続するときに認識されにくい

ボディ内手ブレ補正への不満が多く見られました。α7シリーズほどの効果は期待できなさそうです。


まとめ


フルサイズミラーレスでの存在感が目立つSONYですが、APS-Cもどんどん進化しており、コンパクトなボディにEVFが標準搭載のα6000シリーズもSONYの定番というイメージが市場でも強くなってきています。

その上位グレードとなるα6600はフルサイズα7シリーズ譲りの機能性と、コンパクトなボディとは思えない熟成された扱いやすさとなっています。APS-Cミラーレスはコンパクトだから、操作性や機能は我慢するという時代ではないことを教えてくれるカメラです。
レンズマウント
レンズマウントSONY Eマウント
撮像素子
センサーサイズAPS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)
有効画素数2,420万画素
ダスト低減機能
映像エンジンBIONZ X
画像記録
記録媒体

SDカード
SDHCカード
SDXCカード
メモリースティックPRO Duo
メモリースティックPRO-HG Duo

スロット数

シングルスロット

記録画素数

Lサイズ: 6000 x 4000(24M)
Mサイズ: 4240×2832(12M)
Sサイズ: 3008x2000(6.0M)

画像ファイル

JPEG/RAW

動画
4K対応
記録サイズ

XAVC S 4K(3840 x 2160):30p
XAVC S(1920 x 1080):120p

記録形式

XAVC S/AVCHD規格 Ver.2.0準拠

ライブビュー
フォーカスファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式)
シャッター
シャッター速度1/4000~30秒
連続撮影速度最高約11.0コマ/秒
露出制御
測光方式/測光分割数1200分割ライブビュー分析測光
ISO感度100〜32,000
AF
測距点最大425点
ファインダー
視野率100%
倍率約1.07倍
ストロボ
内蔵ストロボ-
液晶モニター
サイズ3インチ 92.16万ドット
可動式180度チルト可動式液晶
I/F
インターフェース

マイクロUSB、HDMIマイクロ

無線LAN
Wi-Fi機能
ネットワーク
NFC
Bluetooth
防塵・防滴
防塵・防滴
手ブレ
手ブレ補正機構
GPS
GPS-
電源
撮影可能枚数(ファインダー)

720枚

撮影可能枚数(ライブビュー)

810枚

動画撮影可能時間

ファインダー使用時:約250分
液晶モニター使用時:約250分

USB充電
使用電池リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100
サイズ・重量
サイズ120.0(幅) x 66.9(高さ) x 69.3 (奥行き)mm
重量418g
発売日
発売日2019年11月01日