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定額買取
SIGMA 65mm F2 DG DN|Contemporary [ライカL用]
LEICA Lマウント
2020/12/18発売
サードパーティレンズメーカーSIGMAが手掛ける単焦点レンズシリーズ「Iシリーズ」より、65mm F2 DG DN|Contemporaryの紹介です。Iシリーズではもっとも焦点距離の長いレンズではありますが、標準〜中望遠の間で比較的汎用性が高く、少し特殊な焦点距離を活かせる性能が盛り込まれているところもポイントです。
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本体の買取額:54,600円(定額)
著者: 山添 太
切れ味とボケ味に注力した、汎用性の高い中望遠レンズ
65mmという焦点距離にあまり馴染みが無いかもしれませんが、ムービーの世界ではメジャーな焦点距離として採用され、スチールでも愛用している人が意外といらっしゃいます。
65mm F2 DG DN|Contemporary以外にも、コシナがVoigtlanderブランドでMACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalというマクロレンズをリリースしていますし、過去を遡ればLeicaがレンジファインダーのM型を一眼レフ仕様にするために開発したビゾフレックス用のレンズとしてElmar 65mm f3.5をリリースしています。
65mmの良さとしては、標準レンズの50mmよりも画角が若干狭いものの中望遠の85mmほどではないので、標準レンズのように使えば画角に入ってくる要素をいい塩梅で整理できて主題が明確になった写真が撮りやすく、2、3歩踏み込めば85mmと同等な領域の撮影も楽しめるという汎用性の高さにあるでしょう。
また、35mm〜50mmが肉眼に近い標準域と言われていますが、ファインダー倍率の関係で肉眼ではあやふやだった端の絵がしっかり確認できるがゆえにイメージとギャップが生まれることも。これを65mmにしてみると、画角は狭くなるんですが、そのぶん肉眼でのイメージに近い見ためになってくれるので、特に50mmのレンズでしっくりきていない人は、一度試してみてはいかがでしょうか。
中望遠レンズとしての性質が強い焦点距離なので、目立ちやすくてカメラ側では補正が効かない軸上色収差の補正に注力。高精度グラスモールド非球面レンズを採用することで、高い補正を実現しながらコンパクトさも両立しています。
開放F2と少々抑えられたF値ですが、少し長めの焦点距離によってF2でもしっかりボケてくれますし、口径食の発生の抑制にも力を入れているため、思い通りのボケ描写を得ることができます。優れた補正とともに積極的に開放を使った撮影が行えるので、65mmという焦点距離を活かしてポートレート撮影に興じてみるのも面白そうです。
Iシリーズが誇る満足度の高い仕上がり
「Iシリーズ」とは、“プレミアムコンパクトプライム”と題して、スマホカメラが台頭している中でカメラやレンズを所有することへの価値をものづくりの視点で提案するというもの。外装や操作リングに金属素材を仕様し、駆動させたときの感触も若干抵抗感のある高級感のあるものになっています。
金属素材が使われていることによりひんやり感や重量を感じるものの、実際の重さは400gとさほど重たくはないので、装着したときの取り回しは良く、携帯性も優れています。
丸形フード付きでマグネット式メタルキャップも付属。簡易防塵防滴構造になっているので、屋外でも積極的に使用できます。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- Artシリーズに匹敵する描写性能でコスパが良い
- 近接時の描写力も高いので積極的にボケ味のある画作りが行える
- 焦点距離的にも大きめのフードが活きてくる
- 小さくて取り回しが良い
- AF/MFの切り替えスイッチが縦スライドで直感的に操作しやすい
Artシリーズに匹敵すると、描写力が高く評価されています。開放から高精細に写ってくれるので、強みであるボケ味の表現力を積極的に活かせそうです。
■ ネガティブレビュー
- マグネット式のレンズキャップが使いづらい
- フォーカスホールドボタンが欲しかった
- 絞りリングのクリックレス機構があると良かった
- 口径食の抑制は完璧ではない
フォーカスホールドの機能を欲しがる声がよく見られました。また、口径食は多少発生するものの少し絞るだけで大幅に改善するようなので、大きな問題とは言えなさそうです。
まとめ
Iシリーズに中でも特に描写力への評価が高い65mm F2 DG DN|Contemporary。スペックほどクセのある画角ではないですし、むしろ標準域があまり得意ではない人には大きな武器にもなってくれそうです。
重さもサイズもほどほど。価格も比較的リーズナブルなので、初めての単焦点レンズや常用レンズとしていかがでしょうか。
著者
山添 太
編集者、ライター、カメラマン。出版社在籍中にカメラの面白さに魅了され、機材の収集、撮影、自家現像や自家プリントにもトライし、カメラ関連の特集や単行本も多数手がけるまでに。現在はフリーランスとしてカメラ関連をはじめ、趣味にまつわるジャンルで多岐にわたって編集・執筆。カメラマンとしての活動も積極的に行っている。
価格情報
単焦点レンズ > 標準
SIGMA 65mm F2 DG DN|Contemporary [ライカL用]
新品: 79,200円 / 中古: 84,800円
新品: 79,926円 / 中古: 68,800円
新品: 79,926円 / 中古: 68,800円
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本体の買取額:54,600円(定額)
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | SIGMA |
タイプ | 標準 |
マウント | LEICA Lマウント |
関連製品
製品 | SIGMA 65mm F2 DG DN|Contemporary [ライカL用] (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 79,200円 中古: 68,800円 | 新品: 51,060円 中古: 35,800円 | 新品: 59,400円 中古: 43,420円 | 新品: 230,000円 中古: 153,985円 | 新品: 119,076円 中古: 97,800円 | 新品: 85,928円 中古: 65,800円 |
焦点距離 | 65mm | 50mm | 45mm | 50mm | 50mm | 50mm |
F値 | F2.0〜22.0 | F1.8〜22.0 | F2.8〜22.0 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 | F2.0〜22.0 |
最短撮影距離 | 55.0cm | 45.0cm | 24.0cm | 44.0cm | 45.0cm | 45.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 7枚 | 11枚 | 11枚 | 9枚 |
重量 | 405g | 300g | 215g | 955g | 670g | 350g |
発売日 | 2020/12/18 | 2021/06/25 | 2019/07/26 | 2019/03/23 | 2023/02/23 | 2023/04/21 |