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Canon EF50mm F1.0L USM
Canon EFマウント
1989/09/01発売
Canon EF50mm F1.0L USMは、開放F1.0を実現したEFマウント用50mm大口径Lレンズです。研削非球面レンズ2枚、高屈折率ガラス4枚、フローティング機構を採用し、リングUSMによるAFにも対応する、1989年登場の標準単焦点レンズです。
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本体の買取額:244,990円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
開放F1.0を実現したEFマウントの50mm Lレンズ
Canon EF50mm F1.0L USMは、1989年9月に発売されたEFマウント用の大口径標準単焦点レンズです。焦点距離50mmで開放F1.0を実現し、AFに対応するLレンズとして設計されています。
レンズ構成は9群11枚、絞り羽根は8枚。最短撮影距離は0.6m、最大撮影倍率は0.11倍で、72mmフィルターを採用しています。最大径91.5mm、全長81.5mm、重量985gと、50mm単焦点としては大型の鏡筒です。
本レンズの中心にあるのは、50mmという標準域でF1.0の開放F値を実現したことです。後年の50mm F1.2やF1.4とは異なるF1.0という仕様そのものが、光学設計や鏡筒サイズにも大きく関係しています。
研削非球面レンズ2枚|F1.0のための光学設計
光学系には高精度研削非球面レンズを2枚採用しています。さらに高屈折率ガラスを4枚使用し、大口径レンズで発生する球面収差などの補正を図っています。
非球面レンズは球面レンズとは異なる曲面を持たせることで、球面収差などを効率的に補正できる光学素子です。本レンズではF1.0という非常に大きな開口を成立させるための重要な要素として使用されています。
フォーカシングにはフローティング機構も採用されています。撮影距離に応じてレンズ群の間隔を変化させることで、近距離撮影時の収差変動を抑える設計です。
F1.0とは?|F1.2より約1/2段明るい開放F値
開放F値はF1.0です。F1.2と比較すると、F値による理論上の露光量差は約1/2段となります。
F値は焦点距離を有効口径で割った値であり、数値が小さいほどレンズへ取り込める光量が増えます。本レンズでは50mmという焦点距離に対してF1.0を実現するため、大径の光学系と鏡筒が必要になります。
一方、F1.0という開放値は被写界深度も浅くなります。ピントを合わせる位置が構図に与える影響が大きくなるため、単純な明るさだけでなく、浅い被写界深度を利用できることもF1.0の撮影上の特徴です。
リングUSMによるAF|電子式マニュアルフォーカスも採用
AF駆動にはリングUSMを採用しています。USMは超音波振動を利用してフォーカス機構を駆動するキヤノンのAFモーターです。
本レンズのマニュアルフォーカスは電子式で、フォーカスリングの操作を電気信号として検出し、モーターによってフォーカスレンズを移動させます。
1989年という発売時期を考えると、F1.0という大口径光学系とAFを組み合わせていること自体が、本レンズを理解するうえで重要なポイントです。
購入前に知っておきたいこと|985g・最短0.6mの大型50mm
EF50mm F1.0L USMは最大径91.5mm、全長81.5mm、重量985gです。一般的な50mm単焦点とはサイズや重量が大きく異なります。
フィルター径も72mmで、F1.0の大口径光学系に合わせた大きな前玉を持っています。最短撮影距離は0.6m、最大撮影倍率は0.11倍のため、近接撮影を重視した50mmではありません。
また、レンズ内手ブレ補正機構は搭載していません。F1.0の明るさを持つ一方、鏡筒サイズ、重量、近接性能などには、このレンズならではの条件があります。
EF50mm F1.2L USMとの違い|F1.0を取るか、小型化と近接性能を取るか
2006年9月にはEF50mm F1.2L USMが発売されました。どちらも50mmの大口径EF Lレンズですが、主要仕様には明確な違いがあります。
EF50mm F1.0L USMは9群11枚、F1.0、最短撮影距離0.6m、最大撮影倍率0.11倍、91.5×81.5mm、985gです。
EF50mm F1.2L USMは6群8枚、F1.2、最短撮影距離0.45m、最大撮影倍率0.15倍、85.8×65.5mm、590gです。F1.0モデルより395g軽く、全長も短くなっています。
F1.2L USMでは1枚の大口径高精度研削非球面レンズと高屈折率ガラスを採用し、フローティング機構も備えています。また、8枚の円形絞り、防塵・防滴構造など、後年のLレンズとしての仕様が盛り込まれています。
そのため両者の違いはF1.0とF1.2だけではありません。F1.0という開放値を最優先するEF50mm F1.0L USMに対し、F1.2L USMは大口径を維持しながら小型軽量化と近接性能の向上を図った別世代の50mm Lレンズとして比較できます。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 50mm | 50mm |
| F値 | F1.0〜16.0 | F1.2〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 60.0cm | 45.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 8枚 | 8枚 |
| 重量 | 985g | 580g |
| 発売日 | 1989/09/01 | 2007/01/26 |
どんな撮影に向く?|F1.0という仕様そのものを重視する場合に
EF50mm F1.0L USMを特徴づけているのは、50mmで開放F1.0を実現し、それをAFで使用できるようにした設計です。研削非球面レンズ2枚、高屈折率ガラス4枚、フローティング機構なども、この大口径設計を支えるために採用されています。
一方で重量は985g、最短撮影距離は0.6mです。後年のEF50mm F1.2L USMは590g・0.45mとなっているため、携帯性や近接性能では世代による違いがあります。
中古で選ぶ際には、50mmの大口径レンズという括りだけで比較するのではなく、F1.0という開放値を必要とするかが中心的な判断材料になります。F1.0を成立させるための大型光学系まで含めて性格が決まっている、EFシステム初期の特殊性の高い標準Lレンズです。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
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本体の買取額:244,990円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | 標準 |
| マウント | Canon EFマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Canon EF50mm F1.0L USM (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 50mm | 50mm | 30mm | 50mm | 50mm | 40mm |
| F値 | F1.0〜16.0 | F1.4〜22.0 | F1.4〜16.0 | F1.2〜16.0 | F1.4〜16.0 | F2.8〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 60.0cm | 45.0cm | 40.0cm | 45.0cm | 45.0cm | 30.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 8枚 | 8枚 | 8枚 | 8枚 | 9枚 | 7枚 |
| 重量 | 985g | 290g | 400g | 580g | 380g | 130g |
| 発売日 | 1989/09/01 | 1993/06/01 | 2005/06/25 | 2007/01/26 | 2009/02/17 | 2012/06/01 |
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