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![Carl Zeiss Otus ML 1.4/35 [ニコンZ用] Carl Zeiss Otus ML 1.4/35 [ニコンZ用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/oK/ll/A9/square_with_white_background_medium_oKllA9.png?1778232803)
Carl Zeiss Otus ML 1.4/35 [ニコンZ用]
Nikon Zマウント
2026/04/30発売
サードパーティレンズメーカーのCOSINAとCarl Zeissの共同開発でリリースされる ZEISS Otus ML 1.4/35。一眼レフバージョンで異彩を放ったデザインと光学性能をミラーレス用として継承し、Carl Zeissならではの世界観をいかんなく体感できる準広角レンズです。
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著者: 山添 太
ミラーレス時代に存在感を放つ究極の35mmレンズ
「Otus」(オータス)というレンズシリーズは、世界最高峰の光学ブランドであるCarl Zeissが一眼レフ用レンズとして究極の描写性能を追求したシリーズ。AFの搭載と性能の向上を求めるのが当たり前となっている中であえてAF機能を廃し、描写性能に1点集中。自ずと本体サイズも大きく重くなり、Carl Zeissならではのモダンなデザインと相まって異様な存在感を放つレンズとして知られています。
大柄なフラッグシップ一眼レフと組み合わせたとしてもバランス保てないほどに取り回しの悪いですが、描写性能は他メーカーはもちろん自社のプラナーを初めとする銘玉すら追従を許さないほど。単なる高解像度、高精細、ボケ味といった項目で評価しきれない、このレンズでしか成し得ない画作りを体感させてくれます。
ビルドクオリティも最上級。AFを廃したMFレンズだからこそフォーカスリングの操作感触は格別で、MFになれてない人でもピントの山が掴みやすい。撮影結果だけでなく、そこに至るまでの工程にも特別感を与えてくれるのです。
そんな最高峰MFレンズシリーズが“ミラーレスレンズ”を意味する「ML」を冠して、ミラーレス用レンズとして展開。50mm、85mmに続く3本目として、使い勝手の良い準広角レンズOtus ML 1.4/35がリリースされました。何気に旧Otusシリーズではラインナップされていなかった35mmなので、それだけでも待ち望んでいたファンは多いことでしょう。
ミラーレス用によるショートフランジバックの恩恵を受けて、巨体だったOtusもコンパクト化され、軽量化。Zマウントタイプで737gなので軽快なレンズとは言い難いのですが、1kg超えが当たり前の旧Otusを知る人からするとかなりの軽量化といえます。
デザインは先端に向かって末広がりな流線型から、オーソドックスなストレートタイプに。好みは分かますがどんな機種とも合わせやすいフォルムといえ、無駄を省いたデザインと黒地にイエローの表記というデザインはしっかり継承されています。
35mmのフレンドリーさはそのままに究極の撮影体験が楽しめる
広角レンズとしてだけでなく、標準レンズとしての役割も求められる35mm。そのためにはある程度の近接撮影性能を持ち合わせてほしいところで、Otus ML 1.4/35は最短35cmまで寄れるため一般的な35mmレンズと遜色なく使うことができます。
かつては光学ファインダーでピントをあわせていたため開放値でのピント合わせには難儀しましたが、ミラーレス機との組み合わせで開放値でもピント面を追い込めるようになったのもメリットといえます。
Carl Zeissが誇るT*コーティングにとってフレアやゴーストを低減。防塵防滴性能も搭載され、シチュエーションを選ぶことなくコントラストの効いた写真が楽しめます。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 質感の高さ、画質の良さは旧モデルをしっかり継承
- 旧モデルに比べて明らかに携帯性が良くなった
- 空気を切り取ったような立体感のある映り
- 発色が良い
- MFレンズならではのぬるっとしたフォーカスリングの動きが心地良い
旧Otusと比べて少々インパクトに欠ける部分はあるものの、旧モデルユーザーからも評価の高さが伺え、ミラーレス時代においてもOtusブランド健在といった様子。
■ ネガティブレビュー
- 開放での軸上色収差が目立つ
- 重くて高級
軸上色収差はF4まで絞ったりデジタル補正すれば問題ありませんが、光学での収差の抑制が優秀なZeissレンズとしてはちょっと気になるポイントかもしれません。
まとめ
新時代の究極レンズシリーズの1本、Otus ML 1.4/35 。最高峰の描写力とともに被写体とじっくり向き合いたい、ここぞというときに頼れる伝家の宝刀のようなレンズを持っておきたい人には 非常にオススメです。当然高価なレンズにはなりますが、旧Otusのような破格さはなく、メーカー純正のハイクラス単焦点とあまり変わらないので、これを機にOtusが映し出す世界に酔いしれてみてはいかがでしょうか。
著者

山添 太
編集者、ライター、カメラマン。出版社在籍中にカメラの面白さに魅了され、機材の収集、撮影、自家現像や自家プリントにもトライし、カメラ関連の特集や単行本も多数手がけるまでに。現在はフリーランスとしてカメラ関連をはじめ、趣味にまつわるジャンルで多岐にわたって編集・執筆。カメラマンとしての活動も積極的に行っている。
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製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Carl Zeiss |
| タイプ | 広角 |
| マウント | Nikon Zマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Carl Zeiss Otus ML 1.4/35 [ニコンZ用] (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 35mm | 35mm | 35mm | 24mm(35mm判換算:36mm相当) | 26mm | 32mm |
| F値 | F1.4〜16.0 | F1.2〜16.0 | F1.4〜16.0 | F1.7〜11.0 | F2.8〜16.0 | F2.8〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 30.0cm | 30.0cm | 27.0cm | 18.0cm | 20.0cm | 50.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 10枚 | 11枚 | 9枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 737g | 1,060g | 415g | 135g | 125g | 195g |
| 発売日 | 2026/04/30 | 2025/02/28 | 2024/07/19 | 2023/06/23 | 2023/03/03 | 2022/09/22 |
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