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TTArtisan 50mm f/1.2 C [ソニーE用]

TTArtisan 50mm f/1.2 C [ソニーE用]

SONY Eマウント
2021/02/12発売

TTArtisan 50mm f/1.2 Cは、APS-Cセンサーに対応するソニーEマウント用の大口径MF単焦点レンズです。35mm判換算76mm相当の中望遠画角とF1.2の明るさを、約335g・全長約55mmのコンパクトな鏡筒にまとめており、ピントと絞りを自分で操作しながら大口径レンズを楽しめます。

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著者: ONE SCENE 編集部

APS-Cで76mm相当、F1.2を小さな鏡筒に収めたMFレンズ

TTArtisan 50mm f/1.2 Cは、2021年2月に発売されたAPS-Cミラーレスカメラ用のMF単焦点レンズです。ソニーEマウントでは50mmが35mm判換算76mm相当となり、標準域より狭い範囲を切り取る中望遠レンズとして使用できます。

特徴は、この焦点距離にF1.2という大口径を組み合わせながら、最大径約62mm、全長約55mm、重量約335gにまとめていることです。AFや電子制御を備えたレンズとは方向性が異なり、フォーカスと絞りを手動とするシンプルな構成で、F1.2の明るさとコンパクトな外形を両立しています。

特徴①|76mm相当とF1.2で被写界深度を大きく変えられる

レンズ構成は5群7枚で、そのうち3枚に高屈折低分散レンズを採用しています。開放F値はF1.2、最小絞りはF16で、絞り羽根は10枚です。

ソニーのAPS-C機では35mm判換算76mm相当となり、人物など特定の被写体へ視線を集中させやすい画角になります。F1.2まで開ければ、同じ焦点距離と撮影距離でより暗いF値を使う場合より被写界深度を浅くでき、背景との分離を大きく取りたい撮影にも利用できます。

また、F1.2は光量の少ない場面でシャッタースピードを確保するためにも使えます。ただし、開放付近ではピントを合わせられる範囲も狭くなるため、MFで狙った位置へピントを合わせる操作まで含めてF1.2を使いこなすレンズです。

特徴②|金属製の小さな鏡筒を、フォーカスと絞りの両方で操作する

外装にはアルミニウム合金を採用し、最大径約62mm、全長約55mmという短い鏡筒にまとめられています。フィルター径も52mmで、F1.2の中望遠レンズでありながら、カメラバッグの中で大きなスペースを必要としないサイズです。

フォーカスはMF専用で、レンズのフォーカスリングを回してピントを合わせます。絞りもレンズ側のリングで操作する方式で、絞りリングにはクリックが設けられているため、段階を確認しながらF1.2からF16まで変更できます。

一方、重量は約335gあり、外形の小ささに対して極端に軽量なレンズではありません。AF機構を省いた単焦点というだけでなく、金属製の鏡筒とF1.2の光学系を短いボディに凝縮したレンズと考えると、このサイズと重量の関係が分かりやすくなります。

購入前に知っておきたいこと|APS-C専用・MF・電子接点なし

本レンズはAPS-Cセンサー向けに設計されており、ソニーEマウントのフルサイズαシリーズでもマウント自体は共通ですが、35mmフルサイズのイメージサークルを前提としたレンズではありません。フルサイズボディで使用する場合には、APS-C/Super 35mm相当の撮影範囲で使うことになります。

また、カメラとの電子通信を行わないMFレンズのため、AFには対応せず、絞りもカメラ側からではなくレンズの絞りリングで設定します。使用時にはカメラ側で「レンズなしレリーズ」を許可する必要があり、焦点工房もこの設定をONにするよう案内しています。

最短撮影距離は50cmです。被写体へ大きく近づくことを得意とするレンズではないため、近接性能よりも76mm相当の中望遠画角とF1.2の明るさを目的として選ぶレンズです。

AFレンズとは違う基準で選ぶ50mm F1.2

ソニーEマウントにはAFに対応する単焦点レンズが数多く存在するため、素早くピントを合わせることやカメラとの電子連携を重視するなら、本レンズとは別の選択肢があります。TTArtisan 50mm f/1.2 Cの価値は、AF性能ではなく、76mm相当の中望遠とF1.2という組み合わせを小さなMFレンズとして使えることにあります。

F1.2だから常に開放で撮影する必要もありません。必要な被写界深度に応じて絞り込みながら、背景との分離や光量を大きく変えたい場面ではF1.2まで開けられるという選択肢を持てます。

電子制御を省いたことで、フォーカス位置と絞り値を撮影者自身が決める操作も本レンズの性格の一部です。カメラ任せの速さを求めるレンズではなく、構図を決め、絞りを選び、ピントを合わせてシャッターを切るという撮影工程そのものを重視する人に向いた設計です。

どんな撮影に向く?|中望遠F1.2を自分で操作して撮りたい人へ

TTArtisan 50mm f/1.2 Cは、人物などを76mm相当の中望遠画角で捉えながら、F1.2までの絞りを使って被写界深度をコントロールしたい撮影に向いています。全長約55mmなので、大口径中望遠を使いたい一方でレンズを長大にしたくない場合にも特徴が活きます。

一方、動く被写体をAFで追いたい場合や、カメラ側から絞りを操作したい場合、被写体へ大きく接近したい場合には別のレンズが適しています。F1.2の浅い被写界深度を活用するほどMFによるピント合わせもシビアになるため、明るさと操作性はセットで考える必要があります。

76mm相当の中望遠、F1.2、MF、そして約55mmの短い鏡筒。この組み合わせをソニーEマウントのAPS-Cボディで楽しめることが、TTArtisan 50mm f/1.2 Cを選ぶ中心的な理由です。

著者

ONE SCENE 編集部

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製品情報

カテゴリ単焦点レンズ
メーカー銘匠光学
タイプ中望遠
マウントSONY Eマウント

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製品
TTArtisan 50mm f/1.2 C [ソニーE用]

TTArtisan 50mm f/1.2 C [ソニーE用]

(本製品)

焦点距離50mm(35mm判換算:76mm相当)65mm85mm90mm135mm56mm(35mm換算:84mm)
F値F1.2〜16.0F2.0〜22.0F1.4〜16.0F2.8〜22.0F1.8〜22.0F1.4〜16.0
最短撮影距離50.0cm55.0cm85.0cm50.0cm70.0cm50.0cm
絞り羽根枚数10枚9枚11枚9枚11枚9枚
重量335g405g625g295g950g280g
発売日2021/02/122020/12/182020/08/272021/09/242019/04/192018/11/22
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