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SONY α7C R(ILCE-7CR)
SONY Eマウント
2023/10/13発売
フルサイズ一眼としては独特のコンパクトなフォルムで人気のSONY α7Cシリーズ。α7C IIと同時に発表されたα7CRはコンパクトかつプロが使うような超高画素機となりました。単に超高画素というだけでなく、SONYの最新技術が惜しげもなく投入されていて、単なるコンパクトなサブ機という位置づけではなく、新しい撮影スタイルを示すカメラとなっています。そんなα7CRの高性能っぷりをみていきましょう。
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著者: enoF
ウォークマンを生み出したSONYが作る新しいフルサイズ
SONYといえば、最近では「プレイステーション」や「Xperia」のイメージが強い企業ですが、ウォークマンのイメージが強い人も多いのではないでしょうか。
SONYの名前が世界的に、全世代に広がるきっかけとなった製品が1979年に発売されたウォークマンでした。それまで、音楽を楽しむには大きく重いプレイヤーが必要で、移動中に音楽を聞くにも重たいプレイヤーを持ち運ぶ必要がありました。SONYは、再生専用、ヘッドホン専用の小型プレイヤー「ウォークマン」を開発。ウォークマンは「音楽を携帯し気軽に楽しむ」という新しい文化を生み出しました。α7CRは、そんなウォークマンの存在を想起させます。
一眼カメラ、特に高画素のフルサイズ一眼は大きく、重く、撮影に使う場合はプロのカメラマンでなければ意気込んで使う必要があったりもします。しかし、α7CRはちょっと大きめのコンデジ程度のサイズ感で、6100万画素という高画素撮影をフルサイズセンサーの画質で撮影できます。
スマホに搭載されるカメラが高性能化する中、デジタル一眼との差が少なくなってきてはいます。条件によってはスマホとデジタル一眼で撮影した写真の差が少ないこともあります。しかし、フルサイズセンサーとスマホに搭載される小さなセンサーとの差は絶対的に大きなものがあります。やはり条件を問わず安定して高画質な写真を楽しむのであればデジタル一眼、フルサイズ一眼が必要となります。
そんなフルサイズ一眼を、そこまで肩肘張らずに、常に傍らにおいておけるサイズ感のカメラとして登場したのが、α7Cシリーズとなります。
α7C IIとの違いは
α7CRと同時に発表されたα7C II。この2機種は基本的にイメージセンサー以外の違いはありません。ボディは共通で、映像エンジンなども同じ。外見は左肩の型名以外では見分けはつかないでしょう。
性能面で見ると、イメージセンサーの違いで、細部に違いがあります。画素数はα7C IIが3,300万画素に対して、α7CRが前述の通り6,100万画素。2,000万画素がデジタル一眼のスタンダードになりつつある中で、3,300万画素は十分高画素といえるため、6,100万画素は超高画素となります。
製品 | ||
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価格 | 新品: 374,969円 中古: 326,580円 | 新品: 255,930円 中古: 256,580円 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.7×23.8mm) | フルサイズ(35.9×23.9mm) |
有効画素数 | 6,100万画素 | 3,300万画素 |
連続撮影速度 | 最高約8.0コマ/秒 | 最高約10.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | 490枚 | 530枚 |
重量 | 430g | 429g |
発売日 | 2023/10/13 | 2023/10/13 |
α7CRはこの超高画素イメージセンサーを搭載していることで、α7C IIと比較すると若干機能が制限される部分があります。
α7CRはα7C IIよりISO感度のレンジが狭くなっています。1画素あたりの受光素子が得られる光量が少なくなってしまうのでこの点は仕方のない部分と言えます。また、高画素化によって、連写速度や、連続撮影枚数など、使用メモリや使用電力増加による差があります。
付属品の違いとしてはα7CR、α7C IIの発売と同時に、エクステンショングリップGP-X2が発売されていますが、α7CRのみ同梱されているので、別で購入する必要がありません。
α7CRとα7C IIは価格差がかなりあるので、サービス的な意味合いもありつつ、高画素機は手ブレにシビアでもあるので、よりしっかりホールドするためといった意味合いもありそうです。
GP-X2はロック機構を外すとボディのバッテリー収納部分で折り曲がるようになっており、GP-X2を装着したままでもバッテリー交換ができます。コンパクトさが魅力のα7CRではありますが、ポートレートなどより手ブレに配慮して撮影したい場合や、望遠レンズなどの重たいレンズと組み合わせたときにホールド感やバランスを向上させたい場合にはGP-X2の装着がおすすめとなりそうです。
他、α7シリーズととの違いは
ここ数年、フルサイズミラーレスは年々目まぐるしく進化しています。それによって、起こっている現象が他機種とのヒエラルキーの混乱です。
α7CRとα7C IIは「C」、他のα7シリーズのコンパクト版ということで、α7R Vやα7 IVの下位モデルという印象があります。しかし、実際にはα7CRはα7R Vに迫る性能がありながら、安価でコンパクト、α7C IIはα7 IVを凌駕する性能がありながら安価でコンパクトなモデルとなっています。
α7CR、α7C IIは単純にコンパクト化されただけのモデルではありません。もちろん、センターEVFを持つα7R Vやα7 IVと比較すると、小型化されたボディでは、ボタン類が簡略化されたり、ファインダー視野率が低かったり、といった物理的なスペースの問題で省略されている部分はあります。
一方で、内部的には、α7CRにはα7R Vと同等のイメージセンサーが採用されていて、映像エンジンもBIONZ XRとAIプロセッシングユニットを搭載し、ほぼ同等の映像性能、AF性能があります。
流石にα7CRがα7R Vを凌駕する性能の部分はコンパクトさと除くとほぼありません。唯一あるのは動画撮影時にLUT/PPLUTにα7CRのみが対応しているという点です。LUT/PPLUTはCinema Line カメラFX30やVLOGCAM ZV-E1に搭載されている昨日で、log撮影時にLUTをあてた状態で撮影できる機能です。log撮影をスムーズに助けてくれます。
α7 IVと比較すると、α7CR、α7C IIは優位点が多くあります。ボディ内手ぶれ補正は、α7 IVの5.5段から進化して、約7段分の補正効果が得られます。α7 IVが発売された2022年から、α7CR、α7C IIが発売されるまでの1年分の進化がコンパクトなボディには詰め込まれています。
α7CR、α7C II、α7R Vに搭載されているAIプロセッシングユニットも1年分の進化です。AIプロセッシングユニットによって、より高精度で様々な被写体をAF追従させることができます。これは最新のAPS-C一眼、α6700にも搭載されていて、このように、APS-C、フルサイズ関係なく、最新技術が次々とヒエラルキーに関係なく投入されていくというのはSONY製品の特徴ともいえます。
愛用者のコメント
一見すると、コンパクトデジタルカメラと見紛うほどの小型軽量ボディながら、得られる写真は極めて緻密かつ高精細。フルサイズセンサー搭載のデジタルカメラにおいて、唯一無二の存在ではないでしょうか。
初代α7Cの小型軽量ボディを踏襲しつつ、6,100万画素のフルサイズセンサーと最新のAIAFを搭載。上位機種のα7RVに引けを取らない機能を持ちつつ、手のひらサイズに凝縮されたボディは高い機動性を誇り、持ち運びが苦にならない、これがα7CRを選択した最大の理由です。
普段は子どもたちと一緒に外出するため、荷物も多く、写真撮影は“片手間”にならざるを得ない場合も多いのが正直なところです。そのような状況でも、ふと目に留まった素敵な瞬間を写真に収めたいものです。α7CRは、例えば小型の単焦点レンズと組み合わせれば片手撮影も容易なため、“片手間”の撮影に最適です。
サイズ以外は多くの点がα7RVと同等であるため、本格的な写真撮影ももちろん可能。何気ない日常から撮影旅行まで、幅広いシーンで活躍できるカメラだと思います。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- AIプロセッシングユニット搭載でAFの食いつきが段違い
- 超高画素カメラをどこでも持ち運べるという素晴らしいコンセプト
- 風景撮影などで目的地まで徒歩が必要なときはこのカメラが最適
- オールドレンズを高画素で楽しめる面白いカメラ
- α7R Vと同じセンサーと考えると割安感がある
コンパクトかつ超高画素機ということで、そういったニーズがあるユーザーには唯一無二の選択肢といえます。
■ ネガティブレビュー
- 高画素機なのでカードスロットは2つ欲しい
- α7C IIは動画向き、α7CRはスチール向きといった印象
- 初代α7Cからの値上がりがちょっときつい
- 小型だとシャッター先幕非搭載は仕方ないかという感じ
- サブ機というより、単にコンパクトを求める人向きかも
コンパクト=廉価版と考えてしまうと、価格がネックになるようですが、小さなボディにこれだけの性能が詰まっていると考えると、その価格も納得ではないでしょうか。
まとめ
プロフェッショナル向けフルサイズミラーレス、α7R Vを箱型コンパクトボディにぎゅっと凝縮したようなカメラ、α7CR。
ただα7CRはα7R Vのコンパクトで廉価版というようなカメラではなく、6,100万画素という超高画素を持ち運びやすく楽しむために、限りなくα7R Vに近づけたカメラです。
一眼レフをよく知る世代にとって、ペンタプリズムを連想させるセンターファインダーのあるデザインがスタンダートという印象がありますが、箱型ボディのα7Cシリーズはフルサイズミラーレスをより自由にし、カメラを持ち運び、撮影することへの新たな価値観を生み出すカメラとなりそうです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ミラーレス一眼 > ハイアマチュア
SONY α7C R(ILCE-7CR)
新品: 380,493円 / 中古: 352,880円
新品: 377,270円 / 中古: 326,580円
新品: 374,969円 / 中古: 326,580円
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製品情報
カテゴリ | ミラーレス一眼 |
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メーカー | SONY |
タイプ | ハイアマチュアモデル |
マウント | SONY Eマウント |
関連製品
製品 | SONY α7C R(ILCE-7CR) (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 374,969円 中古: 326,580円 | 新品: 255,930円 中古: 256,580円 | 新品: 437,800円 中古: 362,700円 | 新品: 288,000円 中古: 212,000円 | 新品: 88,268円 中古: 71,980円 | 新品: 183,384円 中古: 112,800円 |
センサーサイズ | フルサイズ(35.7×23.8mm) | フルサイズ(35.9×23.9mm) | フルサイズ(35.7×23.8mm) | フルサイズ(35.7×23.8mm) | APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm) | フルサイズ(35.6×23.8mm) |
有効画素数 | 6,100万画素 | 3,300万画素 | 6,100万画素 | 6,100万画素 | 2,420万画素 | 1,220万画素 |
連続撮影速度 | 最高約8.0コマ/秒 | 最高約10.0コマ/秒 | 最高約10.0コマ/秒 | 最高約10.0コマ/秒 | 最高約11.0コマ/秒 | 最高約5.0コマ/秒 |
4K対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
撮影可能枚数(ファインダー) | 490枚 | 530枚 | 440枚 | 530枚 | 310枚 | 310枚 |
重量 | 430g | 429g | 638g | 580g | 410g | 584g |
発売日 | 2023/10/13 | 2023/10/13 | 2022/11/25 | 2019/09/06 | 2016/12/02 | 2015/10/16 |