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定額買取
SIGMA 50mm F1.2 DG DN|Art [ソニーE用]
SONY Eマウント
2024/04/18発売
2012年に35mm F1.4 DG HSMを発売し、絞り開放からシャープな像を結ぶ大口径単焦点レンズのブームを生み出したSIGMA。そんなSIGMAが次はフルサイズミラーレス用レンズにおいて、新たなブームを生み出そうとしています。50mm F1.2 DG DN|Art はコンパクトさと光学性能という相反するものを高次元で融合したカメラ。新スタンダードとなりそうな50mm単焦点レンズの性能をみていきましょう。
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本体の買取額:141,700円(定額)
ユーザーのニーズに応えるSIGMAが生み出した50mmの新基準
SIGMAはデジタルカメラ黎明期から、50mm F1.4 EX DG HSMなど、様々な標準域の単焦点レンズを発売してきました。
開放F値やサイズ、価格など、ユーザーのニーズに合わせて多種多様なレンズを発売してきた結果、複雑化してしまった選択肢を整理するために生まれたレンズシリーズが「Art」「Sports」「Contemporary」の3つのシリーズ。近年では、Iシリーズなど、さらに個性的なレンズもラインナップさせています。
話を50mmの単焦点レンズに戻すと、初代Artレンズである35mm F1.4 DG HSMの「妥協なき光学性能の追求」というコンセプトを継承して発売されたArt初の50mmが50mm F1.4 DG HSM|Art。35mm Artが発売されて以降、これまた多くのユーザーから待望論が出ていたレンズが50mmの単焦点。
その後、フルサイズミラーレスの登場で、Art2代目50mmの50mm F1.4 DG DN | Artがフルミラ専用レンズとして発売されました。このフルミラ用50mm F1.4|Artまでの流れは、まさに妥協なき光学性能の追求のためというコンセプトに集中したレンズ設計がなされています。
そんな流れの中で、SIGMAが次にArtラインに投入した50mmの単焦点は50mm F1.2 DG DN|Art。Artラインとしては初の50mm F1.2となりました。
驚きなのが、50mm F1.2 DG DN|Artが50mm F1.4|Artとほぼ同じサイズだということ。フィルター径は同じ72mm、鏡筒サイズはF1.4が78.2×111.5mmに対して、F1.2が81×110.8mmと、全長ではF1.2が僅かに短いという驚異のコンパクトさ。
流石にF1.2は構成レンズ枚数が多いので重量は80g重くなっていますが、コンパクトなArtレンズが登場したことは多くのユーザーの注目を集めました。
製品 | ||
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価格 | 新品: 215,725円 中古: 172,040円 | 新品: 120,360円 中古: 92,100円 |
焦点距離 | 50mm | 50mm |
F値 | F1.2〜16.0 | F1.4〜16.0 |
最短撮影距離 | 40.0cm | 45.0cm |
絞り羽根枚数 | 13枚 | 11枚 |
重量 | 740g | 660g |
発売日 | 2024/04/18 | 2023/02/23 |
純正レンズかSIGMAかは好みで選ぶ
さて、コンパクトなArtレンズ、50mm F1.2 DG DN|ArtはLマウントとSONY Eマウントに対応しています。SONY Eマウントでは2021年にFE 50mmF1.2 GMが発売されています。
SONY純正レンズの中でも最高峰グレード、GMレンズのFE 50mm F1.2 GMとSIGMAの最高峰レンズ、Artラインの50mm F1.2 DG DN|Art。どちらのレンズを選ぶかは非常に悩ましいところです。
製品 | ||
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価格 | 新品: 215,725円 中古: 172,040円 | 新品: 268,160円 中古: 198,500円 |
焦点距離 | 50mm | 50mm |
F値 | F1.2〜16.0 | F1.2〜16.0 |
最短撮影距離 | 40.0cm | 40.0cm |
絞り羽根枚数 | 13枚 | 11枚 |
重量 | 740g | 778g |
発売日 | 2024/04/18 | 2021/04/23 |
光学性能はどちらも最高峰レンズということで、2本とも50mm単焦点レンズで「最もシャープなレンズ」と評価されています。
細かく見ると、SIGMAは中央では純正をわずかに上回る解像力がある一方で、周辺部では純正が勝るという評価になっています。中央部のシャープネスはArtレンズの伝統とも言える部分なので、そこで純正レンズを上回るというのは流石SIGMA Artレンズと言えます。
SIGMA 50mm F1.2 DG DNの光学的な特徴としては軸上色収差が非常に良く補正されている点で、色にじみはほとんど見られず、これが中央部の非常に高い解像力につながっています。その性能を支えているのが純正レンズの10群14枚よりも多い、12群17枚の構成レンズ。
また、SIGMAは高い工作精度で非常に薄いレンズを採用することで純正よりも3枚多いレンズ構成でありながら、純正の778gよりも軽い740gとなっています。価格も2024年4月のSIGMA 50mm F1.2発売時点で5万円ほどのアドバンテージがあります。
一方で純正レンズは、サードパーティレンズが非対応の毎秒15コマ以上の高速連写や、フォーカスブリージング補正が可能というカメラボディの設定部分にアドバンテージがあり、レンズ選択の場合はこの部分も考慮する必要がありそうです。また、SONY GMレンズは柔らかなボケ感に定評があり、FE 50mm F1.2 GMはポートレートに最適とされています。
価格やサイズはそこまで決定的な差とは言えないのでレンズ選びでは、SIGMAらしい、中央部のカリカリのシャープネスをとるのか、純正の柔らかなボケ感をとるのかという描画性能の違いを撮影者の好みで選ぶという方法も一つの選択肢といえます。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- Artが小型軽量にトライしてくれて歓迎
- フォーカスブリージングは少ないので補正なしでも大丈夫
- 他の単焦点もSIGMAで揃えているので50mmも当然SIGMA
- 85mmなどの中望遠も期待したくなるサイズ感
- 歪曲、色収差、周辺減光などもしっかり抑えられていて、さすがArtと感じさせる
Artでも小型という扱いやすさに好感を覚えたレビューが多く見られました。
■ ネガティブレビュー
- SONY純正と性能も価格も近いと、連写制限がかかってしまうのがネックになる
- ポートレートで使うならボケ感や雰囲気を重視したい
- 85mmなどの中望遠も期待したくなるサイズ感
- 解像力は文句なしなだけにボケ感が硬いのが残念
- コスパを考えるとF1.4で十分に感じる
やはり純正と価格差がまだ少ないので、Eマウントでは社外レンズの制限がウィークポイントとなっています。
まとめ
SIGMAが新たに打ち出した「Artでもコンパクト」という新たなコンセプト。50mm F1.2 DG DN|Artはそんな新たなArtレンズの流れを感じさせるレンズです。
コンパクトさと光学性能は相反するもののように思われますが、50mm F1.2 DG DNは非球面レンズ4枚を含む12群17枚の構成レンズという贅沢な仕様で、解像力は50mm史上最高とも評価されます。
自社工場で完全国内生産のSIGMAの技術を生かし、Artを名乗るにふさわしい光学性能と、ミラーレスにふさわしいサイズ感を両立させたレンズです。
価格情報
単焦点レンズ > 標準
SIGMA 50mm F1.2 DG DN|Art [ソニーE用]
新品: 219,672円 / 中古: 172,040円
新品: 215,725円 / 中古: 174,720円
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本体の買取額:141,700円(定額)
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | SIGMA |
タイプ | 標準 |
マウント | SONY Eマウント |
関連製品
製品 | SIGMA 50mm F1.2 DG DN|Art [ソニーE用] (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 215,725円 中古: 172,040円 | 新品: 209,000円 中古: 172,000円 | 新品: 180,800円 中古: 153,800円 | 新品: 88,388円 中古: 68,310円 | 新品: 120,360円 中古: 92,100円 | 新品: 81,220円 中古: 63,200円 |
焦点距離 | 50mm | 50mm | 50mm | 50mm | 50mm | 50mm |
F値 | F1.2〜16.0 | F1.0〜16.0 | F1.4〜16.0 | F2.0〜22.0 | F1.4〜16.0 | F2.5〜22.0 |
最短撮影距離 | 40.0cm | 45.0cm | 38.0cm | 45.0cm | 45.0cm | 31.0cm |
絞り羽根枚数 | 13枚 | 12枚 | 11枚 | 9枚 | 11枚 | 7枚 |
重量 | 740g | 590g | 516g | 345g | 660g | 174g |
発売日 | 2024/04/18 | 2024/03/31 | 2023/04/21 | 2023/04/21 | 2023/02/23 | 2021/04/23 |