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TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063) [ニコンZ用]
Nikon Zマウント
2024/04/18発売
TAMRONの大人気レンズ、28-75mm F/2.8 Di III VXD G2。このレンズのNikon Zマウント対応版が2024年4月に発売されました。Nikonユーザーとしてはサードパーティ製レンズが続々発売されることで選択肢が増えることを歓迎する一方で、選択肢が増えたことでの贅沢な悩みも出てきます。28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の性能、立ち位置をみていきましょう。
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本体の買取額:73,400円(定額)
著者: enoF
TAMRONの手頃なF2.8標準ズームがZマウントに対応
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2は2021年にSONY Eマウント用レンズとして発売されました。焦点距離を一般的な標準ズームレンズで使われる24‐70mmという焦点距離よりもやや望遠寄りの28‐75mmとして収差補正など光学的に余裕をもたせたことで、開放F2.8通しという明るさのレンズながら手のひらに収まるサイズのコンパクトさを実現。
価格も10万円前後で購入出来るという、大三元レンズとしてはお値打ちな価格設定で大人気となりました。大手販売店のズームレンズ売上上位に長らくランクインし続けていることがその人気っぷりを表しています。
同じサードパーティレンズメーカーのSIGMAがミラーレスではどちらかというと単焦点レンズに力を入れている一方で、TAMRONはズームレンズに力を入れている印象があります。28-75mm F/2.8 Di III VXD G2は、まさにそんなTAMRONを象徴するかのようなレンズ。
旧型の28-75mm F/2.8 Di III RXDもG2同様にサイズと価格から人気のレンズでしたが、リニューアルしたG2はAF、光学性能、ビルドクオリティと全ての面でレベルアップしたことで新型はさらなる人気を獲得しました。
AFは旧型のRXD、ステッピングモーターから、VXD、リニアモーター駆動に変更されたことで、AF速度、精度、共に向上し、純正レンズに近いAFの食いつきを実現。
光学性能は従来の12群15枚から15群17枚と構成枚数も増え、全体的な改造性能アップに加え、逆光耐性や周辺光量落ちなどあらゆる面で向上。特に四隅の解像力はSONYの純正レンズであるFE 24-70mm F2.8 GMよりも高い数値をマークするなど、高評価となっています。
また、TAMRONらしい柔らかなボケ味は旧型からさらに磨きがかかっており、いわゆる「TAMRONボケ」というボケ味とフルミラの性能を引き出す解像性能が楽しめるレンズとなっています。
純正の同じ焦点距離のレンズとの比較は
実はNikon Zマウントに対応した28-75mm F/2.8 Di III VXD G2は、「いわくつき」のレンズ。
とはいっても、別に心霊的な何かがあるわけでもなく、ユーザー目線で言うと、ネガティブな要素は一つもないのですが、28-75mm F/2.8 Di III VXD G2がZマウントに対応したことで、様々な噂が飛び交うことになりました。
その理由は、Nikon純正レンズである、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8の存在。公表されているわけではありませんが、28‐75という特徴的な焦点距離、TAMRONとNikonがOEMの委託関係があることを考えれば、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8はTAMRONがOEMしたものと考えることが自然です。
NIKKOR Z 28-75mm f/2.8はレンズ構成を見ると、28-75mm F/2.8 Di III RXDベースで設計されたレンズであるとわかります。 そのため、価格は28-75mm F/2.8 Di III VXD G2とほぼ同等ですが、光学性能的には全体的に28-75mm F/2.8 Di III VXD G2が上。
製品 | ||
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価格 | 新品: 102,505円 中古: 95,950円 | 新品: 111,645円 中古: 99,800円 |
焦点距離 | 28-75mm | 28-75mm |
F値 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 |
最短撮影距離 | 18.0cm | 19.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 |
重量 | 550g | 565g |
発売日 | 2024/04/18 | 2022/01/28 |
G2がOEMとして販売されることなく、TAMRONオリジナルブランドとして販売されたことで、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8の後継レンズが不透明であること、今後のNikonとTAMRONの関係についてなど、様々な噂が飛び交うことになりました。今後、50-400mmなどTAMRONが得意とする高倍率ズームレンズがNikonブランドで発売されるのか、TAMRONオリジナルで発売されるのか興味深いことになります。
とはいえ、ユーザーとしてはどちらのブランドで発売されるにしろ、サードパーティレンズが増えて、Zマウントレンズの選択肢が充実していくことは明らかで、今後のレンズ選びが楽しみになりそうです。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 旧型との性能差は大きいので、TAMRONブランドの新型一択。
- ビルドクオリティが高く、純正に劣らぬ質感のレンズ。
- 設定できるカスタムボタンが鏡筒にあるので操作性も高い。
- TAMRONらしいボケ感が好みのレンズ
- 軽いので持ち出す頻度が圧倒的に増える
軽さと価格、描画性能のバランスが良く、撮影頻度を増やすレンズとして高評価となっています。
■ ネガティブレビュー
- ズームリングの質感はやや安っぽさを感じる
- MF切り替えスイッチはつけて欲しかった
- ピクセル等倍で細かいとこまでチェックするのならやはり純正Sレンズに期待したくなる
- 細かいキズがつきやすいところが気になる
- 旧型の方がスッキリしたデザインで好み
Nikon Zユーザーとしてはやはり最上を求めるなら、価格度外視でNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sという選択肢になるようです。
まとめ
旧型の28-75mm F/2.8 Di III RXDがNIKKOR Z 28-75mm f/2.8としてOEMされていたことでも馴染みのあるTAMRON 28-75mm F/2.8の最新レンズ、28-75mm F/2.8 Di III VXD G2がZマウント対応レンズとして発売されました。
今後、TAMRONからどの様なZマウントレンズが発売されるのか興味深いところですが、ユーザーとしてはレンズの選択肢が増えることは歓迎。
なにより、28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 Zマウントの存在は、手頃な価格でF2.8通し標準ズームレンズが手に入れられるということで、Zマウントレンズをこれから揃える新規のZユーザーにとっては非常に嬉しい存在となります。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ズームレンズ > 標準
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063) [ニコンZ用]
新品: 113,894円 / 中古: 95,950円
新品: 102,505円 / 中古: 97,450円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:73,400円(定額)
製品情報
カテゴリ | ズームレンズ |
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メーカー | TAMRON |
タイプ | 標準 |
マウント | Nikon Zマウント |
関連製品
製品 | TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063) [ニコンZ用] (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 102,505円 中古: 95,950円 | 新品: 199,818円 中古: 189,140円 | 新品: 138,046円 中古: 136,800円 | 新品: 111,645円 中古: 99,800円 | 新品: 46,000円 中古: 30,520円 | 新品: 30,899円 中古: 14,800円 |
焦点距離 | 28-75mm | 35-150mm | 24-120mm | 28-75mm | 24-50mm | 16-50mm(35mm換算:24-75mm) |
最短撮影距離 | 18.0cm | 33.0cm | 35.0cm | 19.0cm | 35.0cm | 25.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 7枚 | 7枚 |
重量 | 550g | 1,190g | 630g | 565g | 195g | 135g |
発売日 | 2024/04/18 | 2023/09/21 | 2022/12/08 | 2022/01/28 | 2020/08/28 | 2019/11/22 |